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RIPを使用しない場合の設定 |
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事業所1のNetGenesisの設定 |
シリアルポート1
(ISP・専用線IP接続) |
デフォルトゲートウェイ |
メトリック |
1 |
シリアルポート2
(専用線IP接続) |
以下のルーティングテーブルを設定 |
IPアドレス |
xxx.xxx.0.0 |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
メトリック |
1 |
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事業所2のNetGenesisの設定 |
シリアルポート1
(専用線IP接続) |
以下のルーティングテーブルを設定 |
IPアドレス |
xxx.xxx.1.0 |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
メトリック |
1 |
シリアルポート2
(ISP・専用線IP接続) |
デフォルトゲートウェイ |
メトリック |
1 |
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回線障害等、何らかの理由で回線が切断された場合、その通信経路は再接続されるまで不通となります。(ルーティングの設定が固定のため。) |
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例えば、事業所2のシリアルポート2のISP専用線に回線障害が発生した場合(回線が切断された場合)、事業所2からインターネットへ接続することができなくなります。
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RIPを使用する場合の設定 |
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※RIPの具体的な設定内容については、ここでは省略します。 |
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事業所1のNetGenesisの設定 |
シリアルポート1
(ISP・専用線IP接続) |
デフォルトゲートウェイ |
メトリック |
1 |
シリアルポート2
(専用線IP接続) |
ルーティングテーブルの設定 |
必要なし
(RIPによって自動的に行われる) |
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事業所2のNetGenesisの設定 |
シリアルポート1
(専用線IP接続) |
ルーティングテーブルの設定 |
必要なし
(RIPによって自動的に行われる) |
シリアルポート2
(ISP・専用線IP接続) |
デフォルトゲートウェイ |
メトリック |
1 |
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ルーティングの設定は、RIPによって自動的に行われるため、必要ありません。 |
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また、回線障害等、何らかの理由で回線が切断された場合、自動的にルーティングの設定が変更されます。 |
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例えば、事業所2のシリアルポート2のISP専用線に回線障害が発生した場合(回線が切断された場合)、自動的にルーティングの設定が変更され、以下の経路でインターネットへ接続することができます。 |
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事業所2のシリアルポート2(ISP専用線・デフォルトゲートウェイ)が不通に。
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↓
事業所2のシリアルポート2宛のTCP/IPパケットは
シリアルポート1を経由して事業所1へ送られる。
(RIPにより、事業所1のデフォルトゲートウェイが知らされているため。) |
↓
事業所1のシリアルポート2→シリアルポート1
(ISP専用線・デフォルトゲートウェイ)と経由して
事業所2からインターネットへ接続可能。
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※ |
事業所2のISP専用線が復旧した場合、事業所2は元の状態
(事業所2のシリアルポート2経由)でインターネットへ接続する
ようになります。 |
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