3-3 MacOSへのインストールと起動方法


NetGenesisの各設定を行うために必ず必要な、以下の内容について説明します。

以下の各項目を参照して下さい。

  3-3-1 Java動作環境について/NWG設定サーバーのインストール方法
  3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法
  3-3-3 NWG設定サーバーの終了方法


NWG設定サーバーの起動オプション(ポート番号の変更等)については、以下を参照して下さい。

  3-5 NWG設定サーバーの起動オプションについて


NWG設定サーバーのアンインストールについては、以下を参照して下さい。

  3-6 NWG設定サーバーのアンインストールについて

第3章 NWG設定サーバーのインストールと起動方法 へ戻る



NWG設定サーバーとWWWブラウザの起動が完了しましたら、第4章 NetGenesisの基本設定 へ進んで下さい。


3-3-1 Java動作環境について/NWG設定サーバーのインストール方法


NWG設定サーバーのインストール方法について説明します。

NWG設定サーバーはMacOS 7.6.1以降(PowerPC以降)で動作します。
  68030/68040(及びそれ以前)のMacintoshでは動作しません。
  PowerPC Upgrade を行ったMacintoshでの動作保証はしておりません。
  MacOS X では動作しませんので、NetGenesisの設定を行うことはできません。
ただし、TCP/IPの設定を行うことにより、NetGenesisを経由してインターネットへ接続することは可能です。
(NWG設定サーバーはMacOS 7.6.1〜9.1 で動作します。)
ただし、TCP/IPの設定を行うことにより、NetGenesisを経由してインターネットへ接続することは可能です。
MacOS X をお使いの方は、2-4 MacOSの設定 及び 2-5 ソフトウェアの設定 を参照してTCP/IPとWWWブラウザの設定を行って下さい。
(NWG設定サーバーのインストールやNetGenesisの設定はMacOS 9.1を起動して行うか、LAN内の別のパソコンで行う等して下さい。)


以下の各項目を参照して下さい。

 NWG設定サーバーのインストール方法
 Java動作環境(MRJ)について

  MacOS 7.6.1〜8.5を使用している場合にのみ参照して下さい。
Java動作環境(MRJ)は、NWG設定サーバーを起動するために必要です。
(MacOS 8.6以降は、OS標準でJava動作環境が搭載されているため不要です。)

3-3 MacOSへのインストールと起動方法 へ戻る



Java動作環境とNWG設定サーバーのインストールが完了しましたら、3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。



  NWG設定サーバーのインストール方法

NWG設定サーバーのインストール方法について説明します。

アンチウィルスソフトウェアが常駐している場合、インストールを行う前にいったん無効にして下さい。
詳しくは、アンチウィルスソフトウェアのマニュアルを参照して下さい。


以下の手順でインストールを行って下さい。
  1. パソコンのCD-ROMドライブに、付属のCD-ROMをセットして下さい。

  2. デスクトップ上のCD-ROMのアイコン(NWGxx)をダブルクリックして下さい。

  3. 4std-sw」フォルダをダブルクリックし、「NWGSet.sea」ファイルをダブルクリックして下さい。



  4. [continue]ボタンをクリックして下さい。

  5. ファイルの保存場所を指定します。

    保存場所を指定して、[保存]ボタンをクリックして下さい。
    (初期値では「NWGset」フォルダにコピーします。)




  6. NWG設定サーバーのファイルのコピーが開始されます。




  7. ファイルのコピーが終わると、以下の画面が表示されます。

    [Quit]ボタンをクリックして下さい。




以上でインストールは完了です。

3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。

  MacOS 7.6.1〜8.5を使用している場合は Java動作環境(MRJ)について へ進んで下さい。



  Java動作環境(MRJ)について

Java動作環境(MRJ)について説明します。

Java動作環境(MRJ)は、NWG設定サーバーを起動するため必要です。

MacOS 7.6.1〜8.5の場合、MRJをインストールする必要があります。

Java動作環境(MRJ2.1.x)がすでにインストールされている、またはMacOS 8.6以降を使用している場合、3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。


以下の手順でJava動作環境(MRJ)をインストールして下さい。
(MRJ2.1.3をインストールします。)

  1. 「NWGset」フォルダ(インストール時にフォルダ名を変更した場合はそのフォルダ)の中の、「MRJ 2.1.3 Web Install.img」ファイルをダブルクリックして下さい。



    MRJのインストールにあたって(Disk Copyについて)
    MRJ2.1.3をインストールするためには、Disk Copyが必要です。
    「MRJ 2.1.3 Web Install.img」ファイルのアイコンが、右のようになっている場合、Disk Copyが必要となります。
    この場合、MRJ2.1.3をインストールする前に Disk Copyについて を参照して下さい。


  2. デスクトップ上にMRJのディスクがマウントされますので、ダブルクリックして下さい。




  3. 開いたフォルダ(「MRJ Install」フォルダ)の中の、「Installer」アイコンをダブルクリックして下さい。




  4. MRJのインストールが開始されますので画面の指示に従い、インストールを行って下さい。([同意]ボタン→[Install]ボタン)


  5. [Restart]ボタンをクリックして再起動して下さい。



以上でJava動作環境(MRJ)のインストールは完了です。

3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。




  DiskCopyについて

MRJ2.1.3をインストールするためには、Disk Copyが必要です。

MRJ2.1.3をインストールする前に、必ずDisk Copyをインストールして下さい。

  MacOS 8.1〜8.5の場合
MacOSのCD-ROMの中の、以下のフォルダに収録されています。
 「Mac OS 特別付録」フォルダ → 「Disk Copy」フォルダ
上記の「Disk Copy」フォルダをハードディスクにコピーして下さい。

  MacOS 7.6.1〜8.0の場合
以下のサイトからダウンロードして下さい。(2001年9現在)
 Disk Copy 6.3.3
 
アップルコンピュータ株式会社
 http://www.apple.co.jp/ftp-info/reference/disk_copy633.html
 ※ 上記のURLは予告なしに変わる可能性があります。予めご了承下さい。
NetGenesisの自動接続機能が有効の場合、上記リンク(アップルコンピュータ株式会社のURL)をクリックするとダイヤルアップIP接続が開始されますので注意して下さい。

Java動作環境について へ戻る


3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法


NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法について説明します。

必ず以下の順番で各ソフトウェアを起動して下さい。
 NWG設定サーバー 
 WWWブラウザ 
NWG設定サーバーが起動していないと、NetGenesisの設定を行うことができませんので、注意して下さい。


NWG設定サーバーの終了方法については、以下を参照して下さい。

  3-3-3 NWG設定サーバーの終了方法


NWG設定サーバーの起動オプション(ポート番号の変更等)については、以下を参照して下さい。

  3-5 NWG設定サーバーの起動オプションについて

3-3 MacOSへのインストールと起動方法 へ戻る



NWG設定サーバーとWWWブラウザの起動が完了しましたら、第4章 NetGenesisの基本設定 へ進んで下さい。



  NWG設定サーバーの起動方法

NWG設定サーバーの起動方法について説明します。

以下の手順でNWG設定サーバーを起動して下さい。
  1. 「NWGset」フォルダ(インストール時にフォルダ名を変更した場合はそのフォルダ)の中の、「NwgSetting」アイコンをダブルクリックして下さい。



     ※ 「NWG統合ツール」(回線の手動接続・切断やSYSLOG表示等を行うツール)については、NWG統合ツール ユーザーズマニュアル を参照して下さい。(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


  2. NWG設定サーバーが起動します。

    「Ready now.....」と表示されると起動完了です。



以上でNWG設定サーバーの起動は完了です。

設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。

【 注意 】  NetGenesisの設定が完了するまで、NWG設定サーバーは終了させないで下さい。

 ※ NWG設定サーバーの終了方法については 3-3-3 NWG設定サーバーの終了方法 を参照して下さい。


NWG設定サーバーの起動失敗について
以下の画面(メッセージ)が表示された場合、NWG設定サーバーの起動に失敗しています。
 ※ この場合、いったんNWG設定サーバーを終了して下さい。
終了方法については 3-3-3 NWG設定サーバーの終了方法 を参照して下さい。

原因は以下の3通りが考えられます。
  イーサネットボードが正しく動作していない。
(TCP/IPプロトコルが正しくセットアップされていない。)
イーサネットボードが正しく動作していない、あるいはTCP/IPプロトコルが正しくセットアップされていないとNWG設定サーバーは起動に失敗します。
NWG設定サーバーを起動する前に、イーサネットボードまたはTCP/IPプロトコルが正しくセットアップされているか確認して下さい。
(イーサネットボードのマニュアルや、MacOSのマニュアル等を参照して下さい。)
  TCP/IPの設定が間違っている。
MacOSのTCP/IP設定の[経由先]が「Ethernet」になっているか確認して下さい。
以下を参照して下さい。
  NetGenesisのDHCPサーバーを使用する場合
 →2-4-1 TCP/IPの設定(自動取得・MacOS 7.6.1〜9.1)
  NetGenesisのDHCPサーバーを使用しない場合
 →2-4-2 TCP/IPの設定(個別に設定・MacOS X)
  NWG設定サーバーを起動しようとしたパソコンで、ポート番号80が使用されている。(WWWサーバー等が起動している。)
NWG設定サーバーは、初期状態でポート番号80を使用しますが、他のソフトウェア等でポート番号80が既に使用されている場合、起動に失敗します。
以下のどちらかの対処を行って下さい。
  ポート番号80を使用しているソフトウェアを終了させた後、NWG設定サーバーを起動する。
  NWG設定サーバーが使用するポート番号を変更する。
 → 3-5 NWG設定サーバーの起動オプションについて を参照して下さい。
 ※ 例えば「Web共有」等がポート番号80を使用します。

3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ戻る



  設定画面(WWWブラウザ)の起動方法

WWWブラウザを使用してNetGenesisの設定を行うにあたっての、設定画面(WWWブラウザ)の起動方法について説明します。

WWWブラウザのスタートページについて
NetGenesisの設定を行うパソコンのWWWブラウザのスタートページ(WWWブラウザ起動時に表示するホームページ)は、空白ページにするか、NetGenesisのLAN内のローカルページ(「NetGenesis WWW設定」画面等)に設定することを推奨します。
インターネット上のページを設定した場合、NetGenesisの設定を行うためにWWWブラウザを起動するたびに、ダイヤルアップIP接続が行われることがあります。
(NetGenesisの設定を「自動接続機能・有効」にした場合。)
Netscape Communicator 4.7(Macintosh)の設定例
(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)

  NetGenesisの「自動接続機能」とは?
パソコンでインターネットを利用するソフトウェア(WWWブラウザやメールソフトウェア等)を操作することにより、自動的に回線接続を行う機能です。
(工場出荷値:自動接続機能・無効)
機能イメージ
(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


以下の手順でNetGenesisの設定画面を開いて下さい。
  1. WWWブラウザを起動して下さい。

  2. アドレス入力欄に以下のIPアドレスを入力して下さい。

      NWG設定サーバーを起動したパソコンでWWWブラウザを起動する場合
     → アドレス入力欄に「127.0.0.1」と入力して下さい。

      NWG設定サーバーを起動したパソコンとWWWブラウザを起動するパソコンが別々の場合
     → アドレス入力欄に「NWG設定サーバーを起動したパソコンのIPアドレス」を入力して下さい。
    ※1: この場合、WWWブラウザのキャッシュの設定(一時的にハードディスクにデータを保存する設定)を確認する必要があります。
    WWWブラウザのキャッシュの設定について を参照して下さい。


  3. 「NetGenesis  WWW 設定」画面が表示されます。



     ※2: NetGenesisが見つからない場合(上記画面の「検索結果」欄に何も表示されない場合)、4-1-3 NetGenesisが見つからないとき を参照して下さい。

3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ戻る



以上でNWG設定サーバーとWWWブラウザの起動は完了です。

第4章 NetGenesisの基本設定 へ進んで下さい。


3-3-3 NWG設定サーバーの終了方法


NWG設定サーバーの終了方法について説明します。
  1. NWG設定サーバーの画面(「Java Console」画面)でEnterキーを押して下さい。

  2. 「Terminate?(Y(es)/N(o))」と表示されますので、「y」(半角大文字・小文字のどちらでもかまいません)と入力して下さい。

    例1)NWG設定サーバーの起動に成功した場合
     

    例2)NWG設定サーバーの起動に失敗した場合
     

    「y」以外の文字を入力した場合、NWG設定サーバーは終了しません。
    「コマンド」+「C」キーを押すことや、[アップルメニュー]から[終了]をクリックすることによる終了(強制終了)は行わないで下さい。(NWG設定サーバーの作業ファイルが残ってしまうため。)


  3. NWG設定サーバーの画面(「Java Console」画面)に、入力した「y」が表示されていることを確認して、Enterキーを押して下さい。
    NWG設定サーバーの画面(「Java Console」画面)が閉じます。

    【 注意 】  NetGenesisの設定が完了するまで、NWG設定サーバーは終了させないで下さい。

3-3-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ戻る

3-3 MacOSへのインストールと起動方法 へ戻る