6-10 Windows NT4.0/2000のRASサーバーの設定


接続先のRASサーバーがWindows NT4.0、またはWindows 2000がRASサーバーの場合の、RASサーバー側の設定について説明します。

   

RASサーバー側パソコンのオペレーティングシステムのバージョンに応じて、以下を参照して下さい。

  Windows NT4.0の設定
  Windows 2000の設定

ダイヤルアップIP接続の設定が完了(5-7/6-9) へ戻る

ダイヤルアップIP接続(RASクライアント)の各設定について(第6章) へ戻る



  Windows NT4.0の設定

NetGenesisをRASクライアントとして使用し、Windows NT4.0標準のRASサーバーへ接続する場合、Windows NT4.0の認証設定を[クリアテキストを含む任意の認証を許可する]に設定する必要があります。

以下の手順でWindows NT4.0の設定を確認して下さい。
  1. [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]の順番にクリックして下さい。

  2. [ネットワーク]のアイコンをダブルクリックして下さい。

  3. [ネットワーク]画面で[サービス]のタブをクリックして下さい。

    [リモートアクセスサービス]を選択して、[プロパティ]ボタンをクリックして下さい。




  4. [リモートアクセスセットアップ]画面で、[ネットワーク]ボタンをクリックして下さい。




  5. [ネットワーク構成]画面の[サーバー設定]欄の中の、[暗号化の設定]で[クリアテキストを含む任意の認証を許可する]が選択されているか確認して下さい。

    選択されていない場合は、必ず選択して[OK]ボタンをクリックして下さい。




  6. [リモートアクセスセットアップ]画面(4の画面)に戻りますので、[続行]ボタンをクリックして下さい。

  7. [ネットワーク]画面(3の画面)に戻りますので、[OK]ボタンをクリックして下さい。

    Windowsの指示に従い、Windowsを再起動させて下さい。

以上でWindows NT4.0の設定の確認は完了です。

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  Windows 2000の設定

NetGenesisをRASクライアントとして使用し、Windows 2000標準のRASサーバーへ接続する場合、Windows 2000の設定で[パスワードとデータをセキュリティで保護するようにすべてのユーザーに要求する]にチェックが入っていると、接続することができません。

以下の手順でWindows 2000の設定を確認して下さい。
  1. [マイネットワーク]→[コントロールパネル]→[ネットワークとダイヤルアップ接続]の順番にダブルクリックして下さい。

  2. 「ネットワークとダイヤルアップ接続」画面の中で、RASサーバーのアイコン上でマウスを右クリックして、[プロパティ]を選択して下さい。




  3. [ユーザー]のタブをクリックして下さい。

    [パスワードとデータをセキュリティで保護するようにすべてのユーザーに要求する]にチェックが入っていないか、確認して下さい。

    チェックが入っている場合、チェックを外して下さい。



     ※ NetGenesisは、仮想プライベートネットワーク(VPN)接続には対応していません。
    (上記画面の[全般]タブに設定項目があります。)

  4. 各画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。

以上でWindows 2000の設定の確認は完了です。

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