10-1-4
10-2-5
 サーバー名の入力について
 
(SNTPサーバー/クライアントの設定・電子メール共有の設定共通)


NetGenesisのProxyDNS機能、またはネームサーバー機能を使用する・使用しないにより、NetGenesis及び各パソコンの設定において異なる点があります。

 

NetGenesisの
ProxyDNS機能 または ネームサーバー機能

使用する(※)

使用しない

NetGenesis
【 SNTPサーバーの設定 】
SNTP/NTPサーバーを
サーバー名(URL)で設定
SNTP/NTPサーバーを
IPアドレスで設定
パソコン
SNTPクライアントソフトウェア
【 SNTPサーバーの設定 】
NetGenesisの
ニックネーム+「.」(ドット)で設定
NetGenesisの
IPアドレスを設定
NetGenesis
電子メール共有の設定
【 POP3サーバーの設定
ISP等のPOP3サーバーを
サーバー名(URL)で設定
ISP等のPOP3サーバーを
IPアドレスで設定
受信側(NetGenesisのLAN内)
メールソフトウェアの設定
【 POP3サーバーの設定
NetGenesisの
ニックネーム+「.」(ドット)で設定
NetGenesisの
IPアドレスを設定
 ※ ProxyDNS機能 または ネームサーバー機能を使用する場合、SNTP/NTPサーバーやNetGenesisをIPアドレスで設定することも可能です。

   ProxyDNS機能  : ダイヤルアップIP接続(ISP・端末型)
ダイヤルアップIP接続(RASクライアント)
   ネームサーバー機能  : RASサーバーIP接続
ISP・LAN型ダイヤルアップIP接続
LAN型ダイヤルアップIP接続
ISP・専用線IP接続
専用線IP接続


現在のNetGenesis、及びパソコンの設定が、NetGenesisのProxyDNS機能(ネームサーバー機能)を使用しているか・使用していないかについては、以下を参照して確認して下さい。

  NetGenesisのDHCPサーバーを使用する場合
  NetGenesisのDHCPサーバーを使用しない場合

以降、ダイヤルアップIP接続(ISP・端末型/RASクライアント)の設定を例に説明します。





  NetGenesisのDHCPサーバーを使用する場合

NetGenesisのDHCPサーバーを使用している場合の、ProxyDNS機能 使用・未使用の確認手順について説明します。

以下の手順で確認して下さい。
  1. NetGenesisの「DHCPサーバー」の設定画面を開いて下さい。

  2. 「DHCPサーバーの設定」画面の[プライマリDNS]欄に、NetGenesisのLANポートIPアドレスが設定されているか確認して下さい。



      NetGenesisのLANポートIPアドレスが設定されていない場合(ISPのDNSサーバーのIPアドレスが設定されている場合)
     → ProxyDNS機能を使用していません。
    ProxyDNS機能を使用していない場合の設定例 へ進んで下さい。
     ※ ただし、LAN内にDNSサーバー(Windows 2000 Server等)があり、そのDNSサーバーのIPアドレスを上記画面に設定している場合は、3へ進んで下さい。
    (この場合、LAN内のDNSサーバーの「フォワーダ」の設定に、NetGenesisのLANポートIPアドレスが設定されていることが必要です。)


  3. 「ダイヤルアップIP接続の設定」画面を開いて下さい。


  4. 「ダイヤルアップIP接続の設定」画面の[DNSサーバーIPアドレス]欄が、以下のように設定されていることを確認して下さい。

      [接続先からDNS情報を自動取得し、その情報を優先させる。]欄に、チェックが入っている。(ISPからDNS情報を自動取得が可能な場合。)
      または...
      [プライマリDNS][セカンダリDNS]欄に、ISPのDNSサーバーのIPアドレスが設定されている。([プライマリDNS]のみでも可。)


以上のように設定されていると、ProxyDNS機能を使用していることになります。

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ProxyDNS機能を使用している場合の設定例 へ進んで下さい。



  NetGenesisのDHCPサーバーを使用しない場合

NetGenesisのDHCPサーバーを使用していない場合の、ProxyDNS機能 使用・未使用の確認方法について説明します。

【 パソコンのTCP/IP設定の確認方法 】

  1. パソコンのTCP/IP設定画面を開いて下さい。

  2. DNS設定に、NetGenesisのLANポートIPアドレスが設定されているか確認して下さい。(以下の画面は、Windows 98の例です。)



      NetGenesisのLANポートIPアドレスが設定されていない場合(ISPのDNSサーバーのIPアドレスが設定されている場合)
     → ProxyDNS機能を使用していません。
    ProxyDNS機能を使用していない場合の設定例 へ進んで下さい。
     ※ ただし、LAN内にDNSサーバー(Windows 2000 Server等)があり、そのDNSサーバーのIPアドレスを上記画面に設定している場合は、NetGenesisのダイヤルアップIP接続の設定の確認方法 へ進んで下さい。
    (この場合、LAN内のDNSサーバーの「フォワーダ」の設定に、NetGenesisのLANポートIPアドレスが設定されていることが必要です。)

【 NetGenesisのダイヤルアップIP接続の設定の確認方法 】

  1. 「ダイヤルアップIP接続の設定」画面を開いて下さい。

  2. 「ダイヤルアップIP接続の設定」画面の[DNSサーバーIPアドレス]欄が、以下のように設定されていることを確認して下さい。

      [接続先からDNS情報を自動取得し、その情報を優先させる。]欄に、チェックが入っている。(ISPからDNS情報を自動取得が可能な場合。)
      または...
      [プライマリDNS][セカンダリDNS]欄に、ISPのDNSサーバーのIPアドレスが設定されている。([プライマリDNS]のみでも可。)


以上のように設定されていると、ProxyDNS機能を使用していることになります。

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ProxyDNS機能を使用している場合の設定例 へ進んで下さい。



  ProxyDNS機能を使用している場合の設定例

ProxyDNS機能を使用している場合、サーバー名等で設定することができます。

 

NetGenesisの
ProxyDNS機能 または ネームサーバー機能

使用する(※)

NetGenesis
【 SNTPサーバーの設定 】
SNTP/NTPサーバーをサーバー名(URL)で設定
パソコン
SNTPクライアントソフトウェア
【 SNTPサーバーの設定 】
NetGenesisのニックネーム+「.」(ドット)で設定
NetGenesis
電子メール共有の設定
【 POP3サーバーの設定 】
ISP等のPOP3サーバーをサーバー名(URL)で設定
受信側(NetGenesisのLAN内)
メールソフトウェアの設定
【 POP3サーバーの設定 】
NetGenesisのニックネーム+「.」(ドット)で設定
 ※ ProxyDNS機能 または ネームサーバー機能を使用する場合、SNTP/NTPサーバーやNetGenesisをIPアドレスで設定することも可能です。

【 NetGenesisのSNTPサーバーの設定例 】
[SNTPサーバー]欄に、SNTP/NTPサーバーをサーバー名(URL)で設定することが可能です。
備 考
〜 SNTPクライアントソフトウェア(パソコン)とProxyDNS機能について 〜
SNTPクライアントソフトウェアの「SNTP/NTPサーバー名」の設定に、インターネット上の「SNTP/NTPサーバー」が設定されていて、かつNetGenesisの「自動接続機能」が「有効」の場合、SNTPクライアントソフトウェアを起動した時点でダイヤルアップ接続が開始されてしまいます。

NetGenesisの「ProxyDNS機能」を使用し、かつNetGenesisの「SNTPサーバー/クライアント機能」を使用する場合、SNTPクライアントソフトウェアを起動してもダイヤルアップ接続は行われません。(※1、※2)
 ※1: SNTPクライアントソフトウェアの「SNTP/NTPサーバー名」の設定に、NetGenesisのニックネーム+「.」(ドット)、またはNetGenesisのLANポートIPアドレスを設定することが必要です。
 ※2: NetGenesisの「SNTPサーバー/クライアント機能」を使用する場合、NetGenesisがインターネット上のSNTP/NTPサーバーから時刻情報を取得している必要があります。
詳しくは 10-1-1 動作内容と留意事項 (SNTPサーバー/クライアントの設定)を参照して下さい。

【 NetGenesisの電子メール共有の設定例 】
[POP3サーバー]欄に、ISPのPOP3サーバーをサーバー名(URL)で設定することが可能です。
【 メールソフトウェアの設定例 】
電子メール共有機能を使用する際、受信側(NetGenesisのLAN内)のメールソフトウェアの設定の[POP3サーバー]欄を、NetGenesisのニックネーム+「.」(ドット)で設定することが可能です。
(Windows 98/Outlook Express 5の例です。)

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  ProxyDNS機能を使用していない場合の設定例

ProxyDNS機能を使用していない場合、SNTP/NTPサーバーやNetGenesis等をIPアドレスで設定します。

 

NetGenesisの
ProxyDNS機能 または ネームサーバー機能

使用しない

NetGenesis
【 SNTPサーバーの設定 】
SNTP/NTPサーバーをIPアドレスで設定
パソコン
SNTPクライアントソフトウェア
【 SNTPサーバーの設定 】
NetGenesisのLANポートIPアドレスを設定
NetGenesis
電子メール共有の設定
【 POP3サーバーの設定 】
ISP等のPOP3サーバーをIPアドレスで設定
受信側(NetGenesisのLAN内)
メールソフトウェアの設定
【 POP3サーバーの設定 】
NetGenesisのLANポートIPアドレスを設定

SNTP/NTPサーバーやPOP3サーバーのIPアドレスが分からない場合、こちらを参照して下さい。

【 NetGenesisのSNTPサーバーの設定例 】
[SNTPサーバー]欄に、SNTP/NTPサーバーをIPアドレスで設定して下さい。

【 NetGenesisの電子メール共有の設定例 】
[POP3サーバー]欄に、ISPのPOP3サーバーをIPアドレスで設定して下さい。
【 メールソフトウェアの設定例 】
電子メール共有機能を使用する際、受信側(NetGenesisのLAN内)のメールソフトウェアの設定の[POP3サーバー]欄に、NetGenesisのLANポートIPアドレスを設定して下さい。
(Windows 98/Outlook Express 5の例です。)

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  SNTP/NTPサーバーやPOP3サーバーのIPアドレスを調べる方法

SNTP/NTPサーバーやPOP3サーバーのIPアドレスは、「ping」コマンドによって調べることができます。

以下、Windows 98を例に調べる手順を説明します。
  1. [スタート」→[プログラム(P)]→[MS-DOS プロンプト」の順番にクリックして下さい。

  2. [MS-DOS プロンプト]の画面が表示されますので、

     「ping 調べたいサーバーのアドレス(URL)」

    を入力して[Enter]キーを押して下さい。(例. ping mail.mrl.co.jp)

  3. そのサーバーのIPアドレスが表示されます。


表示されたIPアドレスを、NetGenesisの設定の[SNTPサーバー]欄や、[POP3サーバー]欄に設定して下さい。

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