7-3 ユーザーの登録


ユーザー(RASクライアント)の登録について説明します。

  ※ ユーザー登録画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


「RASサーバーIP接続の設定」画面で、[ユーザー登録]ボタンをクリックして下さい。




以下の各項目を参照して下さい。

  ユーザーの新規登録
  ユーザー登録情報の編集(修正)
  ユーザー登録情報の削除

登録可能なユーザー数は、最大64ユーザーです。
ユーザー登録情報はシリアルポート1・シリアルポート2共通です。

RASサーバーIP接続の各設定について(第7章) へ戻る


ユーザーの登録が全て完了しましたら、7-4 自動切断の設定 へ進んで下さい。



  ユーザーの新規登録

以下の手順でユーザー(RASクライアント)の登録を行って下さい。
  1. ユーザー名とパスワードを入力します。

      ユーザー名
    登録するユーザー(RASクライアント)のユーザー名を、半角英数字(最大30文字)で入力して下さい。
      パスワード/パスワード再入力
    登録するユーザー(RASクライアント)のパスワードを、半角英数字(最大30文字)で入力して下さい。

    ユーザー名とパスワードを入力する際、半角大文字と小文字を間違えないように注意して下さい。
    半角大文字・小文字を間違えると接続できません。

    備考 〜 パスワード入力欄の表示について 〜
    一度本画面を閉じた後に再度開くと、[パスワード]及び[パスワード再入力]欄は、入力したパスワードの文字数に関係なく「*」が表示されます。
    【 参考例 】
    ・Internet Explorer (Windows) 「*」が8個表示されます。
    ・Netscape Communicator (Windows、Macintosh)
    ・Internet Explorer (Macintosh)
    「*」が16個表示されます。


  2. 着信するシリアルポートを指定します。

    どのシリアルポートで着信するか、選択して下さい。




  3. コールバック接続の設定を行います。

    登録するユーザー(RASクライアント)が、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000のRASクライアント(ダイヤルアップネットワーク等)、またはNetGenesisの場合にのみ、コールバック接続を行うことができます。

    コールバック接続は以下のような動作をします。



    以下の中から、登録するユーザー(RASクライアント)にあわせてコールバックの設定を行って下さい。


      コールバックを許可しない
    ユーザー(RASクライアント)に、コールバック接続を許可しません。
    そのまま[コールバックを許可する]にチェックを入れず、RASサーバー側とユーザー(RASクライアント)側の設定について へ進んで下さい。

      クライアントから指定された電話番号へコールバックする
    接続時に、ユーザー(RASクライアント)が指定した電話番号へ、コールバック接続を行います。
    [コールバックを許可する]にチェックを入れ、[クライアントから電話番号を指定]を選択して下さい。
    RASサーバー側とユーザー(RASクライアント)側の設定について へ進んで下さい。

      事前に登録した電話番号へコールバックする
    RASクライアントがどの電話番号から接続してきても、あらかじめ登録した電話番号へ、コールバック接続を行います。
    [コールバックを許可する]にチェックを入れ、[事前に電話番号を登録]を選択して下さい。
    [電話番号]欄に、コールバック先の電話番号を(RASクライアントの電話番号)を、半角数字で入力して下さい。
    電話番号を間違えないよう注意して下さい。
    間違った電話番号を設定した場合、間違った電話番号にコールバックしてしまいます。
    RASサーバー側とユーザー(RASクライアント)側の設定について へ進んで下さい。


      RASサーバー側とユーザー(RASクライアント)側の設定について
    コールバックの設定は、必ずRASクライアント側と同じ設定にして下さい。
    サーバーとクライアントの設定が一致しないと、接続できませんので注意して下さい。
    設定が一致しない場合は、以下の表のような動作をします。
       Case1)  ユーザー(RASクライアント)がWindows 95/98/Me標準のダイヤルアップネットワークの場合
      NetGenesis RASサーバーの設定
    コールバックを
    許可しない
    クライアントから
    電話番号を指定
    事前に電話番号
    を登録
    Windows 95
    Windows 98
    Windows Me
    RASクライアント
    動作・操作
    コールバック
    ポップアップ画面で
    [OK]
    クライアント指定先へ
    コールバック接続
    RASサーバーに
    事前に登録した
    電話番号へ
    コールバック接続
    コールバック
    ポップアップ画面で
    [キャンセル]
    コールバック
    なしで接続
    接続不可
    (回線切断)
    ポップアップ画面
    なし
    コールバック
    なしで接続
       Case2)  ユーザー(RASクライアント)がWindows NT4.0標準のダイヤルアップネットワーク(リモートアクセス)の場合
      NetGenesis RASサーバーの設定
    コールバックを
    許可しない
    クライアントから
    電話番号を指定
    事前に電話番号
    を登録
    Windows NT4.0
    RASクライアント
    動作・操作
    LCP拡張なし
    (コールバックなし)
    コールバック
    なしで接続
    コールバック
    なしで接続
    接続不可
    (回線切断)
    LCP拡張あり
    (コールバックあり)
    コールバック
    なしで接続
    RASサーバーに
    事前に登録した
    電話番号へ
    コールバック接続
    LCP拡張あり

    ポップアップ画面で
    [キャンセル]
    コールバック
    なしで接続
    LCP拡張あり

    ポップアップ画面で
    コールバック先
    を指定
    クライアント指定先へ
    コールバック接続
       Case3) ユーザー(RASクライアント)がWindows 2000標準のダイヤルアップ接続の場合
      NetGenesis RASサーバーの設定
    コールバックを
    許可しない
    クライアントから
    電話番号を指定
    事前に電話番号
    を登録
    Windows 2000
    RASクライアント
    動作・操作
    コールバックしない
    LCP拡張使う
    コールバック
    なしで接続
    コールバック
    なしで接続
    RASサーバーに
    事前に登録した
    電話番号へ
    コールバック接続
    コールバックしない
    LCP拡張なし
    コールバック
    なしで接続
    コールバック
    なしで接続
    接続不可
    (回線切断)
    コールバックの
    確認をサーバーから
    受けてから決める
    LCP拡張使う
    コールバック
    なしで接続
    電話番号入力画面で
    コールバック先を入力
    コールバック接続
    (設定一致)
    RASサーバーに
    事前に登録した
    電話番号へ
    コールバック接続
    コールバックの
    確認をサーバーから
    受けてから決める
    LCP拡張なし
    コールバック
    なしで接続
    コールバック
    なしで接続
    接続不可
    (回線切断)
    常に次の番号に
    コールバックする
    LCP拡張使う
    コールバック
    なしで接続
    コールバック
    して接続
    RASサーバーに
    事前に登録した
    電話番号へ
    コールバック接続
    常に次の番号に
    コールバックする
    LCP拡張なし
    コールバック
    なしで接続
    コールバック
    なしで接続
    接続不可
    (回線切断)
       Case4)  ユーザー(RASクライアント)がNetGenesisのRASクライアントの場合
      NetGenesis RASサーバーの設定
    コールバックを
    許可しない
    クライアントから
    電話番号を指定
    事前に電話番号
    を登録
    NetGenesis
    RASクライアント
    設定
    コールバック要求
    しない
    コールバック
    なしで接続
    コールバック
    なしで接続
    接続不可
    (回線切断)
    事前に設定した
    電話番号へ
    コールバック
    接続不可
    (回線切断)
    接続不可
    (回線切断)
    RASサーバーに
    事前に登録した
    電話番号へ
    コールバック接続
    クライアントから
    電話番号を指定
    接続不可
    (回線切断)
    クライアント指定先へ
    コールバック接続
    RASサーバーに
    事前に登録した
    電話番号へ
    コールバック接続
    4へ進んで下さい。


  4. コールバックの設定が終わりましたら、[追加]ボタンをクリックして下さい。

    設定内容が登録リストに追加されます。


以上で1ユーザー(RASクライアント)の登録は完了です。

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ユーザーの登録が全て完了しましたら、7-4 自動切断の設定 へ進んで下さい。



  ユーザー登録情報の編集(修正)

登録済みのユーザー(RASクライアント)の情報を修正したい場合、以下の手順で行って下さい。
  1. 「登録リスト」欄の中から、修正するユーザー(RASクライアント)の情報を選択して[編集]ボタンをクリックして下さい。




  2. 選択したユーザー(RASクライアント)の情報が各設定欄に表示されますので、必要に応じて修正を行って下さい。



    備考 〜 パスワード入力欄の表示について 〜
    一度本画面を閉じた後に再度開くと、[パスワード]及び[パスワード再入力]欄は、入力したパスワードの文字数に関係なく「*」が表示されます。
    【 参考例 】
    ・Internet Explorer (Windows) 「*」が8個表示されます。
    ・Netscape Communicator (Windows、Macintosh)
    ・Internet Explorer (Macintosh)
    「*」が16個表示されます。


  3. 修正が終わりましたら、[追加]ボタンをクリックして下さい。

    修正した内容が「登録リスト」に追加されます。


以上でユーザー(RASクライアント)の情報の修正は完了です。

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  ユーザー登録情報の削除

登録済みのユーザー(RASクライアント)の情報を削除したい場合、削除するユーザーの情報を選択して[削除]ボタンをクリックして下さい。



削除を行った場所は、そのまま空欄になります。
新たにユーザー(RASクライアント)の登録を行うと、その空欄の場所に登録されます。


以上でユーザー(RASクライアント)の情報の削除は完了です。

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