PPTPサーバーをWAN側から接続可能にする例
LAN内で運用しているPPTPサーバーへ、WAN側から接続可能にするための設定について説明します。
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PPTP接続を行う場合、あらかじめWAN(PPPoE)ポートの各動作モードの詳細設定画面において、[PPTP変換を有効にする](PPTP変換の設定)にチェックを入れる必要があります。 |
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[PPTP変換を有効にする]にチェックを入れ、かつIPマスカレードテーブルに「TCPプロトコル・ポート番号1723」を設定することにより、GREプロトコルが同時にルーティングされます。 |
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(DMZホスト機能によるPPTPサーバーの運用はできません。) |
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契約しているISPによっては、IPマスカレードテーブルを設定してもLAN内のPPTPサーバーへ接続できない場合があります。 |
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(ISPから付与されたIPアドレスがグローバルIPアドレスでは無い場合や、セキュリティの問題によりISP側で遮断している場合等) |
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NetGenesisのLAN内のパソコンでPPTPサーバーを運用する場合、あらかじめ契約しているISPへ確認して下さい。 |
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【 構成例 】

上記の構成例の場合、以下のように設定します。

登録するテーブル情報 |
プロトコル |
TCP |
開始ポート番号 |
1723
(追加すると「pptp」(文字)に変換されます。) |
終了ポート番号 |
1723
(追加すると「pptp」(文字)に変換されます。) |
変換IPアドレス
(PPTPサーバーを運用するパソコンのIPアドレス) |
192.168.0.100 |
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