10-2.シリアルポート設定

シリアルポート設定について説明します。

以下の手順で設定を行って下さい。

  1. 設定画面のメニューの「WANポートの設定」の中の、[シリアルポート 動作モード設定]をクリックして下さい。
    「シリアルポート 動作モード設定」画面が開きます。



     
  2. 「シリアルポートを使用する」にチェックを入れて下さい。



     
  3. 「回線種別」を選択して下さい。



     
  4. 「モデム/ISDNターミナルアダプタの設定」を行って下さい。




      端末速度(DTE)
      シリアルポートのDTE速度を選択して下さい。

    使用するISDNターミナルアダプタ/アナログモデムが対応している速度を選択して下さい。
     
      追加ATコマンド(最大120文字まで入力可能です。)
      ISDNターミナルアダプタを使用する場合は、追加ATコマンドは必須です。
    ISDNターミナルアダプタのマニュアル等を参照して、「PPP 64K/MP128K」等の通信モードを指定するATコマンドを入力して下さい。

    ダイヤルアップ(RASクライアント)IP接続を行う場合、ダイヤルアップ(RASクライアント)IP接続の設定内にも追加ATコマンド設定欄が存在します。
    追加ATコマンドは、「シリアルポート設定の追加ATコマンド(本設定)」→「ダイヤルアップ(RASクライアント)IP接続の設定内の追加ATコマンド」の順番で送出されます。
       
    追加ATコマンドについて
    弊社で動作確認済みのISDNターミナルアダプタ/アナログモデムは以下の通りです。
     
    メーカー名 機種名 追加ATコマンド
    ALEXON TD480
    PPP64K : ATE0Q0V1X1\Q3G1=2
    MP128K : ATE0Q0V1X1\Q3G1=0
    NEC AtermIT21L
    PPP64K : AT$N1=1
    MP128K : AT$N11=1
    NTT INSメイト V30 Slim
    PPP64K : AT$N11=0
    MP128K : AT$N11=1
    OMRON ME5614D2 追加ATコマンド無し
    マイクロリサーチ アナログモデムMDシリーズ 追加ATコマンド無し
    【 注意 】
    左の弊社以外のメーカーの機種については、弊社が独自に動作確認を行ったものです。
    各メーカーがNetGenesisでの動作を保証するものではありませんのでご了承下さい。

    参考)PBXの0発信について
    アナログモデムを接続し、かつ、PBXの0発信の回線に接続してダイヤルアップを行う場合、以下のような設定が必要となります。
     ・ 「アクセスポイント」欄の先頭に、「0,」(ゼロ カンマ)を追加する。(例.0,xx-xxxx-xxxx)
     ・ 「追加ATコマンド」欄に、「ダイヤルトーンを検出しない」ようにする設定コマンドを追加する。(例.ATX3)
    【 注意 】
    上記はあくまで一例であり、実際の動作を保証するものではありません。
    PBXの0発信の回線へ接続する場合は、あらかじめ、使用するアナログモデムやPBX側の仕様を確認して下さい。

     
  5. [シリアルポート設定 適用]ボタンをクリックして下さい。


     
以上で シリアルポート設定 は完了です。
 
  「ダイヤルアップ(RASクライアント)IP接続」を行う場合
10-3.ダイヤルアップ(RASクライアント)IP接続 へ進んで下さい。
  RASサーバーIP接続」を行う場合
10-4.RASサーバーIP接続IP接続 へ進んで下さい。
  ダイヤルアップ(RASクライアント)IP接続 と RASサーバーIP接続を併用」する場合
10-3.ダイヤルアップ(RASクライアント)IP接続 へ進んで下さい。
  LAN型ダイヤルアップIP接続」を行う場合
10-5.LAN型ダイヤルアップIP接続 へ進んで下さい。
  「専用線IP接続」を行う場合
10-6.専用線IP接続 へ進んで下さい。


直前に表示したページへ戻る
10.シリアルポート/モデムポートを使用する へ戻る