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IPマスカレードによって同時にインターネットへ接続できるパソコン台数(セッション数) |
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IPマスカレードでは最大16384セッションのデータのやりとりが可能です。(※1・※2) |
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「セッション」とはTCP/UDP/ICMPによるデータ処理の単位です。 |
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例えば、WWWブラウザの1つのウインドウを「1セッション」としてカウントします。 |
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(1つのウィンドウが本マニュアルの本項目のように、フレームによって2つに分かれている場合は「2セッション」とカウントされます。) |
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通常、1台のパソコンでインターネットへ接続する場合、WWWブラウザやメールソフトウェア等により約10〜20セッション程度使用すると考えられます。 |
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※1: |
LAN側→WAN側のセッション、WAN側→LAN側のセッションの両方が対象となります。 |
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※2: |
PPPoEマルチセッション機能を使用する場合、使用する全てのPPPoE セッションの合計で最大16384セッションとなります。 |
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IPマスカレードにおける留意事項(NATとの違い) |
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IPマスカレードを使用する場合、サーバー等を外部に公開するには「IPマスカレードテーブル」設定、または「DMZホスト機能」の設定が必要です。 |
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これに対し、NATは「1対1」の変換となるため、「IPマスカレードテーブル」や「DMZホスト機能」の設定は必要ありません。 |
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IPマスカレードで変換されるLAN側IPアドレスにおいて、WWWサーバー等を運用する場合は 10.サーバー公開を行う −IPアドレス変換有効時− を参照して下さい。 |
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NATにおける留意事項(IPマスカレードとの違い) |
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NAT変換では、FTP通信のみ合計512セッションが上限となります。 |
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その他の通信について、セッション数の制限はありません。 |
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NATとサーバー公開 |
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NATは「1対1」の変換のため、IPマスカレードと違い「DMZホスト機能」の設定や「IPマスカレードテーブル」の設定を行わなくても、LAN内のサーバーをWAN側へ公開することが可能です。 |