第9章 設定の保存(更新)・読み込み

NetGenesisの設定を保存(更新)する手順等について説明します。
 
  9-1 設定の保存(更新)
  NetGenesisの設定を保存(更新)する手順について説明します。
  必ず参照して下さい。
  9-2 NetGenesisの時刻を合わせる
  NetGenesisの時刻をNWG設定サーバーを起動したパソコンの時刻に合わせる手順について説明します。
  9-3 設定をファイルに保存する
  NetGenesisの設定内容をファイルに保存する手順について説明します。
  9-4 設定ファイルを読み込む
  NetGenesisの設定内容をファイルから読み込む手順について説明します。
  9-5 設定を工場出荷値に戻す
  NetGenesisの設定を工場出荷値に戻す手順について説明します。

9-1 設定の保存(更新)

NetGenesisの設定を保存(更新)する手順について説明します。
 
NetGenesisの設定を保存(更新)する際は、インターネットとの通信(データ転送)をできる限り行わないようにして下さい。
【 参 考 】
NetGenesis前面・「WAN」ランプ 状 況
点 灯 インターネットと通信無し
点 滅 インターネットと通信中(※)
  NetGenesisのWANポートに接続しているケーブルモデム/xDSLモデム等によっては、通信が行われていなくても「WAN」ランプが点滅する場合があります。
この場合、パソコン上で起動しているインターネットと通信を行うソフトウェア(NetGenesisの設定を行っているWWWブラウザを除く)を終了するようにして下さい。


NetGenesisの各設定が全て完了しましたら、以下の手順でNetGenesisの設定を保存(更新)して下さい。

(設定を破棄したい場合、各画面で[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。)
  1. 「WANポートの設定」、または「LANポートの設定」画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。

      

  2. 「NetGenesisの設定」画面に戻りますので[更新]ボタンをクリックして下さい。


     
    WANポートの設定内容とDHCPサーバーの設定内容によっては、[更新]ボタンをクリックすると「インフォメーション」画面が表示される場合があります。
    詳しくは 設定更新時のインフォメーション画面について を参照して下さい。
    (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)

  3. NWG設定サーバーが、NetGenesisに設定を書き込みます。
    (NWG設定サーバーとNetGenesisが通信を行います。)

    この間、WWWブラウザは以下のような状況になります。

      WWWブラウザの右上のマークが動きます。
      WWWブラウザのステータスバーに「Webサイトが見つかりました。応答を待っています...」と表示されます。
      WWWブラウザのバージョン等によっては、「ページ http://127.0.0.1/ を開いています...」のように表示されます。
      マウスカーソルが砂時計の状態になります。
      WWWブラウザのバージョン等によっては、設定画面内のボタンをクリックしてもマウスカーソルが砂時計状態にならないことがあります。

    このとき、他のボタンはクリックしないで下さい。



  4. 設定の書き込みが完了すると、「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)に戻ります。



    設定更新後にNetGenesisが見つからない場合、[再検索]ボタンをクリックして下さい。   
    NWG設定サーバーとNWG統合ツールを同時に起動していた場合、このような状況になります。
    (NWG設定サーバーと統合ツールは、同時に起動しないで下さい。)

    設定の書き込みに失敗した場合(設定の書き込み中にケーブルが抜けてしまった等)、右のインフォメーション画面が表示されます。   
    [設定をファイルに保存する]ボタンをクリックして、一時的にNetGenesisの設定をファイルに保存すると良いでしょう。
    詳しくは 9-3 設定をファイルに保存する を参照して下さい。
    [設定をファイルに保存する]ボタンをクリックせずに、[OK]ボタンをクリックした場合、設定は破棄されます。
以上で、NetGenesisの設定の保存(更新)は完了です。

設定保存(更新)後、NetGenesisは内部で再起動を行います。
 
このとき、インターネット(WAN側)との通信はいったん切断されます。

設定保存(更新)が完了した時点で、NetGenesisは自動的にISP等への接続を開始します。


NetGenesisのDHCPサーバーを使用する方へ

NetGenesisのDHCPサーバーを使用し、かつDHCPサーバーの設定を工場出荷値から変更した場合、設定保存(更新)後にNetGenesisに接続されている各パソコンを再起動して下さい。
パソコンを再起動することにより、NetGenesisから各パソコンへTCP/IPの設定が自動的に行われます。
(DHCPサーバーの設定を工場出荷値のまま使用する場合、パソコンの再起動は必要ありません。)

NetGenesisの時刻情報について

NetGenesisの設定保存(更新)が完了しましたら、NetGenesisの時刻情報を合わせて下さい。
NetGenesisの時刻情報を合わせるには、以下の2通りの方法があります。
(どちらか1つを行って下さい。)
  設定サーバーを起動したパソコンの時刻情報を読み取る方法
 → 9-2 NetGenesisの時刻を合わせる を参照して下さい。
  インターネット(またはLAN)上のSNTP/NTPサーバーから時刻情報を取得する方法
 → 7-2 SNTPサーバー・クライアントの設定 を参照して下さい。

参考情報 〜 PPPoEクライアント機能使用時の注意 〜

「フレッツ・ADSL」や「Bフレッツ」等、NetGenesisのPPPoEクライアント機能使用時にADSLモデム、もしくはNetGenesisの電源をOFFにしてしまった場合、以下の手順で再接続を行って下さい。
(接続中にADSLモデム、もしくはNetGenesisの電源をOFFにしてしまうと、NetGenesis側でPPPoE接続の切断処理が正しく行われないため、以下の手順を行わないと再接続することができません。)
 ※以下、「フレッツ・ADSL」の場合の例です。
ADSLモデムの電源をOFFにしてしまった。
いったんNetGenesisの電源をOFFにする。
ADSLモデム・NetGenesisともに以下の時間、
電源OFFのままにしておく。
 ・NTT東日本の場合は5分以上。
 ・NTT西日本の場合は30分以上。
ADSLモデムの電源をONにする。
ADSLモデムのリンクが確立するまで待つ。
(詳しくはADSLモデムのマニュアルを参照。)
NetGenesisの電源をONにする。
再接続が行われる。

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