Q. IPマスカレードテーブルを設定して、WWWサーバーをインターネットへ公開していますが、LAN内のパソコンからNetGenesisのWANポートが取得した(WANポートに設定した)グローバルIPアドレス(またはドメイン名)を指定しても、アクセスできません。

A. NetGenesisのIPアドレス変換機能を有効にしている場合、LAN内のパソコン(プライベートIPアドレス)から同一LAN内のサーバーへアクセスする際は、サーバーのプライベートIPアドレスを指定してアクセスして下さい。
  具体的には、以下の設定を行っている場合に該当します。
(WWWサーバーをインターネットへ公開する例。)
 
 例1) ・WANポートの動作モード DHCPクライアント・IPアドレス自動取得
      PPPoEクライアント・IPアドレス自動取得
      PPPoEクライアント・IPアドレス固定(1〜16個)※1
      IPアドレス固定(1〜16個)※1
     
※1: 固定グローバルIPアドレスは1個。(IPマスカレード変換)
 例1) ・WWWサーバーの公開方法 IPマスカレードテーブルに「TCP 80番」をWWWサーバーのパソコン(プライベートIPアドレス)へルーティングするように設定。
 
 例2) ・WANポートの動作モード PPPoEクライアント・IPアドレス固定(1〜16個)※2
      IPアドレス固定(1〜16個)※2
     
※2: 固定グローバルIPアドレスは4〜16個。(NAT/IPマスカレード変換)
 例1) ・WWWサーバーの公開方法 WWWサーバーのパソコン(プライベートIPアドレス)をNAT変換(1対1)するように設定。
  この場合、LAN内のパソコンから同一LAN内のWWWサーバーへアクセスする際は、WWWサーバーのプライベートIPアドレスを指定して下さい。
 
  なお、ドメイン名を取得している場合、NetGenesisの「EasyDNS機能」(※3)を使用することにより、ドメイン名でのアクセスが可能になります。
  《EasyDNS設定例(登録するエントリ)》
 ・ホスト名 www.xxx.co.jp(取得したドメイン名)
 ・IPアドレス WWWサーバーのプライベートIPアドレス
 
 ※3: EasyDNS機能を使用する場合、LAN内のパソコンにDNSサーバーとして「192.168.0.1」(NetGenesisのLANポートIPアドレス)を設定する必要があります。(NetGenesisの「ProxyDNS機能」を使用する必要があります。)
  EasyDNS設定については、以下を参照して下さい。
   7-6 EasyDNS設定

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