5-3.スタティックルーティング設定 [送信先IPアドレスによる振り分け]

送信先のIPアドレス(ネットワークアドレス)で通信を振り分ける、スタティックルーティング設定について説明します。

以降、PPPoEマルチセッション機能を使用し、PPPoE ポート2(セッション2)からフレッツVPNワイドへ接続するために必要なルーティング情報(テーブル)を登録する例を元に説明します。

PPPoE ポート2(セッション2)に、フレッツVPNワイドのルーティング情報(テーブル)を登録することにより、以下のように動作します。
  NetGenesisのLAN側からフレッツVPNワイドの接続先拠点宛の通信が発生した場合
 
 → PPPoE ポート2(セッション2)に登録したルーティング情報(テーブル)により、PPPoE ポート2(セッション2)を経由してフレッツVPNワイドへTCP/IPパケットを送ります。
  NetGenesisのLAN側からインターネット宛(フレッツVPNワイド以外宛)の通信が発生した場合
 
 → デフォルトゲートウェイに設定されているPPPoE ポート1(セッション1)を経由して、ISPへTCP/IPパケットを送ります。

以下の手順で設定を行って下さい。

  1. 「PPPoEポート 動作モード設定」画面内の[スタティックルーティング設定]のリンクをクリックする、





    または、設定画面のメニューの「ルーティングの設定」の中の、[スタティックルーティング設定]をクリックして下さい。


     
  2. 「スタティックルーティング設定」画面が表示されますので、「PPPoE ポート2(セッション2)」欄の[編集]ボタンをクリックして下さい。


    「PPPoE ポート2(セッション2) ルーティングテーブル リスト追加・編集」画面が表示されます。



     メ モ
    「PPPoE ポート2(セッション2)をデフォルトゲートウェイに設定する」のチェックは、そのままチェックを入れないで下さい。
     
  3. ルーティング情報を登録します。
    「IPアドレス/サブネット」欄に送信先の"IPアドレス/サブネット" を入力して下さい。


     
  4. 追加ボタンをクリックして下さい。


    登録リストに追加されます。


     メ モ
    登録(追加)した情報の右横に表示されているボタン([編集]〜[最後])については 登録リストを有する画面に表示されるボタン (3-3.設定画面内のボタンの意味) を参照して下さい。
     
  5. ルーティング情報の登録しましたら、画面下の[設定]ボタンをクリックして下さい。

以上でスタティックルーティング設定は完了です。
 
 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの  設定の更新  をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  引き続き設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。
 

設定の更新・NetGenesisの再起動が完了した後、5-5.PPPoEポート情報・制御 を参照して下さい。
 
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