14-2.ポートベースVLAN設定
各ポートをグループ化するための設定について説明します。
本設定を行うことにより、異なるグループとの通信を遮断することが可能になり、プライバシー侵害やウィルス・ワーム等の2次感染を予防することが可能になります。
 VLAN 未設定時)
    



 



HUBポート(L1〜L4)の通信は特に制限無し。
  プライバシー侵害やウィルス・ワーム等の2次感染の恐れ有り。
 VLAN 設定時)
    



 



異なるグループ間の通信を遮断。
 
  L1 L2 L3 L4
L1 × ×
L2 × ×
L3 × ×
L4 × ×
L1L2は同じグループなので通信可能。
L3L4は同じグループなので通信可能。
  プライバシー侵害やウィルス・ワーム等の2次感染を予防することが可能。
 
 ※ HUBポート(L1〜L4)だけでなく、ルータポートも含めてグループ化することが可能です。
  (インターネット接続不許可のグループを作成することも可能です。)
  詳しくは 設定方法 を参照して下さい。

【 設定方法 】
  1. メニューの「HUBポートの設定」をクリックして、[VLAN設定]をクリックして下さい。
    「ポートベースVLAN設定」画面が開きます。
     
  2. [ポートベースVLAN機能を使用する]にチェックを入れて下さい。
     
  3. グループ化するポートにチェックを入れ、[有効]にチェックを入れて下さい。
    ([有効]にチェックを入れないと、そのグループが有効になりません。)

    最大5グループまで作成可能です。


     参考:VLAN設定例

      L1〜L4 HUBの各ポートです。
      ルータ NetGenesis内部のLANポートです。

       各ポートの(NetGenesis内部の)位置関係は以下のようになっています。  
      

     端末−
    各ポートの位置関係(略図)
    HUBポート
    (L1〜L4)
    ルータポート
    (LANポート)
    <ルータ処理> WANポート

    −インターネット
     
       例えば、NetGenesisのLAN内(HUBポート側)からインターネット接続を行う場合、L1〜L4からルータポート(LANポート)を経由し、内部でルータ処理が行われた後にWANポートへ出力されます。  
     
     チェック!
    グループのインターネット接続(及び設定画面へのログオン)を許可する場合、必ず「ルータ」ポートにチェックを入れて下さい。
    ルータポート インターネット接続 設定画面へのログオン
    チェック有り
    チェック無し × ×

設定が完了した後、[設定]ボタンをクリックして下さい。
 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの   設定の更新   をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  (NetGenesisの再起動中を行うと(NetGenesisの)HUBがリセットされ、一度リンクが切れます。)
  引き続き設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。

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