第4章 NetGenesisの基本設定

NetGenesisの各機能を使用する上で最も基本的な設定・確認内容について説明します。
 
以降、各画面の多くは Internet Explorer 5(Windows)を例としています。
また、WWWブラウザ側で指定しているフォントサイズ等により、表示イメージが異なる場合があります。
 
  4-1 設定を行う上での確認・注意事項
  WWWブラウザ設定を行う上での注意・確認事項について説明します。
  (設定を始める前に、必ず参照して下さい。)
  4-2 起動画面の説明と設定を始める手順
  NetGenesis WWWブラウザ設定の起動画面についての説明と、NetGenesisの設定を始める手順について説明します。
  4-3 NetGenesisが見つからないとき
  WWWブラウザ設定の起動画面において、NetGenesisが見つからない(検索できない)場合に確認すべきことについて説明します。
  4-4 バージョン情報の確認
  NetGenesisのバージョン情報の確認方法について説明します。
  4-5 タイムゾーン・ニックネームの設定
  NetGenesisのタイムゾーン・ニックネームの設定について説明します。
  4-6 パスワードの設定
  NetGenesisの設定情報を保護するための、パスワードの設定について説明します。
  (管理者用パスワードを設定することを推奨します。)

4-1 設定を行う上での確認・注意事項

WWWブラウザ設定を行う上での確認・注意事項について説明します。

以下の全ての項目について、確認・注意して下さい。
 
  WWWブラウザの[戻る]ボタンについて
NetGenesisの設定中は、WWWブラウザの[戻る]ボタンを押さないで下さい。
[戻る]ボタンを押した場合、それまで設定を行ってきた内容が全て失われてしまいますので、注意して下さい。
(NetGenesisに設定済み・更新済みの内容は失われません。)
[戻る]ボタン以外の[進む]、[中止]、[更新]・[再読み込み]ボタンについても、[戻る]ボタンと同様に押さないで下さい。
  NWG設定サーバーとWWWブラウザが通信中のとき
NWG設定サーバーとWWWブラウザが通信中のとき、設定画面内のボタンをクリックしないで下さい。
なお、「NWG設定サーバーとWWWブラウザが通信中」とは、以下のような状態を意味します。
  WWWブラウザの右上のマークが動いているとき。
  WWWブラウザのステータスバーに「Webサイトが見つかりました。応答を待っています...」や「ページ http://127.0.0.1 を開いています...」と表示されているとき。
  WWWブラウザのバージョン等によっては表示される内容は異なります。
  マウスカーソルが砂時計の状態のとき。
  WWWブラウザのバージョン等によっては、設定画面内のボタンをクリックしてもマウスカーソルが砂時計状態にならないことがあります。
以下の画面は Internet Explorer 5(Windows)の画面例です。
 ・ マウスカーソルは砂時計状態になりません。
 ・ ステータスバーに「ページ http://127.0.0.1 を開いています...」と表示されます。
  タイムアウト時間について
WWWブラウザで設定を行っている最中に、そのまま30分以上放置した場合(何も操作しなかった場合)、それまでの設定内容は失われてしまいます。
(WWWブラウザとNWG設定サーバー間の通信がタイムアウトにより切断されてしまいます。NetGenesisに設定済み・更新済みの内容は失われません。)
その場合、WWWブラウザのアドレス入力欄に入力されているIPアドレスをいったん削除し、同じIPアドレスを再入力して下さい。
  NWG設定サーバーを起動したパソコンでWWWブラウザを起動した場合
 → 「127.0.0.1」を再入力して下さい。
  NWG設定サーバーとWWWブラウザをそれぞれ別々のパソコンで起動した場合
 → NWG設定サーバーを起動したパソコンのIPアドレスを再入力して下さい。
このとき、「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)がすぐに表示された場合、NWG設定サーバーとWWWブラウザが通信を行っていないと思われます。
(WWWブラウザがハードディスクに保存したデータ・キャッシュを読み込んだと思われます。)・・・※
この場合に限り、WWWブラウザの[更新]・[再読み込み]ボタンをクリックして下さい。
  WWWブラウザのキャッシュの設定(一時的にハードディスクにデータを保存する設定)を確認する必要があります。
WWWブラウザのキャッシュの設定について を参照して下さい。
  設定を更新せずにWWWブラウザを終了した場合
WWWブラウザで設定を行い、設定を更新しないままWWWブラウザを終了した(閉じた)場合、それまでの設定内容は失われてしまいます。
(NetGenesisに設定済み・更新済みの内容は失われません。)
  設定中に他のホームページへジャンプした場合
WWWブラウザで設定を行っているときに、他のホームページへジャンプした場合、それまでの設定内容は失われてしまいます。
(NetGenesisに設定済み・更新済みの内容は失われません。)
  Enterキーについて
NetGenesisの各設定画面の中の入力欄に何か文字を入力した後、Enterキーを押さないようにして下さい。
  ホイールマウスについて
NetGenesisの各設定画面の中で、[▼]をクリックして機能等を選択した後(プルダウンメニューから選択した後)、そのままホイールを使用して画面をスクロールさせようとすると、選択した項目が変わってしまいますので注意して下さい。
WWWブラウザの画面の中で、他の場所をクリックした後にホイールを使用して下さい。
  UNIX系オペレーティングシステムで設定を行う場合
UNIX系オペレーティングシステムでNetGenesisの設定を行う場合、全角文字は使用しないで下さい。
必ず半角英数字を使用して下さい。
  設定画面の表示について
WWWブラウザ設定 起動画面(「NetGenesis WWW設定」画面)の表示や、各設定画面の切り替えにおいて、数秒〜数十秒かかる場合があります。

設定を行う上での注意・確認事項を読み終えましたら、4-2 起動画面の説明と設定を始める手順 へ進んで下さい。
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