5-7
6-9
 追加ATコマンド(オプション)の設定
 
(ISP・端末型/RASクライアント共通)


追加ATコマンドの設定について説明します。

  ※ ダイヤルアップIP接続の設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)

追加するATコマンドについては、使用するモデム/TAのマニュアルを参照して下さい。


ここで設定する追加ATコマンドは、「モデム/TAの設定」画面の追加ATコマンドの次にモデム/TAへ送られます。(以下のようにモデム/TAへ送られます。)

【 モデム/TAへ送られるATコマンドの順番 】

「モデム/TAの設定」画面で、infファイルから
読み込んだATコマンド

「モデム/TAの設定」画面の追加ATコマンド

「ダイヤルアップIP接続の設定」画面の
追加ATコマンド(本項目での設定)

ダイヤルコマンド



追加ATコマンドは、それぞれ「ISP端末型・登録1〜3」、「RASクライアント」に別々のコマンドを設定することができます。 

必要に応じて、[追加ATコマンド(オプション)]欄に追加ATコマンドを設定して下さい。

  ※ 追加ATコマンドの設定例 を参考にして下さい。

設定する必要が無い場合、そのまま空欄にしておいて下さい。
ダイヤルアップIP接続の設定が完了
へ進んで下さい。


以下は、当社(マイクロ総合研究所)製品 MDS128TA(ターミナルアダプタ)を使用し、ISPへ128Kbpsで接続するための追加ATコマンドを設定した例です。




追加ATコマンドを設定する場合、他のアカウントも同様に設定して下さい。

5-7/6-9 追加ATコマンド(オプション)の設定 へ戻る

ダイヤルアップIP接続(ISP・端末型)の各設定について(第5章) へ戻る

ダイヤルアップIP接続(RASクライアント)の各設定について(第6章) へ戻る


追加ATコマンド(オプション)の設定が完了しましたら、ダイヤルアップIP接続の設定が完了 へ進んで下さい。



  追加ATコマンドの設定例

追加ATコマンドの設定例について説明します。

以下のケースを例に説明します。

  例) TAを使用して普段はISPへ64Kbpsで接続していますが、大きなファイルをダウンロードするときだけ128Kbpsで接続したい。
(ISPは64Kbpsと128Kbpsの両方に対応しています。)

この場合、「ISP端末型・登録1」と「ISP端末型・登録2」に、それぞれ同じISPを登録し、なおかつ「ISP端末型・登録2」に128Kbpsで接続するための追加ATコマンドを設定することによって実現できます。

  ※ 接続先の切り替えは「NetGenesisの制御」画面、または「NWG統合ツール」で行います。

また、追加ATコマンド以外にも「ISP端末型・登録1」と「ISP端末型・登録2」で、設定を変える必要のある箇所、及び注意点がいくつかあります。

具体的には以下の通りです。

  [デフォルト・ダイヤルアウト接続]の設定
普段、接続する速度の「ISP端末型・登録1」(※)を選択すること。
  ※ 登録1に64Kbps接続用の設定を行った場合。
  [接続先ISP名称]の設定
「ISP端末型・登録1」と「ISP端末型・登録2」を別名称にすること。
  [アクセスポイント1〜3]の設定
64Kbps対応のアクセスポイントと128Kbps対応のアクセスポイントが異なる場合、それぞれのアクセスポイントを正しく設定すること。

以上を考慮した上での「ダイヤルアップIP接続」の設定画面例、及び接続先を切り替える例(「NetGenesisの制御」画面・「NWG統合ツール」)を以下に記します。

ISP端末型・登録1の設定画面例

  64Kbps対応のアクセスポイントを登録。(デフォルト・ダイヤルアウト接続に設定)
  接続先ISP名称は「MRL-64」。
  アクセスポイントの電話番号は「xx-xxxx-xxxx」。
  追加ATコマンドは空欄。(「モデム/TAの設定」で、infファイル読み込み時に64Kbps接続用の設定を行ったため。)


ISP端末型・登録2の設定画面例

  128Kbps対応のアクセスポイントを登録。
  接続先ISP名称は「MRL-128」。
  アクセスポイントの電話番号は「yy-yyyy-yyyy」。(64Kbps対応とは別のアクセスポイント。)
  128Kbps接続のための追加ATコマンドを設定。(当社製品 MDS128TA の例。)


接続先を切り替える例

  必要に応じて、接続先(MRL-64/MRL-128)を切り替える。
128Kbps(MRL-128)の接続を終えた後は、普段使用している64Kbps(MRL-64)へ戻すこと。

【 「NWG統合ツール」の例(※1) 】    【 「NetGenesisの制御」画面の例(※2) 】
※1: 「NWG統合ツール」については、NWG統合ツール ユーザーズマニュアル を参照して下さい。(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)
※2: 「NetGenesisの制御」画面については、13-1-2 NetGenesisの制御(手動接続/切断/接続先の切り替え) を参照して下さい。

追加ATコマンドの設定例 へ戻る

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ダイヤルアップIP接続の設定が完了 へ進んで下さい。



  ダイヤルアップIP接続の設定が完了

ダイヤルアップIP接続(ISP・端末型/RASクライアント)の設定が全て完了しましたら、以下のように読み進んで下さい。



  ISPへ接続するだけの場合
  RASサーバーへ接続するだけの場合
 (他の接続機能は使用しない場合)
 → 「ダイヤルアップIP接続の設定」画面で[OK]ボタンをクリックし、「シリアルポートxの設定」画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。




第12章 設定の保存(更新)/読み込み へ進んで下さい。

 ※ RASクライアントを使用する場合で、かつ接続先のRASサーバーがWindows NT4.0、またはWindows 2000のRASサーバーの場合、6-10 Windows NT4.0/2000のRASサーバーの設定 を参照して下さい。



  このシリアルポートでISP・端末型と、RASクライアント接続を切り替えて使用する場合
(ISP・端末型の設定が完了した場合)
 → 「ダイヤルアップIP接続の設定」画面で、[RASクライアント]ボタンをクリックして下さい。



第6章 ダイヤルアップIP接続の設定 〜 RASクライアント 〜 へ進んで下さい。



  このシリアルポートでISP・端末型と、RASクライアント接続を切り替えて使用する場合
(RASクライアントの設定が完了した場合)
  → 「ダイヤルアップIP接続の設定」画面で、[ISP端末型・登録1]ボタンをクリックして下さい。



第5章 ダイヤルアップIP接続の設定 〜 ISP・端末型 〜
へ進んで下さい。



  このシリアルポートでRASサーバーIP接続を併用する場合
  → 「ダイヤルアップIP接続の設定」画面で、[RASサーバーの設定]ボタンをクリックして下さい。



第7章 RASサーバーIP接続の設定
へ進んで下さい。


ダイヤルアップIP接続(ISP・端末型)の各設定について(第5章) へ戻る

ダイヤルアップIP接続(RASクライアント)の各設定について(第6章) へ戻る