初めてLANを構築する例
初めてLANを構築する例について説明します。
この場合、NetGenesisのDHCPサーバーを利用すると良いでしょう。
初めてLANを構築する方や、ネットワークについてあまり詳しくない方は、この構成例を参考にLANを構築すると良いでしょう。
DHCPサーバーを利用することにより、LAN内の各パソコンのTCP/IP設定が容易になります。
メ モ
DHCPサーバーを利用する場合、各パソコンのTCP/IP設定は「IPアドレスを自動的に取得」や「DHCPサーバーを参照」に設定するだけで完了となります。
複数のパソコンを設定する際の手間や設定ミスを減らすことができます。
NetGenesisは「DHCPサーバーを使用する」が工場出荷値です。
NetGenesisの設定、各パソコンの設定は以下のようになります。
NetGenesisの設定
設定内容
LANポートIPアドレス
192.168.0.1/24
(工場出荷値・変更する必要無し)
※「/24」は「255.255.255.0」に該当します。
DHCPサーバー
使用する
(工場出荷値・変更する必要無し)
DHCPサーバーの工場出荷値については
こちら
を参照して下さい。
(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)
WANポート
設定内容は契約しているプロバイダ等によって異なります。
WANポートの設定(「4.Bフレッツやフレッツ・ADSL等へ接続する」〜「9.2つの異なるネットワークを接続する」)を参照して下さい。
各パソコン(パソコン1〜3)のTCP/IP設定
設定内容
IPアドレス
Windows 98/Me
→
「IPアドレスを自動的に取得」
Windows 2000/XP
→
「IPアドレスを自動的に取得する」
「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」
Mac OS
→
「DHCPサーバーを参照」
NetGenesisのDHCPサーバーから自動取得する内容
・IPアドレス
:
192.168.0.2〜192.168.0.254の中の1つ。
・サブネットマスク
:
255.255.255.0
・ゲートウェイ
:
192.168.0.1
・DNSサーバー
:
192.168.0.1
サブネットマスク
ゲートウェイ
(デフォルトゲートウェイ)
(ルータアドレス)
DNSサーバー
(ネームサーバー)
Windows XP のTCP/IP設定画面例
Mac OS X のTCP/IP設定画面例
NetGenesisの設定を行うにあたって
NetGenesisの設定は、NetGenesis内部のフラッシュROMに書き込まれます。
よって、LAN内の各パソコンでNetGenesisの設定を行う必要はありません。
LAN内の1台のパソコンからNetGenesisの設定を1度だけ行えば、各パソコンで共用することができます。
イメージ図
LAN内の各パソコンで必須となるのは、TCP/IP設定とWWWブラウザやメールソフトウェア等の設定です。
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