10-6.専用線IP接続

専用線IP接続を行うための設定について説明します。
専用線IP接続設定を行う際の注意
  専用線IP接続設定を行う前に、必ずモデムポート/シリアルポートの設定を行って下さい。
 
モデムポートを使用する場合 シリアルポートを使用する場合
10-1.モデムポート設定 を参照して下さい。 10-2.シリアルポート設定 を参照して下さい。

  NetGenesisのLANポートIPアドレスを変更する場合、以下を参照して下さい。
 
  NetGenesisのLANポートIPアドレス設定
 → 12-1 LANポートIPアドレスの設定
  〔工場出荷値:192.168.0.1/24 から変更する場合に参照。〕

  NetGenesisのDHCPサーバー設定
 → 13-1 DHCPサーバー設定
  〔LANポートIPアドレスを変更する場合に参照。〕

  パソコンのTCP/IP設定
 → 2.パソコンの設定 を参照して下さい。
  〔パソコンに固定IPアドレスを設定する場合に参照。〕



利用するポートに従って、設定を行って下さい。

モデムポート アナログ専用線IP接続の設定
シリアルポート 専用線IP接続の設定

 
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モデムポート アナログ専用線IP接続の設定

アナログ専用線IP接続を行うための設定について説明します。

以下の手順で設定を行って下さい。
 
  1. 設定画面のメニューの「WANポートの設定」の中の、[モデムポート 動作モード設定]をクリックして下さい。


  2. 「動作モード設定」欄で「アナログ専用線IP接続」を選択して[詳細設定」ボタンをクリックして下さい。



  3. 「アナログ専用線IP接続設定」画面が開きます。


    以下の設定を行って下さい。




      発信側 or 着信側 〔必須〕
      対置側と合わせて選択して下さい。

    対置側が発信側の場合  →「着信側」を選択
    対置側が着信側の場合  →「発信側」を選択
      専用線接続用ATコマンド 〔必須〕
      「発信側」を選択した場合は「ATD」を、「着信側」を選択した場合は「ATA」を入力して下さい。

  4. 画面下の[設定]ボタンをクリックして下さい。

以上で 専用線IP接続 の設定は完了です。
  送信先IPアドレスによる通信の振り分け」を行う場合
  14-1.スタティックルーティング設定 へ進んで下さい。
  送信元IPアドレスによる通信の振り分け」」を行う場合
  14-2.ソースルーティング設定 へ進んで下さい。
  RIPによる通信の振り分け」を行う場合(対置側ルータのRIP対応必須)
  14-4.RIP設定 へ進んで下さい。
 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの  設定の更新  をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  引き続き他の設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。


設定の更新・NetGenesisの再起動が完了した後、10-7.モデム/シリアルポート情報・制御 を参照して下さい。

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シリアルポート 専用線IP接続の設定

専用線IP接続を行うための設定について説明します。
専用線モードにおいて使用可能なモデム/ISDNターミナルアダプタの条件
  シリアルポートで専用線IP接続を行うためには、以下の条件に合致したモデム/ISDNターミナルアダプタが必要です。
 ・ 使用する専用線に対応していること。
 ・ ATコマンドの発行により、回線接続が可能なこと。
(電源ONと同時に自動的に回線接続を行う製品は使用できません。)
また、設定を行う際に接続用のATコマンドが必要となりますので、あらかじめモデム/ISDNターミナルアダプタのマニュアル等をお手元にご用意下さい。

以下の手順で設定を行って下さい。
  1. 設定画面のメニューの「WANポートの設定」の中の、[シリアルポート 動作モード設定]をクリックして下さい。


  2. 「動作モード設定」欄で「専用線IP接続」を選択して[詳細設定」ボタンをクリックして下さい。



  3. 「専用線IP接続設定」画面が開きます。


    以下の設定を行って下さい。




      発信側 or 着信側 〔必須〕
      対置側と合わせて選択して下さい。

    対置側が発信側の場合  →「着信側」を選択
    対置側が着信側の場合  →「発信側」を選択
      専用線接続用ATコマンド 〔必須〕
      接続するモデム/ISDNターミナルアダプタの専用線ATコマンドを設定して下さい。
    詳しくはモデム/ISDNターミナルアダプタのマニュアル等を参照して下さい。
    対置側が発信側の場合  →「着信コマンド」を入力
    対置側が着信側の場合  →「発信コマンド」を入力

  4. 画面下の[設定]ボタンをクリックして下さい。

以上で 専用線IP接続 の設定は完了です。
  送信先IPアドレスによる通信の振り分け」を行う場合
  14-1.スタティックルーティング設定 へ進んで下さい。
  送信元IPアドレスによる通信の振り分け」」を行う場合
  14-2.ソースルーティング設定 へ進んで下さい。
  RIPによる通信の振り分け」を行う場合(対置側ルータのRIP対応必須)
  14-4.RIP設定 へ進んで下さい。
 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの  設定の更新  をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  引き続き他の設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。


設定の更新・NetGenesisの再起動が完了した後、10-7.モデム/シリアルポート情報・制御 を参照して下さい。

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