10-4 スタティックルーティングの設定


LAN内からNetGenesisへ送られたTCP/IPパケットを、LAN内の他のルータへ送るための設定(LANポートのスタティックルーティング設定)について説明します。


  「ルーティングの設定(LANポート)」画面を開く

  ※ LANポートの設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)

「LANポートの設定」画面で
[スタティックルーティング]ボタンをクリックして下さい。
「ルーティングの設定(LANポート)」画面が開きます。



  ルーティングの方法について

ルーティングの方法には以下の2種類があります。


  LAN上のデフォルトゲートウェイを使う
NetGenesisと異なるネットワークアドレス宛のTCP/IPパケットは、全てデフォルトゲートウェイに指定したIPアドレス(他のルータ)宛に送られます。
構成例、設定方法については 10-4-1 デフォルトゲートウェイの設定 を参照して下さい。

  ルーティングテーブルを設定する
特定のネットワークアドレス宛のTCP/IPパケットは、ゲートウェイに指定したIPアドレス(他のルータ)宛に送られます。
構成例、設定方法については 10-4-2 ルーティングテーブルの設定 を参照して下さい。


デフォルトゲートウェイとルーティングテーブルを併用することも可能です。その場合、ルーティングテーブルが優先されます。

NetGenesisのRIP機能について
他のルータの中にRIP対応のルータがある場合、NetGenesisのRIP機能を使用することが可能です。
ただし、使用するNetGenesisの接続機能により、シリアルポートへのRIP広告動作が異なります。
  シリアルポート
へのRIP広告
シリアルポート
からのRIP広告

NetGenesis
の接続機能

ダイヤルアップIP接続
(ISP・端末型/RASクライアント)
広告しない 受け付けない
RASサーバーIP接続 広告しない 受け付ける
ISP・LAN型ダイヤルアップIP接続 広告しない 受け付ける
LAN型ダイヤルアップIP接続 広告する 受け付ける
ISP・専用線IP接続 広告しない 受け付ける
専用線IP接続 広告する 受け付ける
NetGenesisのRIP機能の設定については 10-5 RIPの設定 を参照して下さい。

10-4 スタティックルーティングの設定 へ戻る