1. 無線LANへ接続するための設定
(パソコン側に必要な設定・注意事項等)

工場出荷状態のNetGenesis SuperOPTAirとパソコンを無線LANで接続するために必要な(パソコン側)の設定や、無線LAN使用時の注意事項について説明します。
  パソコン側の設定   無線LAN使用時の注意事項

  パソコン側の設定
  パソコンとNetGenesis SuperOPTAirを無線LANで接続するにあたり、以下の製品を別途用意して下さい。
 
   IEEE 802.11b準拠 無線LANカード/アダプタ
 
 → お使いのパソコンに対応した製品を用意して下さい。
(無線LAN通信を行う端末の台数分、用意して下さい。)
 
パソコンに無線LANカード/アダプタをセットアップする際、以下の設定を行うことにより、パソコンからNetGenesis SuperOPTAirへ無線LANで接続できるようになります。
 
【 無線LANカード/アダプタ 設定内容 】
NetGenesis SuperOPTAirの設定をまだ行っていない場合(工場出荷状態)
  通信モード インフラストラクチャモード
  SSID(ESS ID) NetGenesis SuperOPTAirのLANポートMACアドレス(※1)(※2)
  WEP 無効(※2)

無線LANカード/アダプタの設定は、無線LANカード/アダプタに付属のソフトウェア等で行って下さい。
設定方法等については、無線LANカード/アダプタのマニュアルを参照して下さい。
 
 
  ※1 NetGenesis SuperOPTAirのLANポートMACアドレスは、本体側面のシールで確認することができます。
  
NetGenesis SuperOPTAirのSSID(ESS ID)(工場出荷状態)
 → 001038123457
  上記のSSID(ESS ID)を無線LANカード/アダプタに設定します。
  ※1: なお、LANポートMACアドレスに「A〜F」(大文字)が含まれている場合、実際のSSID(ESS ID)は「a〜f」(半角小文字)になります。
  
NetGenesis SuperOPTAirのSSID(ESS ID)(工場出荷状態)
 → 00103812abce
  上記のSSID(ESS ID)を無線LANカード/アダプタに設定します。
     上記のシール・設定内容は一例です。
実際に設定を行う際は、必ず本体側面のシールを確認して下さい。


  ※2 NetGenesis SuperOPTAirの設定を行った場合、NetGenesis SuperOPTAirの設定値に合わせてSSID(ESS ID)やWEP設定を行って下さい。

 
無線LAN機能を使用するにあたり、WEP設定(無線通信の暗号化)とMACアドレス登録機能の設定(MACアドレスによる接続許可・拒否設定)を行うことを強く推奨します。
WEP設定とMACアドレス登録機能の設定を行うことにより、無線を使った第三者による電波の不正傍受や回線の不正使用等を防ぐことができます。
詳しくは 3.IEEE 802.11b セキュリティ設定 を参照して下さい。
 *1: 無線LAN機能を使用する上での注意事項等については 次項 を参照して下さい。
 *2: 無線LAN機能を使用しない場合は、NetGenesis SuperOPTAirの無線LAN機能を無効に設定して下さい。
  (無線LAN機能を無効にする方法については 2.IEEE 802.11b 基本設定 を参照して下さい。)
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  無線LAN使用時の注意事項
 
  パソコンで無線LAN通信を行う際は、電波状況の良好な場所(遮断物が無い場所等)で、無線LANの通信(接続)状態の確認を行って下さい。
  無線LAN通信が不安定になる場合は、NetGenesis SuperOPTAirやパソコンの設置場所・方向を変えてみて下さい。
  パソコン側(無線LANカード/アダプタ)とNetGenesis SuperOPTAir側の、それぞれのSSID(ESS ID)とWEP設定を間違えないように注意して下さい。
  設定を間違えると無線LAN通信を行うことができません。
 
   NetGenesis SuperOPTAirに設定したSSID(ESS ID)とWEP設定を、無線LAN通信を行う各パソコンに正しく設定して下さい。
 
  ※ 各パソコンに必ず「同じSSID(ESS ID)とWEP設定」を行って下さい。
  SSID(ESS ID)やWEP設定の変更作業中に、一時的にNetGenesis SuperOPTAirとパソコンが無線LAN通信できない状態になります。
 
   NetGenesis SuperOPTAir側とパソコン側の双方の設定が完了すると、再度無線LAN通信が可能になります。
  無線LANに多くのパソコンを接続すると、通信速度が低下します。
 
   無線LANは30台以内で構築することを推奨します。
 
  ※ 無線LANを同時に使用することが可能な台数は、環境等によって異なります。
  既に無線LAN導入済みのLANにNetGenesis SuperOPTAirを追加する場合、追加作業を行う前に以下の内容を確認して下さい。
 
 確認1) 既存の IEEE 802.11b 無線LANアクセスポイントのIPアドレス
  既存の無線LANアクセスポイントのIPアドレスが「192.168.0.1」の場合、以下のどちらかの対処を行い、IPアドレスの衝突を回避して下さい。
 
 ※ NetGenesis SuperOPTAirのLANポートIPアドレスは「192.168.0.1(/24)」が工場出荷値です。
 
  対処1: 既存の無線LANアクセスポイントのIPアドレスを「192.168.0.1」以外(192.168.0.2〜192.168.0.254)へ変更する。
 
  対処2: NetGenesis SuperOPTAirのLANポートIPアドレスを「192.168.0.1(/24)」以外(192.168.0.2〜192.168.0.254)へ変更する。
 
 ・ LANポートIPアドレスの設定については、NetGenesis SuperOPTシリーズ ユーザーズマニュアル(別マニュアル) の "第4章 基本設定" を参照して下さい。
 
 確認2) 既存の IEEE 802.11b 無線LANアクセスポイントの無線チャンネル
  既存の無線LANアクセスポイントの無線チャンネルが「1」(CH1)の場合、以下のどちらかの対処を行い、電波の干渉を回避して下さい。
 
 ※ NetGenesis SuperOPTAirの無線LANアクセスポイント機能は、無線チャンネル「1」が工場出荷値です。
 
  対処1: 既存の無線LANアクセスポイントが使用する無線チャンネルを「1」以外(4つ以上離れたチャンネル)へ変更する。
 
  対処2: NetGenesis SuperOPTAirが使用する無線チャンネルを「1」以外(4つ以上離れたチャンネル)へ変更する。
 
 確認3) 既存の IEEE 802.11b 無線LANアクセスポイントのSSID(ESS ID)やWEP設定
  無線LANパソコンから電波の状況・場所に応じて、接続するアクセスポイントを切り替えたい(ローミング機能を使用したい)場合、既存の無線LANアクセスポイントとNetGenesis SuperOPTAirの両方のSSID(ESS ID)やWEP設定を、同じ設定にして下さい
 
 ※ ただし、既存の無線LANアクセスポイントとNetGenesis SuperOPTAir間が、有線LANで接続されている場合に限ります。
  既存の無線LANアクセスポイントの設定確認・変更は、無線LANアクセスポイントに付属のソフトウェア等で行って下さい。
設定方法等については、無線LANアクセスポイントのマニュアルを参照して下さい。
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