NetGenesis SuperOPTAirの無線LAN機能をお使い頂くにあたっての重要事項と注意事項です。

以下の各項目をお読み頂き、内容をご理解頂いた上で無線LAN機能をお使い下さい。

 無線LANの電波に関する重要事項と注意事項について
 無線LANを使用する際の注意事項について
 無線LANのセキュリティについて



 
  医療機器の近くや心臓ペースメーカーを使用している人の近くで、本製品を使用しないで下さい。
医療機器や心臓ペースメーカーに電磁妨害を及ぼし、生命に危険を及ぼす可能性があります。
  本製品に取り付ける無線LANカードは、必ず「電波法に基づく認証」(小電力データ通信システムの無線設備として特定無線設備の認証)を受けている製品を使用して下さい。
  無線LANカードを使用するにあたり、以下の内容に注意して下さい。
 
 1) 「電波法に基づく認証」を受けている無線LANカードを使用する場合に限り、無線局の免許は不要です。
 2) 無線LANカードに貼ってある証明ラベルは絶対にはがさないで下さい。
 3) 本製品は日本国内でのみ使用できます。
  本製品が使用する周波数帯域では、電子レンジ等の産業・科学・医療機器のほか、工場の製造ラインなどで使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)や特定小電力無線局(免許を必要としない無線局)、アマチュア無線局が運用されています。
  万が一、他の無線局と電波干渉が発生した場合、通信速度の低下やデータの損失、伝送距離の低下等が発生する可能性があります。
  本製品の無線LAN機能を使用する際は、以下の内容に注意して下さい。
 
 1) 本製品を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局、及び特定小電力無線局が運用されていないことを確認して下さい。
 2) 万が一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合、速やかに本製品の使用周波数を変更して、電波干渉を避けて下さい。
 3) その他、本製品から移動体識別用の特定小電力無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合等、何かお困りのことが起きた際は、弊社サポートセンターへお問い合わせ下さい。
 
使用周波数帯域 2.4 GHz
変調方式 DS-SS方式
想定干渉距離 40m 以下
 ※ 本製品に取り付ける無線LANカードやご使用環境によって異なりますので、あくまでも「目安」として下さい。
周波数変更の可否 全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避可能
  電子レンジの近くで本製品を使用しないで下さい。
電子レンジから本製品の無線通信への電磁妨害が発生し、通信速度の低下やデータの損失、伝送距離の低下等が発生する可能性があります。

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  本製品の無線LAN機能が使用する電波は、一般家屋で使用されている木材やガラス等は通過しますが、金属は通過しません。
コンクリートの壁でも、内部に金属補強材が使われている場合は通過しません。
  ビルの中等の比較的広いフロアであっても、フロア内に金属製パーテーション等の遮蔽物がある場合、通信できないことがあります。
(このため、ビルの違う階同士では多くの場合、通信できません。)
  本製品を使用することにより、テレビやラジオ、電話等に雑音が入る場合、以下のように対処して下さい。
 
 ・本製品の設置場所や向きを変える。
 ・雑音が入る機器と本製品の距離を離す。
 ・雑音が入る機器と本製品の電源を、それぞれ別の場所から取る。

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本製品の工場出荷値では、無線LAN機能が有効になっており、無線LANによる本製品へのアクセスが可能な状態になっています。
本製品の無線LAN機能を使用するにあたり、WEP設定(無線通信の暗号化)とMACアドレス登録機能の設定(MACアドレスによる接続許可・拒否設定)を行うことを強く推奨します。
WEP設定とMACアドレス登録機能の設定を行うことにより、無線を使った第三者による電波の不正傍受や回線の不正使用等を防ぐことができます。

WEP設定とMACアドレス登録機能の設定については、パソコン側の設定(無線LANカードの導入やTCP/IP設定等)や各ソフトウェア(WWWブラウザ等)の設定が完了した後、3.IEEE 802.11b セキュリティ設定 を参照して下さい。
 注意) WEP設定を行う場合、本製品及び各パソコン等の無線端末に設定するWEPキーを、全て同じ値にして下さい。
WEPキーの値が異なると本製品と各パソコン等、各無線端末間の通信ができません。

  無線LAN機能を使用しない場合2.IEEE 802.11b 基本設定 を参照し、無線LAN機能を無効に設定して下さい。

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