14-1-1.ポートベース優先度の設定
NetGenesisの各ポート(L1~L4、ルータ)毎に、通信の優先度("高・中・通常・低" の4段階)を割り当てるための設定について説明します。
本設定を行うことにより、外部公開用サーバーの通信を優先させることや、特定のパソコンの通信を優先させること等が可能となります。
ポートベース優先度を設定した例)
QoS設定は「通信速度が遅い回線」では、十分な効果が得られない場合があります。
 
  1. メニューの「HUBポートの設定」をクリックして、[QoS設定]をクリックして下さい。
    「QoS設定」画面が開きます。

     
  2. [ポートベース優先度]を選択して下さい。

     
     チェック!
    ポートベース優先度とタグベース優先度の併用はできません。
     
  3. [帯域保証]で[▼]をクリックし、優先度 "高:低" の通信比率を選択して下さい。

    "優先度・高" のポートと "優先度・低" のポートの通信が同時に発生した場合、"優先度・低" のポートの通信が1回処理されるのに対し、"優先度・高"のポートの通信はn回処理されます。(n = 15/10/5/2)

     
  4. 「優先度ポートの組み合わせ」を設定して下さい。

    選択したポート間の通信が"優先度・高"になります。

       L1~L4 HUBの各ポートです。
       ルータ NetGenesis内部のLANポートです。
      全て L1~L4、ルータポート全てを対象とします。

       各ポートの(NetGenesis内部の)位置関係は以下のようになっています。
      

     端末-
    各ポートの位置関係(略図)
    HUBポート
    (L1~L4)
    ルータポート
    (LANポート)
    <ルータ処理> WANポート

    -インターネット
       例えば、NetGenesisのLAN内(HUBポート側)からインターネット接続を行う場合、L1~L4からルータポート(LANポート)を経由し、内部でルータ処理が行われた後にWANポートへ出力されます。

    ポートの組み合わせ例)

    「L1 - L2ポート」間の通信が"優先度・高"になります。
    「L1 - ルータポート」間の通信が"優先度・高"になります。
    「L1 - 全てのポート」間の通信が"優先度・高"になります。
     
     メ モ 
    ポートの組み合わせは4つまで登録可能です。
     
     チェック!
    QoS設定と速度制限設定の両方を行った場合、通信速度の遅い方が優先されます。

設定が完了した後、[設定]ボタンをクリックして下さい。
設定が完了した後、[設定]ボタンをクリックして下さい。
 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの   設定の更新   をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  (NetGenesisの再起動中を行うと(NetGenesisの)HUBがリセットされ、一度リンクが切れます。)
  引き続き設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。

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