1-3.各部の名称と各機器との接続
 
NetGenesisの前面(モニタランプ)と背面(コネクタ類)の名称と、各機器との接続方法について説明します。
   
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各部の名称
NetGenesisの各部の名称について説明します。
 
以下を参照して下さい。
 
各部の名称
 
前面(モニタランプ)
 



 
POWER NetGenesis の電源がONのときに点灯します。
STATUS 1〜2 未使用。(点灯/点滅しません。)
STATUS 3 優先ルーティングの動作状態を表します。
   
 ・点灯 優先ルーティング設定 有効。
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) 高優先パケットが流れている。
STATUS 4 WANポートの動作状態を表します。
   
《 動作モード:PPPoEクライアント(IPアドレス自動取得/IPアドレス固定/アンナンバード) 》
 
 ・点灯 全てのPPPoEセッションが接続完了。
 ・点滅(500ms間隔) いずれかのPPPoEセッションが未接続。
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) Case1) IPマスカレード有効時、同時処理最大セッション数(16384)に達した。
この場合、SYSLOGメッセージに"IP Masquerade session table full"が出力されます。
Case2) NAT変換時、FTPプロトコルの同時処理最大セッション数(512)に達した。
この場合、SYSLOGメッセージに"NAT: Session table full"が出力されます。
 
 チェック!
PPPoEマルチセッション機能を使用している状態で、いずれかのPPPoEセッションが未接続の場合、STATUS4ランプは500ms間隔で点滅します。
全てのPPPoEセッションの接続が完了するとSTATUS4ランプが点灯状態になります。
   
《 動作モード:DHCPクライアント(IPアドレス自動取得) 》
 
 ・点灯 IPアドレス自動取得完了。
 ・点滅(500ms間隔) IPアドレス未取得。
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) IPマスカレード同時処理最大セッション数(16384)に達した。
この場合、SYSLOGメッセージに"IP Masquerade session table full"が出力されます。
   
《 動作モード:IPアドレス固定(IPアドレス固定/アンナンバード/ローカルルータ) 》
 
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) Case1) IPマスカレード有効時、同時処理最大セッション数(16384)に達した。
この場合、SYSLOGメッセージに"IP Masquerade session table full"が出力されます。
Case2) NAT変換時、FTPプロトコルの同時処理最大セッション数(512)に達した。
この場合、SYSLOGメッセージに"NAT: Session table full"が出力されます。
 
 チェック!
IPアドレス固定(IPアドレス固定/アンナンバード/ローカルルータ)設定の場合、設定の更新/再起動が完了した時点でSTATUS4ランプが点灯状態になります。
     
参考:LEDの点滅間隔について
LEDの点滅間隔については、以下を参考にして下さい。

500ms間隔

200ms間隔

 
   
背面(各コネクタ、RESETスイッチ)
 



 
5VDC 電源アダプター用コネクタです。
付属の専用電源アダプターを接続します。
   
 チェック!
必ず本製品付属の専用電源アダプターを使用して下さい。
専用電源アダプター以外を使用すると、動作不良や故障の原因となります。
RESET NetGenesis の設定を工場出荷値に戻すためのボタンです。
細い棒等でRESETボタンを押したまま、電源をONにすることにより、NetGenesis の設定が工場出荷値に戻ります。
 
  電源をONにした後、RESETボタンを前面STATUS4ランプが点滅するまで押し続けて下さい。
WAN WANポートです。
ツイストペアケーブルを使用して、ケーブルモデム・ADSLモデム・メディアコンバータ・ONU等(回線終端装置)と接続します。(※1・※2)
  (ローカルルータとして使用する場合、別ネットワークのHUB等のネットワーク機器と接続します。)
 
 ※1 ツイストペアケーブルのストレート/クロスを自動的に判別・切り替えを行います。
 ※2 USBタイプの回線終端装置は接続できません。
L1〜L4 LANポート1〜4です。
ツイストペアケーブルを使用して、パソコンのイーサネットボードや他のHUB等と接続します。
 
 ・ ツイストペアケーブルのストレート/クロスを自動的に判別・切り替えを行います。
各ポートのLED 各ポートの状態、リンク速度を表します。
グリーン 1000Mbpsリンク時の各ポートの状態を表します。
   
 ・点灯 1000Mbpsでリンク確立中。
 ・点滅 データ通信中。
オレンジ 10/100Mbpsリンク時の各ポートの状態を表します。
   
 ・点灯 10Mbps、もしくは100Mbpsでリンク確立中。
 ・点滅 データ通信中。


各機器との接続
  以下のように NetGenesis と 各機器を接続して下さい。


 
  1000Mbpsで通信を行う場合は、カテゴリ5eかカテゴリ6のツイストペアケーブルを使用して下さい。
  L1〜L4ポート、WANポートは、ツイストペアケーブルのストレート/クロスを自動的に判別・切り替えを行います。
  WANポートにUSBタイプの回線終端装置を接続することはできません。
 
NetGenesis のLANポートIPアドレスを変更する場合
−アンナンバード(unnumbered)機能を使用する場合等−
NetGenesis のLANポートIPアドレスを工場出荷値(192.168.0.1/24)(※)から変更する場合(NetGenesisのLANポートIPアドレスを別ネットワークへ変更する場合)、必ず 既存のLANにNetGenesisを追加する手順 を参照して下さい。
※「/24」は「255.255.255.0」に該当します。
 

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