2-5-3 他のソフトウェアやOS側の設定


WWWブラウザやメールソフトウェア以外のソフトウェアや、OS側の設定について説明します。

以下は全て電話料金に関係する可能性のある内容です。
必ず確認して下さい。
(特に、NetGenesisの設定を「自動接続機能・有効」にした場合。)

  NetGenesisの「自動接続機能」とは?
パソコンでインターネットを利用するソフトウェア(WWWブラウザやメールソフトウェア等)を操作することにより、自動的に回線接続を行う機能です。
(工場出荷値:自動接続機能・無効)
機能イメージ
(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


以下のソフトウェアやOSを例に説明します。
(お客様の環境に該当する内容を参照して下さい。)

アクティブデスクトップ
(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000 ・ Internet Explorer 4/5/5.5)
Windowsの重要な更新
(Windows 98/2000 ・ Internet Explorer 5/5.5)
自動アップデート(Windows Me)
Windows Media Player 7
Real Player(Windows)
ソフトウェア・アップデート(MacOS 9.0〜9.1)
アンチウィルスソフトウェア(Windows/Macintosh)
その他TCP/IPを使用するソフトウェア(Windows/Macintosh)

  ※ 上記の各ソフトウェアの設定方法や画面は、ソフトウェア側のバージョンアップ等により変更となる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

2-5 ソフトウェアの設定 へ戻る



各パソコン、及びソフトウェア等の設定が完了しましたら、第3章 NWG設定サーバーのインストールと起動方法 へ進んで下さい。



  アクティブデスクトップ
(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000)
(Internet Explorer 4/5/5.5)

 Internet Explorer 4/5/5.5(Windows 95/98/Me/NT4.0/2000)のアクティブデスクトップがONになっていると、意図しないときにダイヤルアップIP接続をしてしまう原因となります。

以下の手順でアクティブデスクトップをOFFにして下さい。
(以下、Windows 98の例です。)
  1. [マイコンピュータ]→[コントロールパネル]→[画面]の順番にダブルクリックして下さい。

  2. [Web]のタブをクリックして下さい。

    [Active DesktopをWebページとして表示]のチェックを外して下さい。



  3. [適用]ボタン→[OK]ボタンの順番にクリックして下さい。

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  Windowsの重要な更新
(Windows 98/2000)
(Internet Explorer 5/5.5)

Windows 98にInternet Explorer 5/5.5をインストールしている場合、またはWindows 2000の場合、「Windows 重要な更新」がインストールされていないか確認して下さい。

「Windows 重要な更新」がインストールされていると、意図しないときにダイヤルアップIP接続をしてしまう原因となります。

  Windows 98の場合
[マイコンピュータ]→[タスク]の順番にダブルクリックして下さい。
(「タスク」画面が表示されます。)
  Windows 2000の場合
[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[タスク]の順番にクリックして下さい。
(「タスク」画面が表示されます。)


「タスク」画面の一覧の中に「Windows 重要な更新」があるか確認して下さい。
(以下、Windows 98の例です。)

上記画面のように「Windows 重要な更新の通知」が表示される場合は、以下の手順で削除して下さい。

  1. [マイコンピュータ]→[コントロールパネル]→[アプリケーションの追加と削除]の順番にダブルクリックして下さい。

  2. 一覧の中から
     [Microsoft Windows Critical Update Notification]
    または
     [Microsoft Windows 重要な更新の通知]
    を選択して[追加と削除]ボタンをクリックして下さい。





  3. [OK]ボタンをクリックして下さい。
Windowsの更新(アップデート)は手動で行うようにして下さい。(インターネットへ接続した後、[スタート]→[Windows Update]の順番にクリックし、表示される画面の指示に従って下さい。)

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  自動アップデート
(Windows Me)

Windows Meの「自動アップデート」機能の設定によっては、定期的にインターネットへ接続を行うことがあります。(意図しないときにダイヤルアップIP接続をしてしまう原因となります。)

以下の手順で「自動アップデート」機能の設定を確認して下さい。
  1. [マイコンピュータ]→[コントロールパネル]→[自動アップデート]の順番にダブルクリックして下さい。

     ※ [コントロールパネル]を開いても、[自動アップデート]のアイコンが表示されない場合があります。
    この場合は、「すべてのコントロールパネルのオプションを表示する」をクリックして下さい。
    [自動アップデート]のアイコンが表示されるようになります。

  2. 「オプション」の中の、[自動アップデートを使用せず、手動でコンピュータを更新する]を選択して下さい。



  3. [OK]ボタンをクリックして下さい。
Windowsの更新(アップデート)は手動で行うようにして下さい。(インターネットへ接続した後、[スタート]→[Windows Update]の順番にクリックし、表示される画面の指示に従って下さい。)

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  Windows Media Player 7

Windows Media Player 7がインストールされている場合(Windows MeはOS標準)、定期的にインターネットへ接続を行うことがあります。(意図しないときにダイヤルアップIP接続をしてしまう原因となります。)

以下の手順でWindows Media Player 7の設定を確認して下さい。
  1. Windows Media Player 7を起動して下さい。

  2. 「ツール」→「オプション」の順番にクリックして下さい。

  3. 「プレーヤー」のタブをクリックして下さい。

  4. 以下のように設定して下さい。

      「自動アップグレード」の中の、[codecの自動ダウンロードを有効にする]のチェックを外して下さい。
      「プレーヤーの設定」の中の、[プレーヤーをメディアガイドで開始する]のチェックを外して下さい。



  5. [OK]ボタンをクリックして下さい。

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  Real Player
(Windows)

Real Networks社のマルチメディアソフトウェア「Real Player」がインストールされている場合、定期的にインターネットへ接続を行うことがあります。(意図しないときにダイヤルアップIP接続をしてしまう原因となります。)

必ず、以下の内容を確認して下さい。

  タスクトレイ(タスクバーの右端)に、RealPlayerのアイコン(SmartCenterのアイコン)が表示されているか確認して下さい。
表示されている場合、そのアイコン上でマウスを右クリックして、[SmartCenterを無効にする]を選択して下さい。

「Smart Center を無効にしますか?」と表示されますので、必ず[はい]ボタンをクリックして下さい。

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  ソフトウェア・アップデート
(MacOS 9.0〜9.1)

MacOS 9.0以降の「ソフトウェア・アップデート」機能の設定によっては、定期的にインターネットへ接続を行うことがあります。(意図しないときにダイヤルアップIP接続をしてしまう原因となります。)

以下の手順で「ソフトウェア・アップデート」機能の設定を確認して下さい。
  1. [アップルメニュー]から[コントロールパネル]→[ソフトウェア・アップデート]を選択して下さい。

  2. [自動的にソフトウェアをアップデートする」のチェックを外して下さい。



  3. 画面を閉じて下さい。
MacOSのソフトウェア・アップデートは手動で行うようにして下さい。(インターネットへ接続した後、上記の「ソフトウェア・アップデート」画面で[今すぐアップデート]ボタンをクリックします。)

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  アンチウィルスソフトウェア
(Windows/Macintosh)

パソコンにアンチウィルスソフトウェアがインストールされている場合、ウィルス定義情報等の更新のため、定期的にインターネットへ接続を行うことがあります。(意図しないときにダイヤルアップIP接続をしてしまう原因となります。)

アンチウィルスソフトウェアがインストールされている場合、必ずソフトウェアの設定を確認し、定期的にインターネットへ接続しない設定にして下さい。

ウィルス定義情報の更新等を行う場合は手動で行うように設定して下さい。
設定方法等、詳しくは使用しているアンチウィルスソフトウェアのマニュアルを参照して下さい。


以下、Symantec社「Norton AntiVirus」をインストールしている場合を例に説明します。

Norton AntiVirus Windows版 の例 
Norton AntiVirus Macintosh版 の例

  ※ 上記の各ソフトウェアの設定方法や画面は、ソフトウェア側のバージョンアップ等により変更となる場合があります。
あらかじめご了承下さい。


 

Norton AntiVirus Windows版 の例

以下、Windows 98を例に説明します。

[マイコンピュータ]→[タスク]の順番にダブルクリックして下さい。



上記のように「タスク」画面の中に「LiveUpdate - Norton AntiVirus」と表示されている場合、定期的にインターネットへ接続する設定になっています。

この場合、定期的にインターネットへ接続しない設定へ変更するようにして下さい。(詳しくは Norton AntiVirus のマニュアルを参照して下さい。)

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Norton AntiVirus Macintosh版 の例

以下の手順で設定を確認して下さい。
  1. Norton AntiVirus を起動して下さい。

  2. [LiveUpdate]ボタンをクリックして下さい。



  3. [将来の更新をスケジュール設定]左横のボタンをクリックして下さい。



  4. 以下の画面が表示されます。



    上記の場合、1999年11月22日及び29日の6:17PMになるとインターネットへ接続する設定になっています。

    この場合、定期的にインターネットへ接続しない設定へ変更するようにして下さい。( [削除]ボタンをクリックすると設定が削除されます。詳しくはNorton AntiVirus のマニュアルを参照して下さい。)

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  その他TCP/IPを使用するソフトウェア
(Windows/Macintosh)

その他TCP/IPプロトコルを使用するソフトウェア(SNTPクライアントソフトウェアやメッセージ送受信ソフトウェア等)を、Windowsの[スタートアップ]グループや、MacOSの[起動項目]に登録する場合の注意について説明します。

TCP/IPプロトコルを使用するソフトウェアのネットワーク関係等の設定に、自ネットワーク以外(NetGenesisのLAN外)のURLやIPアドレスを設定した場合、パソコン起動時に必ずダイヤルアップIP接続が行われてしまいます。

例えば、SNTPクライアントソフトウェアの「NTPサーバー名」の設定がこれに該当します。

[スタートアップ]グループや[起動項目]にTCP/IPプロトコルを使用するソフトウェアを登録する場合、必ず設定を確認して下さい。

以下の例を参考にして下さい。

 SNTPクライアントソフトウェア「桜時計」の設定例
 メッセージ送受信ソフトウェア「IP Messenger」 Windows版の設定例
 メッセージ送受信ソフトウェア「IP Messenger」 Macintosh版の設定例

  ※ 上記の各ソフトウェアの設定方法や画面は、ソフトウェア側のバージョンアップ等により変更となる場合があります。
あらかじめご了承下さい。

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SNTPクライアントソフトウェア「桜時計」の設定例


桜時計を起動し、設定画面を開いて下さい。



上記の[NTPサーバー名/IPアドレス]欄に自ネットワーク以外(NetGenesisのLAN外)のURLやIPアドレスを設定したまま[スタートアップ]グループに登録すると、パソコン起動時にダイヤルアップIP接続してしまいます。

SNTPクライアントソフトウェアについては、NetGenesisのSNTPサーバー/クライアント機能と併用することをお勧めします。
併用することにより、SNTPクライアントソフトウェアを[スタートアップ]グループに登録して使用することも可能になります。
詳しくは 10-1 SNTPサーバー/クライアントの設定 を参照して下さい。
 ※ NetGenesisの設定が一通り完了し、ISP等と接続が可能なことを確認した後に、NetGenesisのSNTPサーバー/クライアントの設定を行うと良いでしょう。

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メッセージ送受信ソフトウェア「IP Messenger」 Windows版の設定例

IP Messenger を起動し、設定画面を開いて下さい。



上記の「Local Network以外へのBroadcast設定」欄に自ネットワーク以外(NetGenesisのLAN外)のIPアドレスを設定したまま[スタートアップ]グループに登録すると、パソコン起動時にダイヤルアップIP接続してしまいます。

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メッセージ送受信ソフトウェア「IP Messenger」 Macintosh版の設定例

IP Messengerを起動し、[ファイル]メニューから[ブロードキャスト設定]を選択して下さい。



上記の[Local Network以外へのBroadcast設定]欄に自ネットワーク以外(NetGenesisのLAN外)のIPアドレスを設定したまま[起動項目]に登録すると、パソコン起動時にダイヤルアップIP接続してしまいます。

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各パソコン、及びソフトウェア等の設定が完了しましたら、第3章 NWG設定サーバーのインストールと起動方法 へ進んで下さい。