近年、設備監視や遠隔制御、FAXシステム、各種産業機器などで利用されてきたアナログモデムは、各メーカーで販売終了が進んでいます。一方で、RS-232C接続の設備は現在も多く稼働しており、既存システムを継続運用するために代替機を探す企業は少なくありません。
特に、長期間運用されている設備では、通信方式を簡単に変更できないケースも多く、既存環境との互換性を維持したままリプレースできるアナログモデムが求められています。
本コラムでは、アナログモデムの販売終了による保守リスクや、RS-232C対応の法人向けアナログモデム「MD50ER」を活用したリプレース方法、さらに将来的な4G/LTE移行を見据えた「MR-NVT340」の活用についてご紹介します。
目次
アナログモデムの相次ぐ販売終了
現在もアナログモデムは、以下のような用途で利用されています。
●工場設備や生産ラインの遠隔監視
●ビル設備や防災設備の通報システム
●金融・流通分野の専用端末
●FAX通信システム
●電力・水道などの社会インフラ設備
●レガシーシステムの保守運用
これらの設備では安定した長期運用が求められるため、通信方式をすぐに変更することは容易ではありません。

しかし、アナログモデム市場では製品の販売終了が相次いでいます。
国内主要メーカーのアナログモデム製品も販売完了や生産終了となっており、市場の縮小傾向が一層鮮明になっています。
アナログモデム販売終了による保守リスク
アナログモデムの販売終了が進むことで、既設設備の保守担当者は次のような課題に直面しています。
●故障時の代替機が確保できない
●中古品への依存が増える
●長期保守計画が立てにくい
●同一仕様の後継機種が見つからない
特にRS-232C接続のアナログモデムを採用しているシステムでは、機器交換だけで済ませたいというニーズが多くあります。そのため、既存環境との互換性を備えた代替機の確保が重要な課題となっています。
RS-232C対応アナログモデムをリプレースする際の課題
アナログモデムの販売終了に伴いリプレースを検討する場合でも、単純に新しい機器へ置き換えられるとは限りません。
RS-232Cとの互換性を維持できるか
特に重要となるのが、既存設備との互換性と運用の継続性です。RS-232Cによる通信仕様やATコマンド、接続機器との動作条件が異なる場合、設備側の改修やアプリケーションの変更が必要となるケースがあります。
リプレース時には、できるだけ現行システムへ手を加えることなく導入できることが重要なポイントです。
IP網移行後も安定した通信ができるか
また、NTT東西による固定電話網のIP網移行(PSTNマイグレーション)が進んだ現在では、新しい回線環境でも安定して通信できることが重要です。
今後も安心してアナログモデムを運用するためには、RS-232Cとの互換性だけでなく、IP網移行後の回線環境への適合性も考慮した製品選定が求められます。

RS-232C対応アナログモデムMD50ERがリプレース機として選ばれる理由
RS-232C接続に対応した法人向けアナログモデム
マイクロリサーチのMD50ERは、RS-232C接続に対応した法人向けアナログモデムです。データ通信やFAX通信に加え、ナンバー・ディスプレイ、PBX環境での発着信、DTMF送受信など、業務用途で求められる機能を備えています。
MD50ERの特長は次のとおりです。
●RS-232C接続対応
●データ通信・FAX通信対応
●ナンバー・ディスプレイ対応
●PBX(内線交換機)環境で利用可能
●法人用途を想定した高い信頼性
●長期運用を見据えた製品供給
販売終了したアナログモデムの代替機として
MD50ERは販売終了したアナログモデムの代替機としてだけでなく、リプレース時に課題となる互換性や運用継続性にも配慮しています。
RS-232C接続による既存設備との高い互換性を備え、システムを大きく変更することなく導入できます。
また、長期供給を継続していることから、販売終了による保守リスクの軽減にも貢献します。さらに、PSTNマイグレーション後の回線環境にも対応しており、今後も安心して運用できるアナログモデムとして、多くの現場で採用されています。
▼MD50ERの詳細な仕様はこちら
https://www.mrl.co.jp/products/md50er/#spec
安心できるアナログモデムの継続供給
アナログモデム市場では製品の販売終了が進む一方で、設備監視や遠隔制御などの現場では、現在も安定した需要があります。
マイクロリサーチでは、法人向けRS-232C対応アナログモデム「MD50ER」の販売を継続しています。現在ご利用中のアナログモデムの代替機をご検討の際は、ぜひMD50ERをご検討ください。
設備を止めることなく長期運用を続けるためのリプレース機として、MD50ERが導入から保守までサポートします。
まずは現在の設備で利用できるか確認してみませんか?
既存のRS-232C設備との接続性や通信動作を事前に確認したい場合は、評価機をご利用いただけます。リプレースをご検討の際は、お気軽にお申し込みください。
▼評価機(2週間無料貸出)のお申し込みはこちら
2週間無料貸し出し お申し込みフォーム
アナログモデムの販売終了後に考えたいMR-NVT340への移行
アナログモデムの販売終了が進む中、多くのお客様はまず「故障時に交換できる代替機」を探しています。そのような場合は、既存設備を大きく変更することなく導入できるRS-232C対応のアナログモデムMD50ERが有力な選択肢となります。
一方で、システム全体の更新時期が近づいている場合や、電話回線の維持コストを見直したい場合には、4G/LTE通信への移行を検討する企業も増えています。
4G/LTE通信へ移行するならMR-NVT340
マイクロリサーチのMR-NVT340は、4G/LTE Cat.M1通信モジュールを内蔵したIoTゲートウェイです。SIMカードを装着するだけで通信環境を構築でき、安価な低速通信SIMを活用した遠隔監視やテレメトリー用途に適しています。
特に次のような用途では、アナログ回線から4G/LTEへの移行によるメリットが期待できます。
●遠隔監視システム
●データロガー
●テレメトリーシステム
●自動販売機や券売機の売上管理
●各種IoTシステム
MR-NVT340は4G/LTE Cat.M1対応通信モジュールを搭載し、回線監視機能や自動再起動機能も備えているため、無人環境での安定運用を支援します。
4G/LTE Cat.M1通信モジュール内蔵 IoTゲートウェイ MR-NVT340
まずはMD50ER、将来的にはMR-NVT340という選択
アナログモデムを利用したシステムをすぐに置き換えることが難しい場合は、まずRS-232C対応のアナログモデムMD50ERによるリプレースで設備を継続運用することが現実的です。
その上で、将来的な設備更新や通信コスト削減を見据えるのであれば、4G/LTEを利用したMR-NVT340への移行も有力な選択肢となります。
マイクロリサーチでは、既存のアナログモデム環境を維持するためのMD50ERと、次世代のIoT通信基盤を構築するためのMR-NVT340の両製品を提供し、お客様の段階的な移行をサポートしています。
アナログモデムのリプレースでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
「現在使用しているアナログモデムの代替機を探している」「RS-232C接続の設備を継続利用したい」など、お客様の環境に合わせた最適なリプレースをご提案します。
▼製品に関するお問い合わせはこちら
法人向け製品に関するお問い合わせ
▼MD50ERの製品情報はこちら
https://www.mrl.co.jp/products/md50er/
▼MR-NVT340の製品情報はこちら
https://www.mrl.co.jp/product/mr-nvt340/

