16-1.WANポート 帯域制限設定
帯域制限設定について
WANポート帯域制限設定を行った場合、全てのパケットは制限した帯域内で処理されます。
優先ルーティング設定 と併用した場合は、制限した帯域内で優先処理が行われます。
 
帯域制限情報・制御との違い
「制御・情報表示」の中の 帯域制限情報・制御 と本設定は、設定画面の構成は同じですが動作が異なります。
  「WANポート 動作モード・帯域制限設定」(本設定画面)で設定を行った場合
  設定を行った後、設定の更新/再起動を行わないと設定は反映されません。
設定の更新/再起動を行った後は、NetGenesisを再起動しても設定は消えません。
(設定内容を保持します。)
  「帯域制限情報・制御」で操作を行った場合
  設定の更新/再起動を行わなくても、設定がリアルタイムで反映されます。
ただし、NetGenesisを再起動(電源のOFF/ONも含む)すると設定は消去されます。
(起動時に「WANポート帯域制限設定」(本設定で行った設定値)が読み込まれます。)
 
HUBポートの速度制限機能と併用する場合の注意
WANポートの帯域制限機能とHUBポートの速度制限機能を併用する場合、ルータポートに設定する制限速度の設定値に注意して下さい。
端末からWAN(インターネット)側へ送信されたパケットは、ルータポートを経由しますので、

ルータポートの制限速度設定値 WANポートの帯域制限設定値

の場合、ルータポートの制限速度設定値が上限速度となります。
例えば、ルータポートの制限速度を「10Mbps」で設定し、WANポート帯域制限設定値を「25Mbps」で設定した場合、インターネットへの送信速度は「10Mbps」で制限されます。
HUBポートの速度制限設定については 14-2.速度制限設定 を参照して下さい。

NetGenesisのWANポートと回線終端装置間の上り帯域を制限する手順について説明します。

以下の手順で設定を行って下さい。
  1. 設定画面のメニューの「WANポートの設定」の中の、[WANポート 動作モード・帯域制限設定]をクリックして下さい。



  2. 「WANポート 動作モード・帯域制限設定」画面が開きます。

  3. 「上り方向 帯域制限(シェーピング)機能を使用する」にチェックを入れて下さい。



  4. [帯域制限速度]を選択して下さい。

設定が完了しましたら、[帯域制限設定 適用]ボタンをクリックして下さい。



 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの  設定の更新  をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  引き続き設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。
 
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