10-3.メール送信設定
メール送信設定について説明します。

メール送信機能について
メール送信機能を使用する場合、「NTPクライアント機能」を有効にする事を推奨します。
日時情報が合っていない状態でメールを送信すると、送信日時が不正なメールとしてメールサーバーに拒否される事がありますのでご注意下さい。
 「NTPクライアント機能」については、「10-1.時刻情報・タイマー再起動設定」 を参照して下さい。

  設定メニューの「マネージメント」より「メール送信設定」をクリックして下さい。

「メール送信設定」画面が開きます。



「メール送信機能を有効にする」にチェック入れて下さい。
各設定項目が表示されます。


  メール送信サーバー
  メール送信サーバーのアドレスを入力して下さい。

  メール送信サーバーポート番号
  メール送信サーバーのポート番号を入力して下さい。

  送信元メールアドレス
  送信元のメールアドレスを入力して下さい。
メールはここで設定したメールアドレスから送信されます。

  宛先メールアドレス
  送信先のメールアドレスを入力して下さい。
メールはここで設定したメールアドレス宛てに送信されます。

  接続保護
  SMTPサーバーへの接続保護を選択して下さい。
 
なし 暗号化しません。
TLS 暗号化にTLSを使用します。

  StartTLS(RFC 3207) 拡張をしない(チェックボックス)
  StartTLS拡張を行わない場合チェックを入れて下さい。

  認証方法
  SMTPの認証方法を選択して下さい。
 
なし 認証しません。
平文 平文で認証します。
CRAM-MD5 CRAM-MD5で認証します。

  ユーザー名、パスワード
  SMTP認証のためのユーザー名、パスワードを入力して下さい。

  メール送信グリーティングメッセージ(EHLO)に送信元メールアドレスのドメインを使用する(チェックボックス)
  SMTP接続時に送信元の名前解決を行う必要がある場合、チェックを入れて下さい。

  WANインターフェース有効時にメール送信を行う(チェックボックス)
  WAN側回線接続時にメールを送信する場合チェックを入れて下さい。
 
 チェック!
有線WAN接続でIPアドレス固定設定時はメール送信されません。

  定期メール送信機能を有効にする(チェックボックス)
  定期的にメールを送信する場合チェックを入れて下さい。
送信間隔秒に送信間隔を入力して下さい。

  時刻指定メール送信機能を有効にする(チェックボックス)
  特定のスケジュールでメールを送信する場合チェックを入れて下さい。
  毎日
  毎日送信します。
  日曜〜土曜
  曜日を指定して送信します。
  メール送信実施時刻
  送信を実行する時刻を入力して下さい。  
 
 チェック!
「時刻指定メール送信機能」は、「NTPクライアント機能」による時刻情報取得が正常に行われた場合にのみ動作します。
 「NTPクライアント機能」については、.10-1.時刻情報・タイマー再起動設定 を参照して下さい。

  装置起動時のメール送信を有効にする(チェックボックス)
  システム再起動時にメールを送信する場合チェックを入れて下さい。

  プロセス再起動時のメール送信を有効にする(チェックボックス)
  プロセス再起動時にメールを送信する場合チェックを入れて下さい。

  有線LANのLinkUP/LinkDOWNによるメール送信を有効にする(チェックボックス)
  有線LANポートのリンクアップ/リンクダウン時にメールを送信する場合チェックを入れて下さい。

  メール送信テストを行う(ボタン)
  メール送信テストを行うためのボタンです。

  設定保存(ボタン)
  設定内容を保存します。
ボタンを押すと、「設定は正常に保存されました。変更を動作に反映させるためには、本機を再起動する必要があります。」と表示されます。
すぐに設定を反映させる場合は[今すぐ再起動]ボタンを、引き続き設定を行う場合は[後で再起動]ボタンをクリックして下さい。

メールの内容例
件名:MR-GM2 00:10:38:xx:xx:xx Status ←MR-GM2のLANポートMACアドレス
   
WAN interface Active ←メール送信のトリガー
Uptime    0days:1:21:56s ←起動経過時間
Version    v3.00.00(MR001) ←ファームウェアバージョン
Build    Thu Mar 26 16:24:39 JST 2020  
Config Version    Default:15 Current:15  
Loadavg    0.37 0.25 0.20 1/41 ←システム負荷
RAM used    15528 KB / 59240 KB ←RAM使用量
ROM used    mtd1:  3731 KB / 10240 KB ←ROM使用量
            mtd2:  277 KB / 4096 KB  
NTP    Synchronized ←NTPクライアントの同期状態
WAN  
Mode    Mobile Card(USB) ←WAN接続モード
CNUM    080******** ←電話番号
SQ    4 ←電波強度(アンテナ)
RSSI    -51dBm ←電波強度(RSSI)
IP Address    ***.***.***.*** ←WAN側IPアドレス
WLAN  
Primary SSID    MR-GM2 ←無線LANのSSID
Mode    AP ←無線LANの動作モード
Band    2.4 GHz (B+G+N) ←無線LANの周波数
Channel    7 ←無線LANのチャンネル番号
Security    WPA2 Mixed ←無線LANの暗号モード
BSSID    00:10:38:xx:xx:xx  
Clients    0 ←無線LANに接続しているクライアント数
LAN  
IP Address    192.168.0.1 ←LANポートIPアドレス
SubnetMask    255.255.255.0  
Mac Address    00:10:38:xx:xx:xx ←LANポートMACアドレス
DHCP Server    Active ←DHCPサーバーの状態
  ※メール送信時に情報が取得できていない項目は「Unknown」と記述されます。

メール送信のトリガーについて
メールの先頭に、メール送信のトリガー(要因)が記載されます。
WAN interface Active WANインターフェースが有効になったため。
Smtpexec Power on Started 127 seconds ago 127秒前にシステム起動したため。
Smtpexec Restarted 127 seconds ago 127秒前にプロセス起動したため。
LAN (eth0)Link Down LAN(eth0)ポートがリンクダウンしたため。
Test Mail メール送信テスト

 
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