15-4 意図しないときに接続/切断する


意図しないときに回線接続/切断してしまう場合のQ&Aです。

パソコンで何も操作していないのに、ダイヤルしてしまうことがあります。

Windows起動時にダイヤルしてしまいます。

無通信自動切断を(送信も受信も)60分に設定しているにもかかわらず、60分経たないうちに回線が切断されてしまいます。

無切断時間の指定を「テレホーダイ時間を指定」に設定しているにもかかわらず、テレホーダイ時間中に回線が切断されてしまいます。

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  パソコンで何も操作していないのに、ダイヤルしてしまうことがあります。
  Windows起動時にダイヤルしてしまいます。

 ※ 以降の内容を確認するとともに、NetGenesisのSYSLOG機能を使用することをお勧めします。
SYSLOG機能を使用することにより、回線の接続/切断の原因を調べることが可能です。
SYSLOG機能については 10-6 SYSLOGの設定 を参照して下さい。
(「Windows起動時にダイヤルしてしまう」場合、LAN内の別のパソコンでSYSLOGを確認するようにして下さい。)

  ソフトウェアの設定を確認して下さい。

パソコンで何も操作を行わなくても、パソコンにインストールされている、または起動しているソフトウェアが定期的にインターネットを参照しに行くことがあります。
以下のソフトウェアが該当します。
  Windowsの重要な更新の通知
(Windows 98やWindows 2000)
  アンチウィルスソフトウェア
(ウィルス定義ファイルの自動更新等)
  マルチメディアソフトウェア
(Real PlayerやWindows Media Player等)
  メールソフトウェア
(「着信メールの定期チェック」等)

詳しくは以下を参照して下さい。
 2-5-2 メールソフトウェアの設定
 2-5-3 他のソフトウェアやOS側の設定

  Windows NT4.0を使用している場合、パソコンのTCP/IP設定を確認して下さい。

TCP/IP設定の[WINSアドレス]設定の中の、[Windows名前解決にDNSを使う]にチェックが入っていないか、確認して下さい。(チェックが入っている場合、必ず外して下さい。)

NetGenesisのDHCPサーバーを使用する・使用しないに応じて、以下を参照して下さい。
  DHCPサーバーを使用する場合
以下を参照して下さい。
 2-2-1 TCP/IPの設定(自動取得)
  DHCPサーバーを使用しない場合
以下を参照して下さい。
 2-2-2 TCP/IPの設定(個別に設定)

  Windows 2000を使用している場合、パソコンのTCP/IP設定、及び[DNSサフィックスとNetBIOSコンピュータ名](ネットワークIDのプロパティ)を確認して下さい。

確認すべき内容は、NetGenesisのDHCPサーバーを使用する・使用しない、及びLAN内にWindows 2000 Serverが存在する・存在しないによって、異なります。

【 LAN内にWindows 2000 Serverが存在する場合 】
    この場合、TCP/IP設定(詳細設定)の中の、[DNS]設定の中の[プライマリDNSサフィックスの親サフィックスを追加する]にチェックが入っていないか、確認して下さい。
(チェックが入っている場合、必ず外して下さい。)
NetGenesisのDHCPサーバーを使用する・使用しないに応じて、以下を参照して下さい。
  DHCPサーバーを使用する場合
詳しくは以下を参照して下さい。
 2-3-1 TCP/IPの設定(自動取得)
  DHCPサーバーを使用しない場合
詳しくは以下を参照して下さい。
 2-3-2 TCP/IPの設定(個別に設定)
  ※ LAN内にWindows 2000 Serverが存在していて、かつそのパソコンでDNSサーバーを運用する場合、各パソコンのTCP/IP設定のDNS設定は、Windows 2000 ServerのIPアドレスを設定して下さい。
NetGenesisのProxyDNS機能/マルチアカウントを使用する場合、さらにWindows 2000 ServerのDNS設定の[フォワーダ]設定に、NetGenesisのLANポートIPアドレスを設定して下さい。
詳しくは以下を参照して下さい。
 2-3-3 LAN内にServerが存在する
【 LAN内にWindows 2000 Serverが存在しない場合 】
    この場合、[DNSサフィックスとNetBIOSコンピュータ名](ネットワークIDのプロパティ)が空欄になっているか、確認して下さい。(何か設定されている場合、必ず削除して下さい。)
詳しくは以下を参照して下さい。
 2-3-4 LAN内にServerが存在しない

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  無通信自動切断を(送信も受信も)60分に設定しているにもかかわらず、60分経たないうちに回線が切断されてしまいます。
  無切断時間の指定を「テレホーダイ時間を指定」に設定しているにもかかわらず、テレホーダイ時間中に回線が切断されてしまいます

 ※ 以降の内容を確認するとともに、NetGenesisのSYSLOG機能を使用することをお勧めします。
SYSLOG機能を使用することにより、回線の接続/切断の原因を調べることが可能です。
SYSLOG機能については 10-6 SYSLOGの設定 を参照して下さい。

  ISP側の無通信タイマーにより、ISP側が回線を切断している場合があります。

ISP側も無通信状態を監視しており、NetGenesisが回線を切断する前に、ISP側が回線を切断してしまう場合があります。
詳しくは契約しているISPへお問い合せ下さい。

  モデム/ターミナルアダプタの無通信タイマーにより、回線を切断している場合があります。

モデム/ターミナルアダプタの無通信タイマーが作動している場合があります。
詳しくはご使用のモデム/ターミナルアダプタのマニュアルを参照するか、モデム/ターミナルアダプタのメーカーへお問い合わせ下さい。

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