7-5 スタティックルーティングの設定
LAN内からNetGenesisへ送られたTCP/IPパケットを、LAN内の他のルータへ送るための設定(LANポートのスタティックルーティング設定)について説明します。
同一LAN内に他のルータやゲートウェイが存在しない場合、本設定は不要です。
「ルーティングの設定(LANポート)」画面を開く
「LANポートの設定」画面で、[スタティックルーティング]ボタンをクリックして下さい。
ルーティングの設定(LANポート)」画面が開きます。
ルーティングの方法について
ルーティングの方法には以下の2種類があります。
LAN上のデフォルトゲートウェイを使う
→
NetGenesisのLANポートと異なるネットワークアドレス宛のTCP/IPパケットは、全てデフォルトゲートウェイに指定したIPアドレス(他のルータ)宛に送られます。(※)
構成例、設定方法については
7-5-1 デフォルトゲートウェイの設定
を参照して下さい。
※
「LAN上のデフォルトゲートウェイを使う」設定は、以下に該当する場合に動作します。
WANポートで「DHCPクライアント機能」を使用する場合。
(ISP等のDHCPサーバーからIPアドレスの自動取得に失敗した場合、「LAN上のデフォルトゲートウェイ」に設定したIPアドレス宛に送られます。)
WANポートで「PPPoEクライアント機能」を使用し、かつPPPoEポートにルーティングテーブルのみを設定した場合。
(「ルーティングの設定(PPPoE)」画面の[このPPPoEポートをデフォルトゲートウェイに設定]にチェックが無い状態。)
ローカルルータとして使用する場合。
ルーティングテーブルを設定する
→
特定のネットワークアドレス宛のTCP/IPパケットは、ゲートウェイに指定したIPアドレス(他のルータ)宛に送られます。
構成例、設定方法については
7-5-2 ルーティングテーブルの設定
を参照して下さい。
デフォルトゲートウェイとルーティングテーブルを併用することも可能です。その場合、ルーティングテーブルが優先されます。
【 NetGenesisのRIP機能について 】
他のルータの中にRIP対応のルータがある場合、NetGenesisのRIP機能を使用することが可能です。
RIP機能の設定については
7-6 RIPの設定
を参照して下さい。
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