− NetGenesis SuperOPTシリーズ 設定ガイド −
ADSLモデム(ルータ)の使用方法とNetGenesisの設定

プロバイダから提供されたADSLモデムにルータ機能が搭載されている場合(以降、ADSLモデムルータと呼びます)、ADSLモデムルータの使用方法によってNetGenesis側に必要な設定が異なります。

 Case1)

ADSLモデムルータを「ブリッジモード」で使用する
  NetGenesisのPPPoEクライアント機能(WANポート)の設定が必要となります。
  ADSLモデムルータを「ブリッジモード」に設定した後、フレッツ(PPPoE)簡単設定 を参考に設定を行って下さい。
 
 Case2)
 
ADSLモデムルータを「ルータモード」で使用する
  NetGenesisのDHCPクライアント機能(WANポート)を使います。
 
 * NetGenesisは工場出荷状態で「DHCPクライアント機能」が有効になっています。
  この場合、「ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレスを確認する」必要があります。
  《詳細はこちら》
 
- ADSLモデムルータの設定について -
ADSLモデムルータの設定変更や確認を行う際は、ADSLモデムルータのマニュアルを参照して下さい。
 
ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレスとNetGenesisのLANポートIPアドレス
ADSLモデムルータを「ルータモード」で使用する場合、「ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレスを確認する」必要があります。
 * ADSLモデムルータのマニュアルを参照し、確認して下さい。
ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレスによっては、NetGenesisのLANポートIPアドレスとDHCPサーバー設定(あるいはADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレス)の変更が必要となります。

ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレスが192.168.0.xxxの場合
    NetGenesisのLANポートIPアドレスとDHCPサーバー設定の変更が必要です。
  この場合、NetGenesisのLANポートIPアドレス(工場出荷値:192.168.0.1)とWANポート(DHCPクライアント)が自動取得するIPアドレスが同一ネットワークになってしまうため、インターネットへ接続することができません。
 
 例) ・NetGenesisのLANポートIPアドレス
・ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレス
192.168.0.1(工場出荷値)
192.168.0.xxx
 
    → ルータモデムのLAN側DHCPサーバーからNetGenesisのWAN側DHCPクライアントが取得するIPアドレスは「192.168.0.xxx」となり、NetGenesisのLAN側とWAN側が同一ネットワークになってしまう。
  《 NetGenesisのLAN内からWAN側へ出ていくことができなくなる。 》
    ※下記接続図の「xxx」は「1〜254」です。(サブネットは/24・255.255.255.0とします。)
  NetGenesisのLANポートIPアドレスとDHCPサーバー設定を変更する を参照して下さい。
  (NetGenesisの設定変更はADSLモデムルータを接続する前に行って下さい。)
 
 ※ NetGenesisの設定を変更せず、ADSLモデムルータ側の設定を変更する方は、ADSLモデムルータのマニュアル等を参照して下さい。

ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレスが192.168.0.xxx以外の場合
    NetGenesisのLANポートIPアドレスとDHCPサーバー設定は、変更する必要ありません。
そのままご利用下さい。
 
 例) ・NetGenesisのLANポートIPアドレス
・ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレス
192.168.0.1(工場出荷値)
192.168.1.xxx
 
    → NetGenesisのLANポートIPアドレスとルータモデムのLAN側プライベートネットワークアドレスが、それぞれ別々のネットワークのため、問題なくインターネットへ接続できます。
    ※下記接続図の「xxx」は「1〜254」です。(サブネットは/24・255.255.255.0とします。)
  接続手順とDHCPクライアント設定 を参考に、各機器を接続して下さい。

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NetGenesisのLANポートIPアドレスとDHCPサーバー設定を変更する
メモ)
LANポートIPアドレスを変更する場合、必ずDHCPサーバー設定も変更して下さい。
NetGenesisの設定変更はADSLモデムルータを接続する前に行って下さい。
NetGenesisのLANポートにパソコンを1台だけ接続し、パソコンのTCP/IP設定を「IPアドレス自動取得」に設定して下さい。

NetGenesisのLANポートにパソコンを1台だけ接続した後、以下の手順でNetGenesisのLANポートIPアドレスとDHCPサーバー設定を変更して下さい。

 1)

WWWブラウザを起動し、アドレス入力欄(Internet Explorerの場合「アドレス」欄、Netscapeの場合「場所」欄)に、192.168.0.1を入力して、Enter(Return)キーを押して下さい。
 

 2)

ユーザー認証画面が表示されますので、「ユーザー名」admin(半角英小文字)と入力して「OK」ボタンをクリックして下さい。
(パスワードは空欄。)
 
   ヒント:設定画面にログオンできないときの確認

 3)

左のメニューの「基本設定」をクリックして下さい。
 

4)

「LANポートIPアドレスの設定」欄の中の「IPアドレス/サブネット」欄に、NetGenesisのLANポートに設定する(プライベート)IPアドレス(/サブネット)を入力して下さい。
 
 * ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレスと別ネットワークのIPアドレス/サブネットを入力して下さい。
 
 例) ADSLモデムルータのLAN側プライベートネットワークアドレスが「192.168.0.xxx/24」の場合
 → LANポートIPアドレスを「192.168.1.1/24」へ変更する。
  入力後、画面下の「設定」ボタン(※)をクリックして下さい。
 
 
 ※ 「設定」ボタンをクリックしても画面は変わりません。
(画面の再読込が行われるのみです。)

5)

次にDHCPサーバー設定を変更します。
左のメニューの「LANポートの設定」の「DHCPサーバー設定」をクリックして下さい。
 

6)

変更が必要な項目は「先頭IPアドレス/サブネット」「ゲートウェイ」「プライマリDNS」の3箇所です。
 
 先頭IPアドレス/サブネット
  → 変更したNetGenesisのLANポートIPアドレスと同一ネットワークのIPアドレスへ変更して下さい。
 
 例) NetGenesisのLANポートIPアドレスを「192.168.1.1/24」へ変更した場合、「先頭IPアドレス」を「192.168.1.2/24」へ変更する。
 ゲートウェイ
 
プライマリDNS
  → 変更したNetGenesisのLANポートIPアドレス("4" で入力したIPアドレス)へ変更して下さい。
  変更した後、「設定」ボタン(※)をクリックして下さい。
 
 
 ※ 「設定」ボタンをクリックしても画面は変わりません。
(画面の再読込が行われるのみです。)

7)

以上でLANポートIPアドレス、DHCPサーバー設定の変更は完了です。
  左のメニューの「設定の更新」(黄色文字)をクリックして下さい。
 

8)

「更新」ボタン→「再起動」ボタンの順番にクリックして下さい。
 
【 LANポートIPアドレスを変更した際 】
再起動完了のメッセージ("NetGenesisの再起動が完了しました。")は表示されません。
(WWWブラウザでエラーメッセージが表示されます。)
 * WWWブラウザは "192.168.0.1"(LANポートIPアドレス・工場出荷値)へアクセスして
いますが、再起動完了の時点でLANポートIPアドレスが "192.168.1.1"(別の
IPアドレス)へ変わったため。
 
 
 ← 「0」秒となった時点で止まります。
 ← 「取り消されたアクション」や「ページが表示されません」等のエラーメッセージが表示されます。

以上で設定完了です。
メモ) 設定完了後、パソコン(IPアドレス自動取得)を再起動して下さい。
パソコンを再起動することにより、変更したNetGenesisのDHCPサーバー設定の内容がパソコンに反映されます。
(NetGenesisのLANポートIPアドレスと同一ネットワークのIPアドレスが、パソコンに付与されます。)
接続手順とDHCPクライアント設定 を参考に、各機器を接続して下さい。 このページの先頭へ戻る
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