3-4 UNIXへのインストールと起動方法

Windows上でNetGenesisの各設定を行うために必要な作業について説明します。

以下の各項目を参照して下さい。
 3-4-1 Java動作環境(JRE)、NWG設定サーバーのインストール方法
 3-4-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法
 3-4-3 NWG設定サーバーの終了方法

NWG設定サーバーの起動オプション(ポート番号の変更等)については、以下を参照して下さい。
 3-5 NWG設定サーバーの起動オプション

NWG設定サーバーのアンインストールについては、以下を参照して下さい。
 3-6 NWG設定サーバーのアンインストール方法

NWG設定サーバーとWWWブラウザの起動が完了しましたら、第4章 NetGenesisの基本設定 へ進んで下さい。

第3章 NWG設定サーバーのインストールと起動方法 へ戻る

3-4-1 Java動作環境(JRE)、NWG設定サーバーのインストール方法

Java動作環境(JRE)、NWG設定サーバーのインストール方法について説明します。

以下を参照して下さい。
 Java動作環境(JRE)について
  NWG設定サーバーを起動するためには、Java動作環境(JRE)が必要です。
 NWG設定サーバーのインストール方法

Java動作環境(JRE)とNWG設定サーバーのインストールが完了しましたら、3-4-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。
 
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Java動作環境(JRE)について

Java動作環境(JRE)について説明します。

Java動作環境(JRE、またはJava開発環境:JDK)は、NWG設定サーバーを起動するために必要です。
 
Java動作環境(JRE)がすでにインストールされている場合、3-4-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。

パソコンにJava動作環境(JRE)がインストールされていない場合、システムプラットホーム(OS、CPU等)に合わせたJava動作環境(JRE)をインターネット等から入手し、インストールを済ませて下さい。

その際、Javaの起動方法も合わせて確認して下さい。

また、Java動作環境(JRE)は 1.1.7以上(できるだけ最新のもの)を使用して下さい。
 
【 Java動作環境(JRE)のダウンロードサイト 】 2002年4月現在
Windows/Solaris/Linux用
  サン・マイクロシステムズ株式会社
http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/
 ・ 上記のURLは予告なしに変わる可能性があります。予めご了承下さい。
 ・ 上記のURLからJREをダウンロードした場合のJREのインストール方法については、上記のURLを参照して下さい。
 ・ 付属のCD-ROMには、Linux用JRE1.3が収録されています。
インストール手順については、Linux用JRE1.3のインストール方法 を参照して下さい。

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Linux用JRE1.3のインストール方法

付属のCD-ROMに収録されている、Linux用JRE1.3のインストール方法について説明します。

インストール前の確認
  付属のCD-ROMからLinux用JRE1.3をインストールする際、CD-ROMドライブを使用します。
付属のCD-ROMをCD-ROMドライブにセットした後、ドライブのマウントを行って下さい。
マウント方法については、使用しているシステムプラットフォームのマニュアルやヘルプ等を参照して下さい。
  付属のLinux用JRE1.3を使用するためには、Linux kernel v 2.2.5 及び Glibc v 2.1 が動作する Linux/Intel (x86) マシンが必要です。 

以下の手順でインストールを行って下さい。
  1. 付属のCD-ROMの中の「unix」ディレクトリを開き、「linux」ディレクトリを開いて下さい。

  2. j2re-1_3_0-linux.sh」ファイルを、ハードディスクの適当なディレクトリにコピーして下さい。

  3. コピーした後、以下のように実行して下さい。

     sh j2re-1_3_0-linux.sh

    「j2re-1_3_0-linux.sh」ファイルは自己解凍バイナリファイルで、shシェルスクリプトにパッケージ化されています。(解凍・インストール時に製品のライセンス条項が表示されます。)

  4. 解凍が完了すると、「jre1.3」というディレクトリが作成されます。
以上でLinux用JREのインストールは完了です。

NWG設定サーバーのインストール方法 へ進んで下さい。
3-4-1 Java動作環境(JRE)、NWG設定サーバーのインストール方法 へ戻る

NWG設定サーバーのインストール方法

NWG設定サーバーのインストール方法について説明します。

インストール前の確認
付属のCD-ROMからNWG設定サーバーをインストールする際、CD-ROMドライブを使用します。
付属のCD-ROMをCD-ROMドライブにセットした後、ドライブのマウントを行って下さい。
マウント方法については、使用しているシステムプラットフォームのマニュアルやヘルプ等を参照して下さい。

以下の手順でインストールを行って下さい。
  1. 付属のCD-ROMの中の「unix」ディレクトリを開いて下さい。

  2. 「nwg_set.tar.gz」ファイルを、ハードディスクの適当なディレクトリにコピーして下さい。

  3. コピーした後、TARまたはGZIPにて解凍して下さい。
    (「nwg_set.tar.gz」ファイルは、TARで作成したアーカイブをGZIPで圧縮してあります。)
    ・TARの場合 : tar xzvf nwg_set.tar.gz
    ・GZIPの場合 : gzip -dc nwg_set.tar.gz | tar xvf -

  4. 解凍が完了すると、「nwgset」というディレクトリが作成されます。
以上でNWG設定サーバーのインストールは完了です。

3-4-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。
3-4-1 Java動作環境(JRE)、NWG設定サーバーのインストール方法 へ戻る

3-4-2 NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法

NWG設定サーバーと設定画面(WWWブラウザ)の起動方法について説明します。
 
必ず以下の順番で各ソフトウェアを起動して下さい。
1) NWG設定サーバー 
2) WWWブラウザ 
NWG設定サーバーが起動していないと、NetGenesisの設定を行うことができませんので、注意して下さい。

NWG設定サーバーの起動オプション(ポート番号の変更等)については、以下を参照して下さい。
 3-5 NWG設定サーバーの起動オプション

NWG設定サーバーのアンインストールについては、以下を参照して下さい。
 3-6 NWG設定サーバーのアンインストール方法

NWG設定サーバーとWWWブラウザの起動が完了しましたら、第4章 NetGenesisの基本設定 へ進んで下さい。

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NWG設定サーバーの起動方法

NWG設定サーバーの起動方法について説明します。

以下の環境を例に説明します。(JRE1.3の例です。)

以下の手順で設定サーバーを起動して下さい。
  1. スーパーユーザー(root)でログインして下さい。

  2. 「nwgset」ディレクトリへ移動して下さい。

  3. [JREをインストールしたディレクトリへのパス]/bin/java -jar NwgSetting.jar を実行して下さい。
    (大文字、小文字の区別があります。)
    環境例の場合、以下の下線部を入力します。
    nwgset# ../jre1.3/bin/java -jar NwgSetting.jar

  4. NWG設定サーバーが起動します。(以下のようなメッセージが表示されます。)

     NWG WWW Setting Server V3.xxx(Build xx) Start..  

     Initialized on Port..80

     Ready now.....

      「Ready now.....」と表示されると起動完了です。
      下線部(80)は設定サーバーの使用するポート番号です。
以上でNWG設定サーバーの起動は完了です。

設定画面(WWWブラウザ)の起動方法 へ進んで下さい。

NetGenesisの設定が完了するまで、NWG設定サーバーは終了させないで下さい。

NWG設定サーバーの終了方法については 3-4-3 NWG設定サーバーの終了方法 を参照して下さい。

NWG設定サーバーの起動失敗について
以下の画面(メッセージ)が表示された場合、NWG設定サーバーの起動に失敗しています。
 Specified port(80) couldn't be used.
 Program terminated.
  この場合、いったんNWG設定サーバーを終了して下さい。
終了方法については 3-4-3 NWG設定サーバーの終了方法 を参照して下さい。
原因は以下の2通りが考えられます。
  イーサネットボードが正しく動作していない。
(TCP/IPプロトコルが正しくセットアップされていない。)
イーサネットボードが正しく動作していない、あるいはTCP/IPプロトコルが正しくセットアップされていないとNWG設定サーバーは起動に失敗します。
NWG設定サーバーを起動する前に、イーサネットボードまたはTCP/IPプロトコルが正しくセットアップされているか確認して下さい。
(イーサネットボードのマニュアルや、オペレーティングシステムのマニュアル等を参照して下さい。)
  NWG設定サーバーを起動しようとしたパソコンで、ポート番号80が使用されている。(WWWサーバー等が起動している。)
NWG設定サーバーは、初期状態でポート番号80を使用しますが、他のソフトウェア等でポート番号80が既に使用されている場合、起動に失敗します。
以下のどちらかの対処を行って下さい。
  ポート番号80を使用しているソフトウェアを終了させた後、NWG設定サーバーを起動する。
  NWG設定サーバーが使用するポート番号を変更する。
 → 3-5 NWG設定サーバーの起動オプション を参照して下さい。

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設定画面(WWWブラウザ)の起動方法

WWWブラウザを使用してNetGenesisの設定を行うにあたっての、設定画面(WWWブラウザ)の起動方法について説明します。

以下の手順でNetGenesisの設定画面を開いて下さい。
  1. WWWブラウザを起動して下さい。
     
  2. アドレス入力欄に以下のIPアドレスを入力して下さい。
     
      NWG設定サーバーを起動したパソコンでWWWブラウザを起動する場合
     → アドレス入力欄に「127.0.0.1」(半角数字)と入力して下さい。
      NWG設定サーバーを起動したパソコンとWWWブラウザを起動するパソコンが別々の場合
     → アドレス入力欄に「NWG設定サーバーを起動したパソコンのIPアドレス」(半角数字)を入力して下さい。
      この場合、WWWブラウザのキャッシュの設定(一時的にハードディスクにデータを保存する設定)を確認する必要があります。
      WWWブラウザのキャッシュの設定について を参照して下さい。
     
  3. 「NetGenesis  WWW 設定」画面が表示されます。
     
     ※1: NetGenesisが見つからない場合(「NetGenesis WWW 設定」画面の「検索結果」欄に何も表示されない場合)、4-3 NetGenesisが見つからないとき を参照して下さい。
     ※2: WWWブラウザでIPアドレスを入力してから「NetGenesis WWW設定」画面が表示されるまで、数秒〜数十秒かかります。
以上でNWG設定サーバーとWWWブラウザの起動は完了です。

第4章 NetGenesisの基本設定 へ進んで下さい。
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3-4-3 NWG設定サーバーの終了方法

NWG設定サーバーの終了方法について説明します。
  1. 「NWG設定サーバー」の画面でEnterキーを押して下さい。

  2. 「Terminate?(Y(es)/N(o))」と表示されますので、「y」(半角大文字・小文字のどちらでもかまいません)と入力して下さい。
     
    「Ctrl」+「C」キーを押すことや、[×]ボタンによる終了(強制終了)は行わないで下さい。
    NWG設定サーバーを正しくアンインストールできなくなりますので、注意して下さい。(NWG設定サーバーの作業ファイルが残ってしまうため。)
     
    「y」以外の文字を入力した場合、NWG設定サーバーは終了しません。

  3. 「NWG設定サーバー」の画面(「java」画面)に、入力した「y」が表示されていることを確認して、Enterキーを押して下さい。

    「NWG設定サーバー」の画面(「java」画面)が閉じます。
NetGenesisの設定が完了するまで、NWG設定サーバーは終了させないで下さい。

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