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DMZホスト機能とは |
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DMZホスト機能は、インターネット側から接続が開始される全てのIPフレームを、NetGenesisがLAN内の特定のパソコン(IPアドレス)へ転送するための機能です。 |
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DMZホスト機能の設定を行うことにより、インターネット側からNetGenesisのLAN内へ接続が開始された場合でも、上記のように接続が可能になります。 |
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IPマスカレードテーブルとの違い・ファイアウォールとの関係 |
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NetGenesisのLAN内のサーバーやネットワークカメラの公開を行うためには、「IPマスカレードテーブル」の設定を行う方法と「DMZホスト機能」の設定を行う方法の2通りがあります。 |
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それぞれの違いは以下の通りです。 |
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DMZホスト機能 |
IPマスカレードテーブル |
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転送先に設定できるパソコン・IPアドレスは1つのみ。 |
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プロトコル・ポート番号ごとに転送先を設定できる。
(プロトコル、ポート番号が異なれば、複数の転送先を設定可能。) |
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転送先を変更可能。
(「DMZホスト制御」画面にて設定可能。) |
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転送先はプロトコル・ポート番号ごとに固定設定。 |
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転送先に設定したパソコン・IPアドレスについては、セキュリティが低下する。
(インターネット側から通信が開始される全てのIPフレームが転送されるため、インターネット側から容易にアクセス可能になる。) |
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インターネット側から通信が開始されたIPフレームのプロトコル・ポート番号がIPマスカレードテーブルに未設定の場合は、IPマスカレードによって破棄される。 |
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NetGenesisの再起動を行った場合、DMZホスト機能は一旦無効になる。
無効になった場合は、設定画面にログインし、DMZホスト制御画面から有効にする必要がある。 |
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NetGenesisの再起動等を行った場合でも、設定は維持される。 |
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また、IPマスカレードテーブルとDMZホスト機能、ファイアウォールの関係は、以下の図のようになっています。 |
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(DMZホスト機能・有効時) |
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DMZホスト機能を有効にしても、ファイアウォール(IPフィルタ)の設定で遮断(WAN側→LAN側)するように設定したプロトコル・ポート番号は、LAN側へ送られません。 |
(WAN側から通信が開始されるIPフレームは「IPマスカレードテーブル」→「ファイアウォール」の順番に処理されます。) |
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