7-1 IPアドレスの設定


RASサーバー(NetGenesis)、及びRASクライアントに割り当てるIPアドレスの設定について説明します。

  ※ RASサーバーIP接続の設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


IPアドレスの設定は、NetGenesisのDHCPサーバーを使用する・使用しない によって、設定内容が異なります。

  NetGenesisのDHCPサーバーを使用する場合
  NetGenesisのDHCPサーバーを使用しない場合

RASサーバーIP接続の各設定について(第7章) へ戻る


IPアドレスの設定が完了しましたら、7-2/8-2 着信リング回数の設定(RASサーバーIP接続/LAN型ダイヤルアップIP接続共通) へ進んで下さい。



  NetGenesisのDHCPサーバーを使用する場合

NetGenesisのDHCPサーバーを使用する場合の、IPアドレス(RASサーバーのIPアドレス、RASクライアントに割り当てるIPアドレス)の設定について説明します。

[IPアドレスの割り当て]欄の中の、[NetGenesisのDHCPサーバーを使う]を選択して下さい。



NetGenesisのDHCPサーバーにより、RASサーバー自身のIPアドレスとRASクライアントのIPアドレスが、自動的に設定されるようになります。

【 環境例 】

RASクライアント側のIPアドレス設定について
RASクライアント側(Windowsの「ダイヤルアップネットワーク」等)のIPアドレス設定は、必ず「RASサーバーから取得」するように設定して下さい。

 例1) Windows 98の「ダイヤルアップネットワーク」の設定
ダイヤルアップネットワークの接続アイコンのプロパティの中のTCP/IP設定で、[サーバーが割り当てたIPアドレス]を選択して下さい。


 例2) MacOSの「リモートアクセス」の設定
(「コントロールパネル」の「TCP/IP」の設定)
「コントロールパネル」の「TCP/IP」で、「設定方法」の中から[PPPサーバを参照]を選択して下さい。

RASクライアント側のサブネットマスクは、NetGenesisのLANのサブネットマスクの値に関係なく「255.255.255.0」、または「255.255.255.255」となります。(RASクライアント側のオペレーティングシステムによって異なります。)
NetGenesisのRASサーバーはRASクライアントに対し、IPアドレス以外の情報は渡しません。

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IPアドレスの設定が完了しましたら、7-2 着信リング回数の設定(RASサーバーIP接続/LAN型ダイヤルアップIP接続共通) へ進んで下さい。



  NetGenesisのDHCPサーバーを使用しない場合

NetGenesisのDHCPサーバーを使用しない場合の、IPアドレス(RASサーバーのIPアドレス、RASクライアントに割り当てるIPアドレス)の設定について説明します。

以下の手順で設定を行って下さい。
  1. [IPアドレスの割り当て]欄の中の、[IPアドレスを指定する]を選択して下さい。




  2. サーバーIPアドレスを設定します。
    (RASサーバーに割り当てるIPアドレスを設定します。)

      サーバーIPアドレスとNetGenesisのLANポートIPアドレスを共用する場合
      → [LANポートのIPアドレスを使用]を選択して下さい。
    3へ進んで下さい。

      サーバーIPアドレスとNetGenesisのLANポートIPアドレスを共用しない場合
      → [IPアドレスを指定]を選択し、RASサーバーに割り当てるIPアドレスを半角数字で入力して下さい。
    入力するIPアドレスは、NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値で使用する・使用しない によって設定値が異なります。
      NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値で使用する場合
    「192.168.0.2」〜「192.168.0.254」の間で、他のパソコン等と重複しないIPアドレスを入力して下さい。
      NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値で使用しない(工場出荷値から変更した)場合
    既存のLANにあわせ、なおかつNetGenesisのLANポートIPアドレスや、他のパソコン等と重複しないIPアドレスを入力して下さい。
    サーバーIPアドレスを指定する場合の注意
      LAN内にNetGenesis以外のDHCPサーバーが存在する場合でも、サーバーIPアドレス(NetGenesisのRASサーバーのIPアドレス)の設定が必要です。
    サーバーIPアドレスは、他のDHCPサーバーから自動で取得しませんので、必ず設定して下さい。
    サーバーIPアドレスに設定したIPアドレスを、DHCPサーバーがLAN内の他のパソコン等に割り当てないように、DHCPサーバーの設定を行って下さい。(詳しくはLAN管理者へ相談して下さい。)
      2つのシリアルポートをRASサーバーとして使用し、なおかつサーバーIPアドレスを指定する場合(LANポートのIPアドレスを使用しない場合)、それぞれのシリアルポートに別々のIPアドレスを設定して下さい。


  3. クライアントIPアドレスを設定します。
    (RASクライアントに割り当てるIPアドレスを設定します。)

    [クライアントIPアドレス]欄に、RASクライアントに割り当てるIPアドレスを半角数字で入力して下さい。



    入力するIPアドレスは、NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値で使用する・使用しない によって設定値が異なります。
      NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値で使用する場合
    「192.168.0.2」〜「192.168.0.254」の間で、サーバーIPアドレスや、他のパソコン等と重複しないIPアドレスを入力して下さい。
      NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値で使用しない(工場出荷値から変更した)場合
    既存のLANにあわせ、なおかつサーバーIPアドレスや、他のパソコン等と重複しないIPアドレスを入力して下さい。
【 環境例 】

RASクライアント側のIPアドレス設定について
RASクライアント側(Windowsの「ダイヤルアップネットワーク」等)のIPアドレス設定は、必ず「RASサーバーから取得」するように設定して下さい。

 例1) Windows 98の「ダイヤルアップネットワーク」の設定
ダイヤルアップネットワークの接続アイコンのプロパティの中のTCP/IP設定で、[サーバーが割り当てたIPアドレス]を選択して下さい。


 例2) MacOSの「リモートアクセス」の設定
(「コントロールパネル」の「TCP/IP」の設定)
「コントロールパネル」の「TCP/IP」で、「設定方法」の中から[PPPサーバを参照]を選択して下さい。

RASクライアント側のサブネットマスクは、NetGenesisのLANのサブネットマスクの値に関係なく「255.255.255.0」、または「255.255.255.255」となります。(RASクライアント側のオペレーティングシステムによって異なります。)
NetGenesisのRASサーバーはRASクライアントに対し、IPアドレス以外の情報は渡しません。

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IPアドレスの設定が完了しましたら、7-2 着信リング回数の設定(RASサーバーIP接続/LAN型ダイヤルアップIP接続共通) へ進んで下さい。