6-3-1.PPPoEポート情報・制御

PPPoE接続時の情報(取得したIPアドレス等)の表示や制御(手動接続・切断の操作等)を行う「PPPoEポート情報・制御」について説明します。

設定画面のメニューの「制御・情報表示」の中の、[PPPoEポート情報・制御]をクリックして下さい。




「PPPoEポート情報・制御」画面が表示されます。

以降、「PPPoEポート情報・制御」の表示内容を説明します。

   
下記 画面例での主なPPPoE設定
PPPoE 動作モード 接続先 ニックネーム
(接続名称)
回線接続方法
PPPoE セッション1

IPアドレス自動取得
ISP Internet 常時接続
PPPoE セッション2

IPアドレス自動取得
ISP ISP2 自動接続

 

  最新の情報に更新 (ボタン)
  表示内容を更新する場合にクリックします。
  (リアルタイムでは表示されません。)

 
PPPoE ポート1〜4(セッション1〜4・S03〜S06) (各セッションのタイトルバー)
  回線接続方法の設定 (※1)によって、表示内容が異なります。
 
 ※1: 「回線接続方法の設定」の情報は、本画面の「接続モード(回線接続方法)」欄に表示されます。

 
  回線接続方法の設定:常時接続
  何も表示されません。
 


 
  回線接続方法の設定:自動接続 または 手動接続
  [接続]または[切断]ボタンが表示されます。
  その時の回線状態(※2)によって、ボタン表示が変わります。
 
 ※2: 「回線状態」は、本画面の「状態」欄に表示されます。
   ・回線切断状態:[接続]ボタンが表示されます。
 ・回線接続状態:[切断]ボタンが表示されます。
 
   
 メ モ 
回線切断から5秒以内に再度[手動接続]を行った場合、手動接続は行われません。
 
   
表示されているボタンをクリックすることにより、回線の(PPPoE)接続、または切断が可能です。
 
 
 
手動接続に失敗する場合
手動接続に失敗する場合は、6-3-2.接続できない場合(SYSLOG表示の確認) を参照して下さい。
 
 
自動接続時に表示されるエラーメッセージ
回線接続方法の設定「自動接続」を選択し、かつ「PPPoEポート情報・制御」画面(本画面)を開いたまま放置した場合、[接続][切断]ボタンを押すと以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
  [接続]ボタンをクリックした場合に表示されるエラーメッセージ
  LAN内の別のパソコンの操作等によって自動接続が行われた等、すでに回線が接続された状態の場合、以下のエラーメッセージが表示されます。
 
  [切断]ボタンをクリックした場合に表示されるエラーメッセージ
   無通信自動切断の設定 を行い、かつ「送信無通信時間」「受信無通信時間」が満了となり、自動的に回線が切断された場合、以下のエラーメッセージが表示されます。
 
[接続][切断]ボタンをクリックする前に、[最新の情報に更新]ボタンをクリックすることをお勧めします。
(その時の回線状態に合致したボタンが表示されるようになり、上記のエラーメッセージは表示されなくなります。)

  ニックネーム(接続名称)
  PPPoE セッションの設定の ニックネーム(接続名称) に設定した内容が表示されます。
 

  接続アカウント(ユーザー名)
  PPPoE セッションの設定の 接続情報(アカウント)の設定 に設定したユーザー名が表示されます。
 

  接続モード(回線接続方法)
  回線接続方法の設定 によって、表示内容が異なります。
 

  状態
  その時の回線状態を表します。
  「接続状態」、「切断状態」、「待機中」の3つの中の1つが表示されます。
 
 ・接続状態 回線が接続されていることを表します。
 ・切断状態 回線が切断されていることを表します。(※3)
 ・待機中 PPPoEによる認証処理中、あるいは再接続待ち状態(前項目の「「接続モード」が「常時接続」の時のみ)であることを表します。(※3)
 ・未使用 PPPoEポート(セッション)が未使用である(PPPoEポートを使用するのチェックが入っていない)ことを表します。
 
 
 ※3: 「常時接続」設定時に「切断状態」や「待機中」と表示されている場合、「回線障害等、何らかの原因によって回線が切断されている(あるいは接続ができない状態になっている)」と考えられます。
   
 

この場合は 6-3-2.接続できない場合(SYSLOG表示の確認) を参照して下さい。

  接続時間
  回線が接続されてから経過した時間を表します。
  本画面の(前項目の)「状態」欄が「切断状態」の場合、表示されません。
  [最新の情報に更新]ボタンをクリックすることにより、更新されます。
 

  接続先サーバー名
  PPPoEサーバー名(アクセスコンセントレーター名)を取得した場合にPPPoEサーバー名を表示します。
 

  取得した自IPアドレス
  取得した相手IPアドレス
  「取得した自IPアドレス」はPPPoEサーバーから(自動)取得したIPアドレスを、「取得した相手IPアドレス」はPPPoEサーバーのIPアドレスを表します。
 

 
  PPPoE セッション1使用時で、かつPPPoE動作モードが IPアドレス固定(1〜16個) または アンナンバード(unnumbered) の場合、「取得したIPアドレス」「取得した相手IPアドレス」ともに「0.0.0.0」になります。
 

  取得したプライマリDNS
  取得したセカンダリDNS
  接続時にPPPoEサーバーから取得した「プライマリDNS」「セカンダリDNS」を表します。
 

 
  PPPoE セッションの設定の DNS情報の設定「WAN側から取得したDNS情報を優先する」にチェックが入っている場合、NetGenesisのProxyDNS機能が(回線接続時に)DNS名前解決を行う際、「取得したプライマリDNS」「取得したセカンダリDNS」の情報を使用します。
  (回線接続時は、「DNS情報の設定」の「プライマリ〜フォースDNS」欄の情報を使用しません。)
 

 
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