13-1.スタティックルーティング設定

スタティックルーティング設定について説明します。

送信先IPアドレス(ネットワークアドレス)により、ルーティング先ポートを振り分けることができます。

設定画面のメニューの「ルーティングの設定」の中の、[スタティックルーティング設定]をクリックして下さい。



以降、スタティックルーティング設定を行うポートに応じて、以下を参照して下さい。
 PPPoEポート
 WANポート
 LANポート
 
RIP機能について
他のルータの中にRIP対応のルータがある場合、NetGenesisのRIP機能(※)を使用することが可能です。
RIP機能の設定については 13-4.RIP設定 を参照して下さい。
 ※ WAN側へのRIP広告動作が有効となる動作モードは「ローカルルータ」のみです。
  (他の動作モードの場合、動作保証外となります。)
 
ルーティング処理の優先順位について
NetGenesisの内部では、スタティックルーティング(RIP)→ソースルーティングの順番で処理されます。
スタティックルーティングおよびRIPにより登録されたルーティング情報に該当した通信は、ソースルーティングでは処理されません。
<<動作例>>
ソースルーティング設定 スタティックルーティング設定
送信元IPアドレス/サブネット 192.168.0.100/32
ルーティング先 PPPoE1
送信先IPアドレス/サブネット 192.168.1.0/24
ルーティング先 PPPoE2
 → 上記の場合、送信元IPアドレス「192.168.0.100」から送信先ネットワークアドレス「192.168.1.0/24」宛の通信はPPPoE2へルーティングされます。
(スタティックルーティング設定の条件に合致するため、PPPoEポート1へはルーティングされません。)
 

設定が完了した場合は、[設定]ボタンをクリックして下さい。


 
 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの   設定の更新   をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  引き続き設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。
 
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