10-2 SYSLOG

SYSLOGを表示する方法と設定等について説明します。
 
制限事項: NWG統合ツールでSYSLOGを長時間表示し続けた場合、途中から表示されなくなることがあります。
(オペレーティングシステム側のメモリ管理方法等に依存します。)

以下の内容を参照して下さい。
 10-2-1 SYSLOGの起動方法と終了方法
 10-2-2 SYSLOGをファイルに記録する方法
 10-2-3 SYSLOGの詳細設定
 

SYSLOGを表示するにあたっての注意と確認

  SYSLOGを表示させるためには、あらかじめNetGenesisのSYSLOG機能を有効にする必要があります。
  NetGenesisのSYSLOGの設定については 7-7 SYSLOGの設定 を参照して下さい。
  ISP等と接続できない原因を調べる場合等は、以下の手順を参考に作業を行って下さい。
 

NWG設定サーバーを起動する。

WWWブラウザを起動する。
(アドレス入力欄に「127.0.0.1」を入力する。)

「NetGenesis WWW設定」画面が表示される。

[詳細設定]→「LANポート設定」欄の[動作設定]
→[SYSLOG]の順番にクリックする。

NetGenesisのSYSLOGの設定を行う。
(「LANポートの設定」の中の「SYSLOG」の設定を行う。)

NetGenesisの設定を更新する。

NWG設定サーバーを終了する。

NWG統合ツールを起動する。
(起動後、「Syslog」ボタンをクリック。)

SYSLOG表示ウィンドウが開く。
(タイトルバーにNetGenesisのLANポートIPアドレスが表示される。)
 
SYSLOGの詳細設定を行う。

NetGenesisの電源をOFF→ONする。
(回線の接続を行う。) ※

SYSLOG表示ウィンドウに
SYSLOGメッセージが表示される。

 
 ※ フレッツ・ADSLをご利用の場合、「NetGenesisの電源をOFF→ONする」と数分間インターネットと接続できなくなります。
  詳しくは 9-1 設定の保存(更新)の 参考情報 〜 PPPoEクライアント機能使用時の注意 〜  を参照して下さい。
 
回線接続の作業を行った(接続に失敗した)後にSYSLOGを起動した場合、SYSLOGには必要な情報が表示されませんので、注意して下さい。

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10-2-1 SYSLOGの起動方法と終了方法

SYSLOG表示ウィンドウの起動方法と終了方法について説明します。

以下の各項目を参照して下さい。
(Windows 98を例に説明します。)
 起動方法
 終了方法
 
  起動方法

NWG統合ツールの起動画面でNetGenesisを選択して、[Syslog]ボタンをクリックして下さい。

SYSLOGの画面が開きます。

 



以上でSYSLOG表示ウィンドウの起動は完了です。
 
  終了方法

SYSLOGの[ファイル]メニューから[終了]を選択して下さい。

   
 

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10-2-2 SYSLOGをファイルに記録する方法

SYSLOGのメッセージ(情報)をファイルとして保存(記録)する場合の手順について説明します。
  1. [ファイル]→[ログ]と順番にクリックして下さい。
     
      Windows
     
     
      Mac OS
     

     
  2. ファイルを保存するための画面が表示されます。

    保存するフォルダは、必要に応じて変更して下さい。

    ログファイル名に、任意の名前を入力して[保存]ボタンをクリック下さい。
     
      Windows
     
     
      Mac OS
     
「保存」ボタンをクリックした時点から(ログファイル名の指定が完了した時点から)、SYSLOG表示ウィンドウに表示されたメッセージ(情報)が、ログファイルに記録されます。
 
SYSLOGをファイルに記録するにあたっての留意事項
  上記の作業を行う前に表示された(NetGenesisが送出した)SYSLOGメッセージは記録されません。
  記録したSYSLOGを見る場合は、必ずSYSLOG表示ウィンドウを終了して下さい。
  SYSLOG表示ウィンドウを開いたまま記録したSYSLOGを見ることはできません。
  SYSLOGを記録している間は、NWG統合ツールを終了しないで下さい。
  NWG統合ツールを終了してしまうと、SYSLOGは記録されません。
  SYSLOGはTXTファイルとして記録されます。
  記録したSYSLOGファイルを見る場合、Windows標準の「メモ帳」やMac OS標準のSimpleText等のテキストエディタを使用して下さい。

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10-2ー3 SYSLOGの詳細設定

SYSLOG表示ウィンドウの詳細設定について説明します。
(Windowsを例に説明します。)
  1. SYSLOG表示ウィンドウで[設定]→[詳細設定]と順番にクリックして下さい。



     
  2. SYSLOG表示ウィンドウの詳細設定画面が開きます。

    表示させるSYSLOGのメッセージタイプにチェックを入れて下さい。


     
    「LOG_EMERG」「LOG_ALERT」「LOG_CRIT」「LOG_ERR」「LOG_DEBUG」にチェックを入れても、NetGenesisはこれらのメッセージタイプのSYSLOGメッセージを送出しません。
     
     ・ NetGenesisのSYSLOGの設定については 7-7-1 設定手順 を参照して下さい。
     ・ SYSLOGメッセージについては 7-7-3 送出フォーマット を参照して下さい。

     
  3. [OK]ボタンをクリックして下さい。
備 考
〜 NetGenesisのSYSLOGの設定とSYSLOG表示ウィンドウの詳細設定について 〜
NetGenesisのSYSLOGの設定(メッセージタイプ)と、SYSLOG表示ウィンドウの詳細設定は連動しません。
以下の例を参考にして下さい。

 例1) NetGenesisのSYSLOG設定   SYSLOG表示ウィンドウの詳細設定
    
 
SYSLOG表示ウィンドウには「LOG_INFO」のメッセージタイプのSYSLOGメッセージのみが表示されます。
  NetGenesisに設定した「LOG_WARNING」、「LOG_NOTICE」のSYSLOGメッセージは、SYSLOG表示ウィンドウに表示されません。

 例2) NetGenesisのSYSLOG設定 SYSLOG表示ウィンドウの詳細設定
    
 
SYSLOG表示ウィンドウには「LOG_INFO」のメッセージタイプのSYSLOGメッセージのみが表示されます。
  SYSLOG表示ウィンドウの詳細設定で「LOG_WARNING」、「LOG_NOTICE」にチェックを入れても、NetGenesisの設定の「LOG_WARNING」、「LOG_NOTICE」にチェックが入っていないためです。

 
 ・ NetGenesisのSYSLOGの設定については 7-7-1 設定手順 を参照して下さい。
 ・ SYSLOGメッセージについては 7-7-3 送出フォーマット を参照して下さい。

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