16-3 ファームウェアバージョンアップについて


NetGenesisのファームウェアバージョンアップについて説明します。

ファームウェアバージョンアップを行うにあたっての注意
  バージョンアップを行う前に、NetGenesisの全ての機能の使用を中止して下さい。
その後、NetGenesis背面のシリアルポートからシリアルケーブルを外して下さい。
  必ず NetGenesisとパソコンが、1対1に接続されている状態にして下さい。
(他のネットワーク端末機器と切り離して下さい。)
  バージョンアップを実行するパソコンでは、他のアプリケーションソフトやスクリーンセーバーを終了して、バージョンアップ中には動作しないようにして下さい。
  パソコンのIPアドレスは、192.168.0.1以外のアドレスに設定して下さい。
(バージョンアップ時、NetGenesisは一時的に192.168.0.1を使用します。)
  バージョンアップ実行中に、誤ってNetGenesisやパソコンの電源をOFFにするとNetGenesisが全く動作しなくなりますので注意して下さい。


NetGenesisはファームウェアをバージョンアップすることにより、不具合の修正や機能追加等を行うことができます。

NetGenesisのファームウェアは、当社インターネットホームページから入手することができます。
ファームウェアのバージョンアップを行う前に、必ずReadmeファイルを参照して下さい。


「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)で、ファームウェアバージョンアップを行うNetGenesisを選択して、[ファームウェア バージョンアップ]ボタンをクリックすると、「ファームウェアバージョンアップ」画面が開きます。




  [設定をファイルに保存する]ボタン
画面にも表示されている通り、バージョンアップを行う前に必ずこのボタンをクリックし、設定をファイルに保存して下さい。
万が一の際の復旧作業の役に立ちます。

  「バージョンアップと同時に、設定を工場出荷値に戻す」
このチェックボックスにチェックを入れてバージョンアップを行うと、NetGenesisの各設定は工場出荷値に戻ります。
NetGenesisのIPアドレスを工場出荷値(192.168.0.1)から変更して運用していた場合や、NetGenesisのDHCPサーバーを使用していなかった場合は注意して下さい。

  [バージョンアップ開始]ボタン
上記2点、及びReadmeファイルを読み終わりましたら(ファームウェアバージョンアップの際の注意点等の確認が終わりましたら)、[バージョンアップ開始]ボタンをクリックして下さい。
ファームウェアバージョンアップが完了すると、「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)に戻ります。


※1: [ファームウェア バージョンアップ]ボタンをクリックした際に、NWG設定サーバーのバージョンとNetGenesisのファームウェアバージョンが同じと判断された場合、以下の画面が表示されます。
[戻る]ボタンをクリックすると、「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)に戻ります。
※2: 何らかの原因でファームウェアに障害が発生している場合、以下の画面が表示されます。(例えば、NetGenesisの設定更新中に電源がOFFになってしまった場合等。)
[バージョンアップ開始]ボタンをクリックすることにより、ファームウェアの復旧を行うことができます。(NetGenesisの全ての設定が工場出荷値に戻ります。)
※3: 管理者用パスワードを設定している場合、以下の画面が表示されます。
管理者用パスワードを入力して[OK]ボタンをクリックして下さい。
「ファームウェアバージョンアップ」画面が開きます。

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