7-6 Windows NT4.0/2000のRASクライアントの設定


NetGenesisのRASサーバーに接続してくるRASクライアントが、Windows NT4.0、またはWindows 2000のRASクライアントの場合の設定について説明します。



RASクライアント側パソコンのオペレーティングシステムのバージョンに応じて、以下を参照して下さい。

  Windows NT4.0の設定
  Windows 2000の設定

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RASサーバーIP接続の各設定について(第7章) へ戻る



  Windows NT4.0の設定

RASクライアント側がWindows NT4.0標準のRASクライアント(ダイヤルアップネットワーク)を使用する場合、Windows NTの認証設定を[クリアテキストを含む任意の認証を受け付ける]、または[暗号化された認証のみ受け付ける]のどちらかに設定する必要があります。

以下の手順でWindows NT4.0の設定を確認して下さい。
  1. [マイコンピュータ]→[ダイヤルアップネットワーク]の順番にダブルクリックして下さい。

  2. [ダイヤルアップネットワーク]画面の中の[ダイヤルする電話帳エントリ]欄の右端の[▼]ボタンをクリックして下さい。

    表示されたリストの中からNetGenesisのRASサーバーへ接続するためのエントリを選択して下さい。

    選択ができましたら[その他]ボタンをクリックして[エントリとモデムのプロパティの編集]を選択して下さい。




  3. [電話帳のエントリの編集]画面で[セキュリティ]のタブをクリックして下さい。

    [認証と暗号化の原則]欄の中の[クリアテキストを含む任意の認証を受け付ける]または[暗号化された認証のみ受け付ける]を選択して[OK]ボタンをクリックして下さい。


以上でWindows NT4.0の設定の確認は完了です。

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  Windows 2000の設定

RASクライアント側がWindows 2000標準のRASクライアント(ネットワークとダイヤルアップ接続)を使用する場合、Windows 2000のセキュリティの設定で[データの暗号化を要求する(データが暗号化されていない場合は切断する)]にチェックが入っていると、接続することができません。

以下の手順でWindows 2000の設定を確認して下さい。
  1. [マイネットワーク]→[コントロールパネル]→[ネットワークとダイヤルアップ接続]の順番にダブルクリックして下さい。

  2. 「ネットワークとダイヤルアップ接続」画面の中で、NetGenesisのRASサーバーへ接続するためのアイコン上でマウスを右クリックして、[プロパティ]を選択して下さい。




  3. [セキュリティ]のタブをクリックして下さい。

    [データの暗号化を要求する(データが暗号化されていない場合は切断する)]にチェックが入っていないか、確認して下さい。

    チェックが入っている場合、チェックを外して下さい。



     ※1: [IDを確認する方法]で、[スマートカードを使用する]を選択しないで下さい。
     ※2: 上記の画面で[詳細(カスタム設定)]を行う場合、必ず以下のプロトコル(両方、またはどちらか片方)を許可するように設定して下さい。
     ・暗号化されていないパスワード(PAP)
     ・チャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)
    なお、[データの暗号化]欄で、[暗号化が必要(サーバーが拒否する場合は切断します)]を選択すると接続できませんので、注意して下さい。


  4. 各画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。

以上でWindows 2000の設定の確認は完了です。

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