12-5 設定を工場出荷値に戻す


NetGenesisの設定を工場出荷値に戻す手順について説明します。

LANポート設定を工場出荷値に戻す際の注意

LANポート設定を工場出荷値に戻すと、LANポートIPアドレスが「192.168.0.1」に戻り、LANポートの全ての設定が工場出荷値に戻ります。
既存のLANによってはIPアドレスの重複等、問題が発生する恐れがありますので注意して下さい。
(LANポート設定を工場出荷値に戻す際は、NetGenesisにパソコンを1台だけ接続すると良いでしょう。)


設定をはじめからやり直したい場合等に行うと良いでしょう。

「NetGenesisの設定」画面で、工場出荷値に戻したいポートの[工場出荷設定に戻す]ボタンをクリックして下さい。




[シリアルポートxを使用する]欄の中の、[工場出荷設定に戻す]ボタンをクリックした場合、以下の画面が表示されます。(RASサーバーIP接続の設定を行っている・行っていないにかかわらず表示されます。)



  RASサーバーIP接続の設定を行っていない場合
[はい]ボタンをクリックして下さい。

  RASサーバーIP接続の設定を行っている場合
ユーザー情報(RASクライアント)の設定を工場出荷設定に戻す(消去する)場合は[はい]ボタンを、残す場合は[いいえ]ボタンをクリックして下さい。

簡単設定について

ISPへ接続する場合、[簡単設定]ボタンをクリックすることにより、全ての設定を工場出荷値に戻し、かつダイヤルアップIP接続の設定をはじめからやり直すことができます。

[簡単設定]は、NetGenesisの各設定を工場出荷値に戻すと同時に、主に以下の設定を行います。
  シリアルポート1を使用する。
  ダイヤルアップIP接続(ISP・端末型)の設定。
(ユーザー名、パスワード、アクセスポイント、DNSサーバーの設定。)
  回線の種類の選択。
  モデム/TAの設定。
  自動接続 有効/無効の設定。
  他の設定は全て工場出荷値となります。
(DHCPサーバー:使用する、NetGenesisのLANポートIPアドレス:192.168.0.1等)
簡単設定を行う場合は、インフォメーション画面で[はい]ボタンをクリックして下さい。
簡単設定については、付属の「クイックスタートガイド」を参照して下さい。
「簡単設定」を行うと「簡単設定」で設定した内容以外、全ての設定が工場出荷値に戻ります。
(NetGenesisのLANポートIPアドレスが「192.168.0.1」に戻る、SYSLOGの設定がクリアされる等。)
既存のLANによってはIPアドレスの重複等、問題が発生する恐れがありますので注意して下さい。
(LANポート設定を工場出荷値に戻す際は、NetGenesisにパソコンを1台だけ接続すると良いでしょう。)

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12-6 シリアルポート間の設定コピー


NetGenesisのシリアルポート間で、設定をコピーする手順について説明します。

  シリアルポート2の設定をシリアルポート1にコピーする場合
[シリアルポート2の設定をコピー]ボタンをクリックして下さい。

  シリアルポート1の設定をシリアルポート2にコピーする場合
[シリアルポート1の設定をコピー]ボタンをクリックして下さい。

   例えば、シリアルポート1にモデムを接続してRASサーバーIP接続で使用していて、新たにシリアルポート2にも同じモデムを接続する(2つのシリアルポートをRASサーバーIP接続として使用する)といった場合に、設定の手間を省くことができます。
  

設定内容は全て上書きコピーされますので注意して下さい。

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