12-3 ファームウェアバージョンアップ

NetGenesisのファームウェアバージョンアップについて説明します。

ファームウェアバージョンアップを行うにあたっての注意
  インターネットとの通信(データ転送)を行わないようにして下さい。
  必ず NetGenesisとパソコンが、1対1に接続されている状態にして下さい。
(他のネットワーク端末機器と切り離して下さい。)
  バージョンアップを実行するパソコンでは、他のアプリケーションソフトやスクリーンセーバーを終了して、バージョンアップ中には動作しないようにして下さい。
アンチウィルスソフトウェアが常駐している場合、いったん終了させて下さい。
  パソコンのIPアドレスは、192.168.0.1以外のアドレスに設定して下さい。
(バージョンアップ時、NetGenesisは一時的に192.168.0.1を使用します。)
  バージョンアップ実行中に、誤ってNetGenesisやパソコンの電源をOFFにするとNetGenesisが全く動作しなくなりますので注意して下さい。


NetGenesisはファームウェアをバージョンアップすることにより、不具合の修正や機能追加等を行うことができます。

 
NetGenesisのファームウェアは、当社インターネットホームページから入手することができます。
ファームウェアのバージョンアップを行う前に、必ずReadmeファイルを参照して下さい。

「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)で、ファームウェアバージョンアップを行うNetGenesisを選択して、[ファームウェア バージョンアップ]ボタンをクリックすると、「ファームウェアバージョンアップ」画面が開きます。

 


  [設定をファイルに保存する]ボタン
画面にも表示されている通り、バージョンアップを行う前に必ずこのボタンをクリックし、設定をファイルに保存して下さい。
何らかのトラブルによって、NetGenesisの設定内容が工場出荷値に戻ってしまった場合等に、保存した設定ファイルを使用して設定内容を復旧させることができます。
  「バージョンアップと同時に、設定を工場出荷値に戻す」のチェックボックス
このチェックボックスにチェックを入れてバージョンアップを行うと、NetGenesisの各設定は工場出荷値に戻ります。
NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値(192.168.0.1)から変更して運用していた場合や、NetGenesisのDHCPサーバーを使用していなかった場合は注意して下さい。
  [バージョンアップ開始]ボタン
上記2点、及びReadmeファイルを読み終わりましたら(ファームウェアバージョンアップの際の注意点等の確認が終わりましたら)、[バージョンアップ開始]ボタンをクリックして下さい。
ファームウェアバージョンアップが完了すると、「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)に戻ります。

※1: [ファームウェア バージョンアップ]ボタンをクリックした際に、NWG設定サーバーのバージョンとNetGenesisのファームウェアバージョンが同じと判断された場合、右の画面が表示されます。

[戻る]ボタンをクリックすると、「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)に戻ります。
※2: 何らかの原因でファームウェアに障害が発生している場合、右の画面が表示されます。(例えば、NetGenesisの設定更新中に電源がOFFになってしまった場合等。)

[バージョンアップ開始]ボタンをクリックすることにより、ファームウェアの復旧を行うことができます。
(NetGenesisの全ての設定が工場出荷値に戻ります。)
※3: 管理者用パスワードを設定している場合、右の画面が表示されます。

管理者用パスワードを入力して[OK]ボタンをクリックして下さい。

「ファームウェアバージョンアップ」画面が開きます。

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