第9章 専用線IP接続の設定


本章では、専用線IP接続を行うための設定について説明します。

専用線IP接続には、以下の2種類があります。

  ISP・専用線IP接続
ISDN専用線、またはアナログ専用線を使用して、ISPと常時接続を行う機能です。
ISP・専用線IP接続を行うためには、ISPと専用線接続契約が必要です。
【 環境例 】
  専用線IP接続
ISDN専用線、またはアナログ専用線を使用して、事業所間等で常時接続を行う機能です。
【 環境例 】
 



  「専用線IP接続の設定」画面を開く

以下の手順で「専用線IP接続の設定」画面を開いて下さい。

[接続動作の設定]ボタンをクリックして
 [ISP・専用線IP接続]
  または....
 [専用線IP接続]
を選択した後、[詳細 設定]ボタンをクリックして下さい。
 ※ 専用線接続が選択できない場合、モデム/TAの設定を確認して下さい。
   アナログ専用線を使用する場合は 4-8-2 アナログ専用線の設定 を参照して下さい。
   ISDN専用線を使用する場合は 4-8-3 ISDN専用線の設定 を参照して下さい。
「専用線IP接続の設定」画面が開きます。
 ※ 上記画面は「専用線IP接続」の例です。
「ISP・専用線IP接続」を選択して、[詳細 設定]ボタンをクリックした場合、そのシリアルポートがデフォルトゲートウェイとなります。



  専用線IP接続の各設定について

以下の各項目を参照して下さい。

ISPやLAN管理者等から提供された接続情報等の資料を用意して下さい。


 8-3/9-1 ルーティングの設定
 (LAN型ダイヤルアップIP接続/専用線IP接続共通)
 → LAN内から送られたTCP/IPパケットを、どのように処理するかの設定を行います。

 8-4/9-2 IPアドレス変換(専用線NAT)の設定
 (LAN型ダイヤルアップIP接続/専用線IP接続共通)
 → IPアドレス変換(グローバルIPアドレスを、同数以上のプライベートIPアドレスに変換するため)の設定を行います。

 7-5/8-7/9-3 ネームサーバーの設定
 (RASサーバーIP接続/LAN型ダイヤルアップIP接続/専用線IP接続共通)
 → DNSサーバーのIPアドレスの設定を行います。

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専用線IP接続の設定が全て完了しましたら、「専用線IP接続の設定」画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。




第12章 設定の保存(更新)/読み込み へ進んで下さい。

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