− NetGenesis SuperOPTシリーズ 設定ガイド −
フレッツスクウェアへ接続するための設定

ファームウェア Ver4.004.00〜Ver4.305.00 のNetGenesisを使用してフレッツスクウェアへ接続する場合、「フレッツ(PPPoE)簡単設定」や「PPPoEクライアント・IPアドレス自動取得設定」(WANポート 動作モード設定)の「ユーザー名」「パスワード」「パスワード再入力」を、フレッツスクウェア用のものに変更する必要があります。
本ページで説明する内容は、以下の3つの項目です。
 (1) 既存のプロバイダ接続の設定をファイルに保存する
  プロバイダ接続の設定をファイルに保存しておくことにより、プロバイダ接続⇔フレッツスクウェア接続の切り替えが容易にできるようになります。
 (2) フレッツスクウェアへ接続するための設定を行う
  フレッツスクウェアへ接続するための、ユーザー名・パスワード設定を行います。
  「設定の更新」(再起動)を行った後、設定ファイルを保存します。
 (3) 接続先の切り替え方法
  プロバイダ接続⇔フレッツスクウェア接続の切り替え方法を説明します。
(プロバイダ接続の設定ファイル⇔フレッツスクウェア接続の設定ファイルを切り替えます。)
 
(1) 既存のプロバイダ接続の設定をファイルに保存する
メモ) 以降、NetGenesisのLANポートIPアドレスは192.168.0.1(工場出荷値)であることを前提とします。
LANポートIPアドレスを変更されている方は、192.168.0.1の部分を変更したLANポートIPアドレスへ置き換えて下さい。

プロバイダ接続の設定をファイルに保存しておくことにより、プロバイダ接続⇔フレッツスクウェア接続の切り替えが容易にできるようになります。
 1) WWWブラウザを起動し、アドレス入力欄(Internet Explorerの場合「アドレス」欄、Netscapeの場合「場所」欄)に、192.168.0.1を入力して、Enter(Return)キーを押して下さい。
 

 2)

ユーザー認証画面が表示されますので、「ユーザー名」admin(半角英小文字)と入力して「OK」ボタンをクリックして下さい。
(パスワードは空欄。)
 
   ヒント:設定画面にログオンできないときの確認

 3)

NetGenesisの設定(トップ)画面が開きます。
左のメニューの「LANポートの設定」の「DHCPサーバー設定」をクリックして下さい。
  「DHCPサーバー設定」画面が開きますので、以下の2項目の設定を行って下さい。
  (現在の設定値を確認して下さい。以下と異なる場合、設定を変更して下さい。)
 
  「WAN側から取得したDNS情報を優先する」のチェックを外して下さい。
  「プライマリDNS」欄に192.168.0.1を入力して下さい。
  設定後、「DHCPサーバー設定」画面の「設定」ボタン(※)をクリックして下さい。
 
 
 ※ 「設定」ボタンをクリックしても画面は変わりません。
(画面の再読込が行われるのみです。)
 
【 DHCPサーバー設定を変更した場合に行う作業 】
「WAN側から取得したDNS情報を優先する」のチェックを外した場合、設定ファイルの保存を行った後(本項目1〜5までの作業を行った後)、「設定の更新」(再起動)を行って下さい。
NetGenesisの再起動完了後、パソコンのIPアドレス解放/再取得(またはパソコン再起動)を行って下さい。
パソコンのIPアドレス解放/再取得(またはパソコン再起動)を行うことにより、DNSサーバーのIPアドレスとして192.168.0.1(NetGenesisのLANポートIPアドレス)が付与されるようになります。
パソコンからのDNS名前解決要求に対し、NetGenesisが(ProxyDNS機能によって)代理応答を行うため、パソコン側はDNSサーバーの設定を意識する必要がなくなります。(⇒ProxyDNS機能について詳しくはこちら
(パソコンにIPアドレスを指定・固定した場合、DNSサーバーのIPアドレスに192.168.0.1を設定して下さい。)

 4)

左のメニューの「設定バックアップ/初期化」の「設定をファイルに保存する」をクリックして下さい。
  「ファイルのダウンロード」画面が表示されますので、「保存」ボタンをクリックして下さい。
 

 5)

「名前を付けて保存」画面が表示されます。
「ファイル名」欄に「config」と表示されますのでプロバイダの名称等、任意の名称へ変更して「保存」ボタンをクリックして下さい。
  (以下は「デスクトップ」へ保存する例です。「保存場所」を変更したい方は、以下の画面で変更して下さい。)
 

以上で「既存のプロバイダ接続の設定をファイルに保存する」作業は完了です。
(2)フレッツスクウェアへ接続するための設定を行う へ進んで下さい。 このページの先頭へ戻る
 
(2) フレッツスクウェアへ接続するための設定を行う
フレッツスクウェアへ接続するための、ユーザー名・パスワード設定(PPPoEクライアント・IPアドレス自動取得設定)を行います。
フレッツスクウェア接続が完了した後、フレッツスクウェア接続の設定をファイルに保存しておくことにより、プロバイダ接続⇔フレッツスクウェア接続の切り替えが容易にできるようになります。
設定画面にログオン済みの場合は 3) から参照して下さい。

 1)

WWWブラウザを起動し、アドレス入力欄(Internet Explorerの場合「アドレス」欄、Netscapeの場合「場所」欄)に、192.168.0.1(NetGenesisのLANポートIPアドレス 工場出荷値)を入力して、Enter(Return)キーを押して下さい。
 

 2)

ユーザー認証画面が表示されますので、「ユーザー名」admin(半角英小文字)と入力して「OK」ボタンをクリックして下さい。
(パスワードは空欄。)
 
   ヒント:設定画面にログオンできないときの確認

 3)

NetGenesisの設定(トップ)画面が開きます。
左のメニューの「WANポートの設定」の「動作モード設定」をクリックして下さい。
 

 4)

「動作モード選択」画面で「PPPoEクライアント」の中の「IPアドレス自動取得」(※)が選択されていることを確認して、「選択した動作モードの詳細設定へ」ボタンをクリックして下さい。
 
 
【 "PPPoEクライアント・IPアドレス自動取得" 以外を選択していた場合 】
「PPPoEクライアント」の中の「IPアドレス固定(1〜16個)」または「アンナンバード(unnumbered)」 を選択していた場合、必ず「IPアドレス自動取得」を選択して、「選択した動作モードの詳細設定へ」ボタンをクリックして下さい。
(フレッツスクウェアへ接続する場合、PPPoE接続時にフレッツスクウェア接続用のIPアドレスを自動取得する必要があります。)
また、パソコンにIPアドレスを指定・固定した場合、DNSサーバーのIPアドレスに「NetGenesisのLANポートIPアドレス」を設定して下さい。
(NetGenesisのProxyDNS機能が使用可能になります。⇒ProxyDNS機能について詳しくはこちら

 5)

「ユーザー名」と「パスワード」「パスワード再入力」欄に、それぞれフレッツスクウェアへ接続するためのユーザー名とパスワードを入力して下さい。
  入力するユーザー名とパスワードは以下の通りです。
 
   NTT東日本の地域   NTT西日本の地域 
ユーザー名 guest@flets flets@flets
パスワード
パスワード再入力
guest flets
 

 6)

「ネームサーバーの設定」欄の「WAN側から取得したDNS情報を優先する」にチェックが入っていることを確認した後、「設定」ボタン(※)をクリックして下さい。
 
 
 ※ 「設定」ボタンをクリックしても画面は変わりません。
(画面の再読込が行われるのみです。)

 7)

左のメニューの「設定の更新」(黄色文字)をクリックして下さい。
 

 8)

「更新」ボタン→「再起動」ボタン
の順番にクリックして下さい。
 

 9)

「NetGenesisの再起動が完了しました。」と表示された後、左のメニューの「設定バックアップ/初期化」の「設定をファイルに保存する」をクリックして下さい。
  「ファイルのダウンロード」画面が表示されますので、「保存」ボタンをクリックして下さい。
 

 10)

「名前を付けて保存」画面が表示されます。
「ファイル名」欄に「config」と表示されますのでフレッツスクウェア等、任意の名称へ変更して「保存」ボタンをクリックして下さい。
  (以下は「デスクトップ」へ保存する例です。「保存場所」を変更したい方は、以下の画面で変更して下さい。)
 

以上で「フレッツスクウェアへ接続するための設定と、設定をファイルに保存する」作業は完了です。
WWWブラウザからフレッツスクウェアへ接続できるか確認して下さい。
 
接続できない場合は以下を確認して下さい。
 ヒント1:PPPoE接続できないときの確認(SYSLOG)
 ヒント2:パソコンのDNSサーバーの確認
メモ) フレッツスクウェアへ接続するための設定をやり直した場合、再度「設定をファイルに保存する」作業(本項目9〜10)を行って下さい。
(3)接続先の切り替え方法 へ進んで下さい。 このページの先頭へ戻る
 
(3) 接続先の切り替え方法
ファイルに保存した設定ファイルを読み込んで設定の更新を行うことにより、プロバイダ接続⇔フレッツスクウェア接続の切り替えを行います。
設定画面にログオン済みの場合は 3) から参照して下さい。

 1)

WWWブラウザを起動し、アドレス入力欄(Internet Explorerの場合「アドレス」欄、Netscapeの場合「場所」欄)に、192.168.0.1(NetGenesisのLANポートIPアドレス 工場出荷値)を入力して、Enter(Return)キーを押して下さい。
 

 2)

ユーザー認証画面が表示されますので、「ユーザー名」admin(半角英小文字)と入力して「OK」ボタンをクリックして下さい。
(パスワードは空欄。)
 
   ヒント:設定画面にログオンできないときの確認

 3)

NetGenesisの設定(トップ)画面が開きます。
左のメニューの「設定バックアップ/初期化」の「設定をファイルから読み込む」をクリックして下さい。
 

4)

「設定をファイルから読み込む」画面の「参照」ボタンをクリックして下さい。
 

5)

「ファイルの選択」画面が表示されます。
切り替える設定ファイル(接続先)を選択して「開く」ボタンをクリックして下さい。
  (以下は「デスクトップ」に保存した設定ファイルを読み込む例です。)
 

6)

「設定をファイルから読み込む」画面に戻り、「保存したNetGenesisの設定ファイルを指定」欄に、選択した設定ファイル名が表示されますので、「読み込み」ボタンをクリックして下さい。
  設定ファイルの読み込みが完了すると、「保存したNetGenesisの設定ファイルを指定」欄が空欄に変わります。
 

7)

左のメニューの「設定の更新」(黄色文字)をクリックして下さい。
 

 8)

「更新」ボタン→「再起動」ボタン
の順番にクリックして下さい。
 

「NetGenesisの再起動が完了しました。」と表示されると、接続先の切り替え完了です。
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