WANポートのルーティング設定

WANポートのルーティング(スタティックルーティング)設定について説明します。
 
NetGenesisを利用してインターネットへ接続する場合、本設定は不要です。
ISPから提供された資料にルーティング情報を設定するよう指示がある場合、またはNetGenesisをローカルルータとして利用し、かつルーティング情報の設定が必要な場合にのみ、設定を行って下さい。

設定を行う場合は、「WANポートのルーティング設定」欄の中の[スタティックルーティング]ボタンをクリックして下さい。

以下の内容を参照して下さい。
 デフォルトゲートウェイの設定・・・
 ルーティングテーブルの設定
  DHCPクライアント機能を使用する場合、設定する必要ありません。
(デフォルトゲートウェイ固定・最優先・メトリック1固定のため。)

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デフォルトゲートウェイの設定

デフォルトゲートウェイの設定について説明します。
 
以降、各画面は設定例です。
既存のLANやISPからの情報等を元に設定して下さい。

以下の手順で設定を行って下さい。
  1. [WAN上のデフォルトゲートウェイを使う」にチェックが入っていること、及び[デフォルトゲートウェイ]欄にIPアドレス(※1・※2)が入っていることを確認して下さい。


     
    「デフォルトゲートウェイ」欄に表示されるIPアドレスは、それぞれ以下の通りです。
     
      「IPアドレス固定(1〜16個)の設定」または「アンナンバード(unnumbered)の設定」を行った場合
      「WAN側ネットワークの設定」欄の中の「デフォルトゲートウェイ」欄に入力したIPアドレスが表示されます。
     
      「ローカルルータの設定」を行った場合
      「WANポートのIPアドレス設定」欄の中の「デフォルトゲートウェイ」欄に入力したIPアドレスが表示されます。
     
  2. メトリック(ルーティングの優先順位)の設定を行います。
      [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータ以外、ルーティング先がない場合
      そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
      [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータ以外にも、ルーティング先がある場合(RIP機能と併用)
     
      [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータを最優先にする場合、そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
      他のルータ等を優先させる場合、環境に応じてメトリック値を選択して下さい。
    WAN側へのRIP広告はローカルルータとして利用するときのみ有効です。
    RIP機能については 7-6 RIPの設定 を参照して下さい。
以上で設定は完了です。

「ルーティングの設定(WANポート)」画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。

(ルーティングテーブルの設定を行う場合は次項 ルーティングテーブルの設定 を参照して下さい。)
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ルーティングテーブルの設定

ルーティングテーブルの設定について説明します。
 
以降、各画面は設定例です。
既存のLANやISPからの情報等を元に設定して下さい。
 
WANポートにルーティングテーブルのみを設定する場合
(デフォルトゲートウェイを設定しない場合)
  「WAN上のデフォルトゲートウェイを使う」のチェックを外して下さい。
 

以下の内容を参照して下さい。
 ルーティングテーブルの新規登録
 ルーティングテーブルの編集(修正)
 ルーティングテーブルの削除

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ルーティングテーブルの新規登録

以下の手順でルーティングテーブルの登録を行って下さい。
 
登録可能なテーブル情報数は最大8個です。
  1. 「ルーティングテーブル設定」欄の中の[IPアドレス]と[サブネットマスク]に、それぞれ登録するIPアドレスとサブネットマスクを半角数字で入力して下さい。


     
    IPアドレスとサブネットマスクの組み合わせにより、ネットワークアドレスが決定します。
     
  2. [ゲートウェイアドレス]欄に、ゲートウェイのIPアドレス(WANポート側・他のルータのIPアドレス)を半角数字で入力して下さい。


     
  3. メトリック(ルーティングの優先順位)の設定を行います。
      [ゲートウェイアドレス]に設定したルータ以外、ルーティング先がない場合
      そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
      [ゲートウェイアドレス]に設定したルータ以外にも、ルーティング先がある場合(RIP機能と併用)
     
      [ゲートウェイアドレス]に設定したルータを最優先にする場合、そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
      他のルータ等を優先させる場合、環境に応じてメトリック値を選択して下さい。
    WAN側へのRIP広告はローカルルータとして利用するときのみ有効です。
    RIP機能については 7-6 RIPの設定 を参照して下さい。

     
  4. [追加]ボタンをクリックして下さい。

    設定内容が登録リストに追加されます。
以上でルーティングテーブルの登録は完了です。

「ルーティングの設定(WANポート)」画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。

(デフォルトゲートウェイの設定を行う場合は前項 デフォルトゲートウェイの設定 を参照して下さい。)
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ルーティングテーブルの編集(修正)

登録済みのルーティングテーブル情報を修正したい場合、以下の手順で行って下さい。
  1. 「登録リスト」欄の中から、修正するルーティングテーブル情報を選択して、[編集]ボタンをクリックして下さい。



     
  2. 選択したルーティングテーブル情報が各設定欄に表示されますので、必要に応じて修正を行って下さい。



     
  3. 修正が終わりましたら[追加]ボタンをクリックして下さい。

    修正した内容が「登録リスト」に追加されます。

以上でルーティングテーブル情報の修正は完了です。
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ルーティングテーブルの削除

登録済みのルーティングテーブル情報を削除したい場合、削除するルーティングテーブル情報を選択して[削除]ボタンをクリックして下さい。
 
削除を行った場所は、そのまま空欄になります。
新たにルーティングテーブルの登録を行うと、その空欄の場所に登録されます。

以上でルーティングテーブル情報の削除は完了です。
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