18-3.WANポート情報

(WANポートの)DHCPクライアントがDHCPサーバーから自動取得したIPアドレス等の情報を確認する「WANポート情報」について説明します。

設定画面のメニューの「制御・情報表示」の中の、[WANポート情報]をクリックして下さい。

「WANポート情報」画面では、以下の情報表示・操作を行うことが可能です。
  DHCPクライアントが取得したIPアドレス等の表示・更新、取得したIPアドレス等の解放・再取得。

〔DHCPクライアント情報〕
  WANポートのリンク速度を動的に(設定の更新・再起動をせずに)変更。

〔リンク速度〕

以下を参照して下さい。
 DHCPクライアント情報
 リンク速度
 
18.制御・情報表示 へ戻る

DHCPクライアント情報

(WANポートの)DHCPクライアントがDHCPサーバーから自動取得したIPアドレス等の情報を確認する「DHCPクライアント情報」について説明します。

以下を参照して下さい。
 IPアドレス等 取得成功の例
 IPアドレス等 取得失敗の例
 IPアドレス等の解放・再取得
 DHCPクライアント未使用(IPアドレス固定設定)時の例
18-3.WANポート情報 へ戻る

  IPアドレス等 取得成功の例
  IPアドレス等の取得に成功した場合の、各表示項目について説明します。
 
 
(1) 「DHCPクライアント」の使用・未使用を表示します。
(2) WANポートのMACアドレス(または「基本設定」画面でWANポートに設定したMACアドレス)が表示されます。
(3) DHCPクライアントがDHCPサーバーから取得したIPアドレス等(※)が表示されます。
 
 ※ WANポートの「DHCPクライアント・IPアドレス自動取得」設定の「DNS情報の設定」欄にDNSサーバーのIPアドレスを設定した場合、設定したDNSサーバーのIPアドレスが表示されます。
(4) DHCPサーバーから取得したIPアドレスを解放・再取得する際にクリックします。
  IPアドレス等の解放・再取得 を参照して下さい。
(5) 「WANポート情報」画面の表示内容を更新するときにクリックします。
  DHCPクライアント情報 へ戻る

  IPアドレス等 取得失敗の例
  IPアドレス等の取得に失敗した場合、以下の画面のように「IPアドレス/サブネット」欄等が空欄、「デフォルトゲートウェイ」や「プライマリDNS」欄等が「0.0.0.0」と表示されます。
 
  この場合、以下の内容を確認して下さい。
   Q.インターネットへ接続できない。〜 DHCPクライアント使用時 〜
  DHCPクライアント情報 へ戻る

  IPアドレス等の解放・再取得
  [IP解放]ボタンをクリックすることによりIPアドレスの解放を、[IP取得]ボタンをクリックするとIPアドレスの再取得を行うことが可能です。
 

  [IP解放]ボタン(IPアドレスの解放)
  取得したIPアドレスを解放する場合、[IP解放]ボタンをクリックして下さい。
  「IPアドレス/サブネット」欄等が空欄に、「デフォルトゲートウェイ」や「プライマリDNS」欄等が「0.0.0.0」になると解放完了です。
 
 
 ※ WANポートの「DHCPクライアント・IPアドレス自動取得」設定の「DNS情報の設定」欄にDNSサーバーのIPアドレスを設定した場合、IPアドレス解放後も設定したDNSサーバーのIPアドレスが表示されます。
 
 メ モ
[IP解放]ボタンをクリックしても、すぐにIPアドレスが解放されないことがあります。
この場合、少し時間をおいてから[最新の情報に更新]ボタンをクリックして下さい。

  [IP取得]ボタン(IPアドレスの再取得)
  IPアドレスの再取得を行う場合、[IP取得]ボタンをクリックして下さい。
  再取得が完了すると「IPアドレス/サブネット」や「デフォルトゲートウェイ」、「プライマリDNS」等に取得した情報が表示されます。
 
 
 メ モ
[IP取得]ボタンをクリックしても、すぐにIPアドレスを取得できないことがあります。
この場合、少し時間をおいてから[最新の情報に更新]ボタンをクリックして下さい。

  DHCPクライアント情報 へ戻る

  DHCPクライアント未使用(IPアドレス固定設定)時の例
  DHCPクライアント未使用(IPアドレス固定設定)時の、各表示項目について説明します。
 
 
(1) 「DHCPクライアント」の使用・未使用を表示します。
(2) WANポートのMACアドレス(または「基本設定」画面でWANポートに設定したMACアドレス)が表示されます。
(3) WANポートの各動作モードの詳細設定画面に設定した情報が表示されます。
  DHCPクライアント情報 へ戻る

 
18-3.WANポート情報 へ戻る

リンク速度

WANポートのリンク速度を動的に(設定の更新・再起動をせずに)変更する方法について説明します。

[リンク速度設定]欄から変更する速度(全二重・半二重)を選択した後、[リンク速度を適用]ボタンをクリックして下さい。


 
リンク速度を変更する際の注意
  [リンク速度を適用]ボタンをクリックすると、いったんWANポートのリンクが切れます。
  「WAN」のランプがいったん消灯し、「リンク速度設定」欄で選択された速度(全二重・半二重)で再度リンク確立が行われます。
  WAN側−LAN側の間で通信が行われていた場合、切断されますので注意して下さい。

  変更する速度(全二重・半二重)によっては、スループットが低下する場合があります。
 
例1) 「100M 全二重」 −(変更)→ 「100M 半二重」
例2) 「100M 全二重」 −(変更)→ 「10M 全二重」
 
 ⇒ 上記のように変更した場合、スループットが低下することがあります。

  WANポートに接続した機器によっては、リンク速度を変更するとリンクが確立できない場合があります。
  その場合はNetGenesis、WANポートに接続した機器、共に[自動認識(AutoNegotiation)]で設定して下さい。

  WANポートのリンク速度設定はWANポートに接続する機器側と合わせて設定して下さい。
  リンク速度設定が合っていないと正しくリンクを確立できない場合があります。
 
 リンク設定の例)
  ・WANポート リンク設定  :自動認識
  ・回線終端装置(ONU) リンク設定  :自動認識
   ⇒ 問題なし。
  WANポートに接続する機器の対応リンク速度に合わせてリンクします。

  ・WANポート リンク設定  :100M 全二重
  ・回線終端装置(ONU) リンク設定  :100M 全二重
   ⇒ 問題なし。
  100M 全二重でリンクします。

  ・WANポート リンク設定  :自動認識
  ・回線終端装置(ONU) リンク設定  :100M 全二重
   ⇒ 問題あり。
    通信できない、あるいは、パケットロスやデータ再送等が発生する可能性があります。
(速度低下の原因となります。)
 
18-3.WANポート情報 へ戻る