LAN側からPPTPクライアント接続を行うための設定

NetGenesisのLAN側PPTPクライアント(パソコン)からインターネット(WAN)側のPPTPサーバーへ接続するためにはPPTP変換を有効にする必要があります。
PPTP変換を有効に設定することにより、PPTP通信時に使用されるGREプロトコルのIPアドレス変換処理が行われるようになります。
《LAN内の複数台のパソコンからPPTPクライアント接続することが可能です。》
【 PPTPクライアント接続を行う際の注意 】
  契約しているプロバイダによっては、PPTP変換を有効に設定してもインターネット(WAN)側のPPTPサーバーへ接続できない場合があります。
  (プロバイダから自動取得したIPアドレス、あるいは割り当てられた固定IPアドレスがプライベートIPアドレスの場合や、セキュリティの問題によりプロバイダ側で遮断している場合等。)
  LAN側からPPTPクライアント接続を行う場合、あらかじめ契約しているプロバイダへ確認して下さい。
  PPTPクライアント(パソコン)の使い方や操作方法については、WindowsやMac OS等オペレーティングシステムのヘルプ等を参照して下さい。
  (オペレーティングシステムに標準搭載されていないPPTPクライアントソフトウェアを使用する際は、ソフトウェアのマニュアル等を参照して下さい。)
 
PPTP変換の設定手順
メモ)
以降、NetGenesisのLANポートIPアドレスは192.168.0.1(工場出荷値)であることを前提とします。
  LANポートIPアドレスを変更されている方は、192.168.0.1の部分を変更したLANポートIPアドレスへ置き換えて下さい。
インターネット接続の設定が完了していることを前提とします。

PPTP変換を有効にする設定を行い、「設定の更新」(再起動)を行います。

 1)

WWWブラウザを起動し、アドレス入力欄に、192.168.0.1を入力して、Enter(Return)キーを押して下さい。
 

 2)

ユーザー認証画面が表示されますので、「ユーザー名」admin(半角英小文字)と入力して「OK」ボタンをクリックして下さい。
(パスワードは空欄。)
 
   ヒント:設定画面にログオンできないときの確認

 3)

NetGenesisの設定(トップ)画面が開きます。
左のメニューの「WANポートの設定」の「WANポート 動作モード設定」をクリックして下さい。
 

4)

「WANポート 動作モード設定」
画面が表示されます。
正しい動作モード(使用しているプロバイダに合った動作モード)が選択されていることを確認して「詳細設定」ボタンをクリックして下さい。
 
 
PPPoEクライアントの場合、「PPPoE 動作モード設定」画面が表示されます。
PPTP変換を有効にするPPPoEセッションの「詳細設定」ボタンをクリックして下さい。
 

5)

選択した動作モードの設定画面が開きます。
「IPアドレス変換の設定」欄の中の「PPTP変換の設定」にある "PPTP変換を有効にする" のチェックボックスにチェックを入れて下さい。
  チェックを入れた後、「設定」ボタンをクリックして下さい。
 

6)

左のメニューの「設定の更新」(黄色文字)をクリックして下さい。
 

7)

「更新」ボタン→「再起動」ボタンの順番にクリックして下さい。
 

「NetGenesisの再起動が完了しました。」と表示されると、PPTP変換を有効にする設定は完了です。
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