10. サーバー公開を行う −IPアドレス変換有効時−

サーバー公開に対応するための設定について説明します。

NetGenesisにはサーバーやネットワークカメラ等の公開を行なうための機能として、「静的IPマスカレード(IPマスカレードテーブル)機能」「DMZホスト機能」の2種類に対応しています。
 

  10-1.IPマスカレードテーブル設定
  IPマスカレードテーブルとは、「インターネット側から発信されたIPフレームを、プロトコルやポート番号に応じてLAN内の特定のIPアドレスへ転送する機能」です。
 
IPマスカレードテーブル設定を行う際の注意
  契約しているISPによっては、IPマスカレードテーブルを設定しても動作しないソフトウェアがあります。
  (ISPから付与されたIPアドレスがグローバルIPアドレスでは無い場合や、セキュリティの問題によりISP側で遮断している場合等)
  IPマスカレードテーブル設定を行なう場合、あらかじめ契約しているISPへ確認して下さい。

  TCP、UDP、ICMP、GRE、ESP、EtherIP以外のプロトコルを設定することはできません。

  10-2.DMZホスト機能の設定
  DMZホスト機能とは「インターネット側(WAN側)から発信された全てのIPフレームを、LAN内の特定のIPアドレスへ転送する機能」です。
 
DMZホスト機能を使用する際の注意
  DMZホスト機能を使用する場合、転送先に設定したパソコン・IPアドレスは、セキュリティが低下しますので注意して下さい。

  契約しているISPによっては、DMZホスト機能を有効にしても動作しないソフトウェアがあります。
  (ISPから付与されたIPアドレスがグローバルIPアドレスでは無い場合や、セキュリティの問題によりISP側で遮断している場合等)
  DMZホスト機能を使用する場合、あらかじめ契約しているISPへ確認して下さい。

  TCP、UDP、ICMP、ESP、EtherIP以外のプロトコルを使用するソフトウェアは、DMZホスト機能を有効にしても動作しません。