第10章 設定の更新・設定バックアップ/初期化

NetGenesisの設定を更新・再起動する手順等について説明します。

以下の項目があります。

(以下の画面は、NetGenesis SuperOPT90/SuperOPT70の例です。)
 
  10-1 設定の更新
  NetGenesisの設定を更新・再起動する手順について説明します。
  (NetGenesisの設定が全て完了した後は、必ず[設定の更新]を行う必要があります。)
  10-2 設定ファイルの保存と読み込み
  NetGenesisの設定をファイルに保存する手順、及びファイルから読み込む手順について説明します。
  10-3 設定を工場出荷値に戻す
  NetGenesisの設定を工場出荷値に戻す手順について説明します。

10-1 設定の更新

NetGenesisの設定を更新・再起動する手順について説明します。
 
NetGenesisの設定を保存(更新)する際は、インターネットとの通信(データ転送)をできる限り行わないようにして下さい。
【 参 考 】
NetGenesis前面・「WAN」ランプ 状 況
点 灯 インターネットと通信無し
点 滅 インターネットと通信中(※)
  NetGenesisのWANポートに接続しているケーブル/xDSLモデム・メディアコンバータ・ONU等、回線終端装置によっては、通信が行われていなくても「WAN」ランプが点滅する場合があります。
この場合、パソコン上で起動しているインターネットと通信を行うソフトウェア(NetGenesisの設定を行っているWWWブラウザを除く)を終了するようにして下さい。


NetGenesisの全ての設定が完了しましたら、必ず以下の手順で[設定の更新]〜[再起動]を行って下さい。
 
[設定の更新]〜[再起動]を行うことにより、設定内容がNetGenesisに書き込まれ、NetGenesisの動作に反映されます。
  1. 設定画面のメニューの[設定の更新]をクリックして下さい。
     
  2. [更新]ボタンをクリックして下さい。



     
  3. 更新が完了すると、[再起動]ボタンが表示されますので、クリックして下さい。


     
    無線LANから設定の更新・再起動を行う場合、設定内容(無線LAN設定・SSIDやWEPの設定変更)や電波の状況によっては、「NetGenesisの再起動が完了しました。」画面が表示されないことがあります。
    (設定更新時、再起動途中に表示される画面の表示内容をお読み頂き、画面の指示に従って下さい。)

     
  4. 以下のカウントダウン画面が表示されます。

    カウントダウンが完了し、画面が切り替わるまで何も操作せず、そのままお待ち下さい。
     ※ 以下の画面は、NetGenesis SuperOPT100/SuperOPT90/SuperOPT70の例です。
      NetGenesis SuperOPTAirの場合、カウントダウン表示の下に「無線LANから設定の更新・再起動を行う際の注意」が表示されます。

     
    NetGenesis SuperOPT100でHUBポートの設定を行った場合、NetGenesisの再起動中にHUBがリセットされ、一瞬リンクが切れます。
     
    【 管理者IDを変更した場合 】
    [セキュリティ設定]画面で「管理者ID」(パスワード)を変更した場合、カウントダウン完了時にログイン画面が表示されます。
    変更した「管理者ID」(パスワード)を入力して[OK]ボタンをクリックして下さい。
    「NetGenesisの再起動が完了しました」画面(次項)が表示されます。

     
  5. 以下の画面に切り替わると、設定の更新・再起動完了です。
    (画面の内容に従って下さい。)


     
    NetGenesisのLANポートIPアドレスを変更して設定の更新・再起動を行った場合、上記の「NetGenesisの再起動が完了しました」画面が表示されません。
    以下を参照して下さい。
    NetGenesisの設定の更新・再起動後(設定画面へ再度ログオンする手順)
    (4-1 LANポートIPアドレスの設定)
NetGenesisのDHCPサーバーを使用する方へ
NetGenesisのDHCPサーバーを使用し、かつDHCPサーバーの設定を工場出荷値から変更した場合、設定の更新・再起動完了後、NetGenesisに接続されている各パソコンを再起動して下さい。
パソコンを再起動することにより、NetGenesisから各パソコンへTCP/IPの設定が自動的に行われます。
(DHCPサーバーの設定を工場出荷値のまま使用する場合、パソコンの再起動を行う必要はありません。)
NetGenesisの時刻情報について
NetGenesisの設定の更新・再起動が完了しましたら、NetGenesisの時刻情報を合わせて下さい。
NetGenesisの時刻情報を合わせるには、以下の2通りの方法があります。
(どちらか1つを行って下さい。)
  パソコンの時刻情報を読み取る方法
  8-3 時刻設定 を参照して下さい。
  インターネット(またはLAN)上のSNTP/NTPサーバーから時刻情報を取得する方法
  7-2 SNTPサーバー設定 を参照して下さい。
(SNTPサーバー設定を行った場合、設定の更新・再起動が必要です。)
 
「フレッツ・ADSL」や「Bフレッツ」等、NetGenesisのPPPoEクライアント使用時に回線終端装置(ADSLモデムやONU)、もしくはNetGenesisの電源を入れ直した場合、以下の手順で再接続を行って下さい。
(接続中に回線終端装置、もしくはNetGenesisの電源を入れ直すと、NetGenesis側でPPPoE接続の切断処理が正しく行われないため、以下の手順を行わないと再接続することができません。)
回線終端装置(ONU、ADSLモデム等)の
電源をOFFにしてしまった。
いったんNetGenesisからACアダプターを外す。
(電源OFF)
回線終端装置/NetGenesisともに以下の時間、
電源OFFのままにしておく。
 ・NTT東日本の場合は5分以上。
 ・NTT西日本の場合は30分以上。
回線終端装置の電源をONにする。
回線終端装置のリンクが確立するまで待つ。
(詳しくは回線終端装置のマニュアルを参照。)
NetGenesisにACアダプターを接続する。
(電源ON)
再接続が行われる。

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