10-4-1 デフォルトゲートウェイの設定


LAN上のデフォルトゲートウェイを使用する場合の構成例、及び設定について説明します。

以下の各項目を参照して下さい。

  構成例
  設定手順

「LAN上のデフォルトゲートウェイを使う」に設定した場合、使用できるNetGenesisの接続機能は以下の3通りとなります。
  RASサーバーIP接続
  LAN型ダイヤルアップIP接続(ルーティングテーブルのみを設定)
  専用線IP接続(ルーティングテーブルのみを設定)

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  構成例

NetGenesisのスタティックルーティングの設定
LAN上のデフォルトゲートウェイを使う チェックあり
デフォルトゲートウェイ xxx.xxx.xxx.129
メトリック 1


上記構成例の場合、以下のようにTCP/IPパケットが送られます。

  LAN内の各パソコンからルータ(IPアドレス:xxx.xxx.xxx.129)を経由して、インターネットへ接続することが可能。
  RASクライアントからNetGenesis(LANポートIPアドレス:xxx.xxx.xxx.130)→ルータ(IPアドレス:xxx.xxx.xxx129)と経由して、インターネットへ接続することが可能。

実際に設定する際は、既存のLAN等に合わせて設定して下さい。

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デフォルトゲートウェイの設定を行う場合は 設定手順 へ進んで下さい。



  設定手順

以下の手順で設定を行って下さい。
  1. [LAN上のデフォルトゲートウェイを使う]にチェックを入れて下さい。




  2. [デフォルトゲートウェイ]欄に、ゲートウェイアドレス(他のルータのIPアドレス)を半角数字で入力して下さい。




  3. メトリック(ルーティングの優先順位)の設定を行います。

      [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータ以外、ルーティング先がない場合
     → そのまま変更せず「1」で使用して下さい。

      [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータ以外にも、ルーティング先がある場合(RIP機能と併用)
     →
      [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータを最優先にする場合、そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
      他のルータ等を優先させる場合、環境に応じてメトリック値を選択して下さい。
     ※ RIP機能については 10-5 RIPの設定 を参照して下さい。


以上でデフォルトゲートウェイの設定は完了です。

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  ルーティングテーブルを設定する場合
(デフォルトゲートウェイとルーティングテーブルを併用する場合)
10-4-2 ルーティングテーブルの設定 へ進んで下さい。