4-8-5 NetGenesis Plusの内蔵モデムの設定


NetGenesis Plusの内蔵モデム(モデムポート)の設定について説明します。

  ※ モデムポートの設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。
(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)

NetGenesis Plusの内蔵モデムをお使いになる前に、必ず NetGenesis Plus 内蔵モデムをお使い頂くにあたって を参照して下さい。(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


以下の各設定を行って下さい。

  回線の種類の選択
  通信モードの選択と追加ATコマンド(オプション)の設定
  スピーカ音量の選択


上記の各設定が終わりましたら、以下へ進んで下さい。

  4-8-4 通信速度の設定


NetGenesis Plusの内蔵モデムのATコマンド等については、以下を参照して下さい。

  NetGenesis Plus 内蔵モデムのATコマンドとリザルトコード

4-8 モデム/TAの設定 へ戻る



  回線の種類の選択

回線の種類の選択について説明します。

[回線の種類]欄の中から、内蔵モデムに接続する回線の種類を選択して下さい。

(アナログ専用線に接続する方は こちら を参照して下さい。)

  アナログ:プッシュ回線(トーン)
電話機からダイヤルしたときに、「ピッポッパ、、、」と聞こえる回線です。

  アナログ:ダイヤル回線(パルス)
電話機からダイヤルしたときに、「ブツブツ、、、」と聞こえる回線です。


間違った回線の種類を選択すると、正しく通信することができませんので注意して下さい。


回線の種類の選択が完了しましたら 通信モードの選択と追加ATコマンド(オプション)の設定 へ進んで下さい。

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  アナログ専用線の選択/専用線接続ATコマンドの入力

アナログ専用線の選択、専用線接続ATコマンドの入力について説明します。

[回線の種類]欄の中から、[アナログ:専用線(発信側)]か[アナログ:専用線(着信側)]を選択し、接続に必要なATコマンドを入力して下さい。

  アナログ:専用線(発信側)を選択した場合
[専用線接続ATコマンド (専用線接続時 必須)]欄に、「ATD」を入力して下さい。


  アナログ:専用線(着信側)を選択した場合
[専用線接続ATコマンド (専用線接続時 必須)]欄に、「ATA」を入力して下さい。




アナログ専用線の選択/専用線接続ATコマンドの入力が完了しましたら 通信モードの選択と追加ATコマンド(オプション)の設定 へ進んで下さい。

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  通信モードの選択と追加ATコマンド(オプション)の設定

[登録されている通信モード一覧]の中から、使用する内蔵モデムの通信モードを選択します。

  通信モードの選択

登録されている通信モードは、以下の2種類です。

  Built-in Modem : 56Kbps Mode (工場出荷値で選択済み)
V.90、K56flexの両方が有効な通信モードです。(最大受信速度56Kbps)
 ・ V.90、K56flexのISPとの通信時、回線状況・品質の問題等により通信が安定しない場合、「Built-in Modem : 33.6Kbps」を選択するか 追加ATコマンド(オプション)の設定 を参照して下さい。(接続速度の設定を行って下さい。)

  Built-in Modem : 33.6Kbps
V.90、K56flexの両方を無効にし、V.34(最大送受信速度33.6Kbps)で接続する通信モードです。
 ・ [回線の種類]で「アナログ専用線」を選択した方は、必ずこちらを選択して下さい。
 ・ RASサーバーIP接続やLAN型ダイヤルアップIP接続を使用する場合(着信を行う場合)、接続相手のモデムによってはこのモードを選択すると、より安定した通信が可能になることがあります。
こちらの通信モードを選択する場合、「Built-in Modem : 33.6Kbps」を選択して(1)、[選択]ボタンをクリックして下さい。(2)
[現在 選択されている通信モード]欄に「Built-in Modem : 33.6Kbps」が表示されます。(3)


通信モードの選択が完了しましたら 追加ATコマンド(オプション)の設定 へ進んで下さい。

  アナログ専用線を選択した方スピーカ音量の選択 へ進んで下さい。

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  追加ATコマンド(オプション)の設定

追加ATコマンドの設定について説明します。
(必要に応じて設定して下さい。)

追加ATコマンドを入力する例としては、以下のようなケースがあります。

  V.90対応のISPと通信している際、通信が安定しない場合
(ISPとの接続速度を下げたい場合)
電話回線の状況・品質によってはこのような状況になることが稀に発生します。ISPとの接続速度を下げることにより、通信が安定することがあります。

[追加ATコマンド(オプション)]欄で設定するATコマンドは、接続を行う直前に内蔵モデムへ送られます。
NetGenesis Plusの内蔵モデムのATコマンド等については NetGenesis Plus 内蔵モデムのATコマンドとリザルトコード を参照して下さい。


以下はISPとの接続速度の最高速度を46667bpsにする追加ATコマンドを設定した例です。

(AT+MS=,,,46667コマンドを追加しています。)


追加ATコマンド(オプション)の設定が完了しましたら スピーカ音量の選択 へ進んで下さい。

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  スピーカ音量の選択

内蔵モデムのスピーカ音量の選択について説明します。

以下の内蔵モデムのスピーカ音量を選択して下さい。

  ミュート
モデムスピーカーをOFFにします。
  音量・小
モデムスピーカーを小音量にします。
  音量・中(工場出荷値)
モデムスピーカーを中音量にします。
  音量・大
モデムスピーカーを大音量にします。

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以上で「モデムポートの設定」画面の設定は完了です。

4-8-4 通信速度の設定 へ進んで下さい。

  アナログ専用線を選択した方使用可能なモデムの条件と回線の接続について (4-8-2 アナログ専用線の設定)へ進んで下さい。