4-5.接続できない場合(SYSLOG表示の確認)

PPPoE接続の設定を行ってもインターネット接続できないときは、NetGenesisのSYSLOG表示を確認して下さい。


SYSLOGを確認することにより、接続できない原因を調べることが可能です。

設定画面のメニューの「制御・情報表示」の中の、[SYSLOG表示]をクリックして下さい。


「SYSLOG表示」画面が表示されます。


 

  PPPoE接続 成功例
  PPPoE接続に成功した場合、以下のようなメッセージが表示されます。
 
例) PPPoE セッション1(S03)を使用。
  回線接続方法の設定:常時接続
   (設定更新・再起動完了後、すぐにPPPoE接続開始。)
 
 
 (1) PPPoE接続開始。
 (2) ユーザー認証(ユーザー名、パスワードの確認)が正常に行われた。
(接続先の認証方法によっては、"PAP UP" と表示されます。)
 (3) PPPoE接続完了。(接続成功)
 
 → 上記のように表示されてもインターネット接続ができない場合、パソコン(ソフトウェア)側の設定等が原因と思われます。
  2-8.ソフトウェアの設定 を参照して下さい。

  PPPoE接続 失敗例1 "CHAP DOWN" または "PAP DOWN" 〔認証失敗〕
  ユーザー名、またはパスワードに誤りがある場合、以下のように "CHAP DOWN" または "PAP DOWN" と表示されます。
 
例) PPPoE セッション1(S03)を使用。
  回線接続方法の設定:常時接続
  (設定更新・再起動完了後、すぐにPPPoE接続開始。)
 
 
 * 最後に "Disconnect successfully, duration xx:xx:xx.(yy:yy:yy)" (回線切断完了のメッセージ)が表示されます。
 
 (1) PPPoE接続開始。
 (2) ユーザー認証(ユーザー名、パスワードの確認)に失敗した。
(接続先の認証方法によっては、"PAP DOWN" と表示されます。)
 
 → "CHAP DOWN" または "PAP DOWN" と表示された場合、PPPoEクライアントの「接続情報(アカウント)の設定」の「ユーザー名」と「パスワード」を確認して下さい。
  4-3.PPPoE セッション1 IPアドレス自動取得設定 を参照して下さい。
   ・接続情報(アカウント)の設定 を参照して下さい。

  PPPoE接続 失敗例2 "Discovery stage start" を繰り返す 〔認証まで進まない〕
  回線終端装置とNetGenesisのWANポートが正しく接続されていない等、WAN側との通信ができない状態の場合、以下のように "Discovery stage start" を繰り返します。
 
例) PPPoE セッション1(S03)を使用。
  回線接続方法の設定:常時接続
  (設定更新・再起動完了後、すぐにPPPoE接続開始。)
 
 
 → 以下の内容を確認して下さい。

 
  回線終端装置とNetGenesisのWANポートの接続を確認して下さい。
  1-3.各部の名称と各機器との接続 を参照して下さい。
 
  回線終端装置等、またはNetGenesisの電源をOFFにした場合、(回線事業者のPPPoEサーバーと)PPPoEの切断処理が行われないため、一定時間再接続ができなくなることがあります。
  再接続が可能になるまで、一定時間(5分以上)お待ち下さい。(※1)
 
 ※1: 回線の再接続に関する動作や時間についての詳細は、回線事業者へ問い合わせ下さい。
 
  いったんNetGenesisとパソコンを切り離し、「パソコンと回線終端装置を直結して」(NetGenesisを介さない状態にして)インターネットへ接続できるか確認して下さい。(※2)
  パソコンと回線終端装置を直結にしてもインターネット接続できない場合、回線障害が発生している可能性がありますので、ISPや回線事業者へお問い合わせ下さい。
 
 ※2: パソコンと回線終端装置を直結する場合、パソコンにPPPoEソフトウェア(フレッツ接続ツール等)をインストールする必要があります。
  インストール方法等については、ISPや回線事業者へお問い合わせ下さい。

 
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