10-2.回線冗長化設定例

回線冗長化の設定例について説明します。
 

10-2-1.複数のPPPoEクライアント接続で回線冗長化を行う
  WANポート1、WANポート2、それぞれに「PPPoEクライアント接続 IPアドレス自動取得」の設定を行います。
WANポート1をメインポート、WANポート2をバックアップポートとして設定する例です。
 
 ・ PPPoE接続のインターネット回線を2本用意し、WANポート1、WANポート2にそれぞれに接続します。
 ・ 通常のインターネット接続はWANポート1(PPPoEセッション1)で行います。
 ・ WANポート1の回線切断を検知した場合、デフォルトゲートウェイをWANポート2(PPPoEセッション2)に切り替えます。


10-2-2.PPPoEクライアント接続とDHCPクライアント接続で回線冗長化を行う
  WANポート1に「PPPoEクライアント接続 IPアドレス自動取得」の設定を行い、WANポート2に「DHCPクライアント IPアドレス自動取得」の設定を行います。
WANポート1をメインポート、WANポート2をバックアップポートとして設定する例です。
 
 ・ WANポート1にPPPoE接続のインターネット回線を接続します。
 ・ WANポート2にDHCPクライアント接続のインターネット回線を接続します。
 ・ 通常のインターネット接続はWANポート1(PPPoEセッション1)で行います。
 ・ WANポート1の回線切断を検知した場合、デフォルトゲートウェイをWANポート2に切り替えます。


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