5-4.ソースルーティング設定 [送信元IPアドレスによる振り分け]

以下の例を元に、ソースルーティング設定について説明します。
 
 
 
 
IPアドレス192.168.0.1〜192.168.0.127(NetGenesisのLANポートIPアドレス192.168.0.1も含む)からの通信は、PPPoEポート1(セッション1)へルーティングする。
 
IPアドレス192.168.0.128〜192.168.0.254からの通信は、PPPoEポート2(セッション2)へルーティングする。
 

本設定例では、スタティックルーティング設定 で「PPPoEポート1(セッション1)をデフォルトゲートウェイに設定する」にチェックが入っていることを前提として説明しています。(工場出荷値:チェック有)


以下の手順で設定を行って下さい。
  1. 「PPPoEポート 動作モード設定」画面内の[ソースルーティング設定]のリンクをクリックする、





    または、設定画面のメニューの「ルーティングの設定」の中の、[ソースルーティング設定]をクリックして下さい。


     
  2. 「ソースルーティング設定」画面が表示されますので、「ソースルーティング機能を使用する」にチェックを入れ、「登録リスト」欄の[編集]ボタンをクリックして下さい。


    「ソースルーティング リスト追加・編集」画面が表示されます。


     
  3. PPPoEポート2(セッション2)へルーティングするIPアドレス/サブネットを登録します。


    「IPアドレス/サブネット」入力欄に「192.168.0.128/25」を入力し、「ルーティング先ポート」で「PPPoE2」を選択して下さい。




     
  4. 追加ボタンをクリックして下さい。


    登録リストに追加されます。


     メ モ 
    登録(追加)した情報の右横に表示されているボタン([編集]〜[最後])については 登録リストを有する画面に表示されるボタン (3-3.設定画面内のボタンの意味) を参照して下さい。
     
  5. 設定が完了しましたら、画面下の[設定]ボタンをクリックして下さい。

 

本設定例では、スタティックルーティング設定 で「PPPoEポート1(セッション1)をデフォルトゲートウェイに設定する」にチェックが入っていることを前提として説明しています。(工場出荷値:チェック有)
PPPoEポート1(セッション1)をデフォルトゲートウェイに設定しない場合は、以下の登録も必要になります。
 
 ソースIPアドレス/サブネット :192.168.0.0/25
 ルーティング先ポート :PPPoE1


以上でソースルーティング設定は完了です。
 
 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの   設定の更新   をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  引き続き設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。
 



設定の更新・NetGenesisの再起動が完了した後、5-5.PPPoEポート情報・制御 を参照して下さい。
 
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